Form 4シリーズ
造形から後処理まで、包括的な3Dプリント体験をお届け
Form 2からForm 4にアップグレードすることで、スピードやスループット、コストパフォーマンスの向上、高い信頼性と豊富な材料など、さまざまなメリットがあります。
機能向上
Form 4 vs. Form 3
Form 4のLow Force Display™プリントエンジンでは、ほとんどのプリントが2時間以内に完了。これはForm 2の12〜18時間に比べると圧倒的なスピードで、1日により多くの部品生産、設計変更へのより迅速な対応、機器追加なしでスループットの向上が可能です。
「Form 4では造形速度が劇的に向上したことで、製造サイクルの大幅な高速化に成功しました」
NASA Goddard Space Flight Center レーザー・電気工学支部レーザーエンジニア、Matt Mullin氏
1回のプリントでより多くの造形品を製作可能に。モデルの向きを調整することで造形速度がアップするため、生産性の向上が見込めます。
Form 4で新しくなったレジンタンクは75,000層以上の造形が可能で、高い一貫性を保ちながらダウンタイムや無駄を最小限に抑えます。
Form 4では、次世代レジンが79ドル/Lから利用可能です。Form 2で利用可能な材料の159ドル/Lと比較すると材料費が大幅に低減され、耐用期間が5倍になったレジンタンクとともに造形単価を半分以下に抑えます。
Form 4のX/Y軸解像度は50μm。高度なピクセルスムージング機能で射出成形に匹敵する表面品質と高精度かつシャープなディテール表現を実現します。Form 2のレーザー焦点サイズ140μmに比べると、造形品のクリーンさと精密さは一目瞭然です。
リモートモニタリング、迅速な較正、ビルトインの診断機能で、Form 4はよりスマートかつメンテナンスがしやすくなっています。
Form WashとForm Cureにも対応しているほか、Flex Build Platformのクイックリリース機能で後処理がさらに高速に。ライトタッチサポートでサポート材の取り外しもクリーンに行えます。
画像やタイムラプス動画にオンラインでアクセスし、プリント状況をどこからでもリモート監視できます。
次世代レジンカートリッジで手間のかからない高効率・高速なレジン自動供給を実現します。
バックライトユニットと均一波長のLEDが60個搭載されたForm 4は、各レイヤーに均一な光をさらに高速に照射します。一方のForm 2は、レーザーとガルバノメーター(405nmビーム)を使用しています。
関連製品
製品仕様
プリントエンジンの主なコンポーネント
Form 4
造形方式
200 × 125 × 210mm
5.25L
Formlabs提供のすべての材料で75,000層以上の造形が可能です。
平均的な高さのモデル(高さ39mm)を積層ピッチ100µmで造形した場合、どのレジンでも約190回の造形が可能です。
Form 4では次世代材料が利用可能に
新しいスタンダードレジンは材料特性が向上し、これまでより深みのある色合いとシャープなディテール表現が特徴です。
ClearレジンV5
3倍の造形速度
強度が向上:破断伸び率が2倍、耐衝撃性が25%アップ
透明性と色合いが向上
解像度:2592 x 1944px(5MP)
リモート監視、プリント履歴、造形中のタイムラプス画像
無効化・カバーの装着・取り外しも簡単
5〜10倍のタンク充填速度
廃棄物を63%削減
30%小型化
テスト
Form 4 vs. Form 3
273mm
1〜30mm:±0.15%(最小:±0.02mm)
31〜80mm:±0.2%(最小:±0.06mm)
81〜150mm:±0.3%(最小:±0.15mm)
平均:全材料で40mm/時
増減:材料の種類により15〜100mm/時
100mm/時
18.3kg
407 × 478 × 844mm
バックライトユニットと均一波長のLEDが60個搭載し、各レイヤーに均一な光をさらに高速照射
Form 2
造形方式
145 × 145 × 175mm
3.5L
Form 2のレジンは2026年に販売終了予定です。
Form 2はレガシーのレジン材料のみサポートしています。
Form 4とはレジンタンクやSLA光造形プロセスが異なり、造形品にかかる剥離力が大きく、頑丈なサポート材や長いクリーニングが必要です。
カメラなし
旧デザインのレジンカートリッジ
テスト
Form 4 vs. Form 3
175mm
造形品の長さ100mmごとに±0.2mm
平均:全材料で7mm/時
増減:材料の種類により3〜15mm/時
15mm/時
13kg
350 × 330 × 520mm
レーザーとガルバノメーター(405nmビーム)を使用
Form 4は、さまざまなSLA光造形3Dプリンタのプリント成功率と造形品の再現性を評価するために独立系の第三者ラボが行った総合的なパフォーマンステストにおいて、非常に優れた結果を残しました。
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