3Dプリント製金型での真空成形/熱成形で小ロット量産を

3Dプリンタでのラピッドツーリングと熱成形あるいは真空成形を活用することで製品開発期間の短縮、コストと製作期間の削減を図りながら、カスタム品や少量生産品を製造いただけます。

高速かつ低コストな真空成形/熱成形を実現した事例

3Dプリント製の金型で真空成形/熱成形を行い、機能確認用や生産検証の試作品、あるいは実製品用パーツの小ロット量産を効率的かつ低コストで実現します。

従来工程にそのまま導入できる3Dプリント

Formlabsのプリント前の造形設定から後処理までを一貫して効率化する、誰もが簡単に運用できる3Dプリント製品は、あらゆる真空成形/熱成形の従来工程にそのまま導入いただけます。3Dプリントの利点を活かし、汎用樹脂や熱可塑性樹脂を用いて数十から数百点の小ロット量産を高速かつ低コストで行うことで、カスタム品や小ロット量産の生産準備期間とコストの削減が図れます。

Read the Quick Start Guide
金型設計
Step 1

金型設計

3D CADにて従来通りの方法で金型設計を行います。
Formlabs 3Dプリンタ 光造形
Step 2

金型/簡易型の3Dプリント

設計した金型/簡易型を3Dプリントにて製作。
金型 アセンブリ
Step 3

金型の組立

真空成形機/熱成形機にプリントした型を設置
シート クランピング
Step 4

シートの設置

樹脂のシートを張り、成形機の設定を行います。
加熱
Step 5

シートの加熱

材料メーカーのガイダンスに沿って樹脂シートを加熱します。
成形
Step 6

成形

3Dプリント製の金型では、HIPS、ABS、PC、PETG、PE、PPなど幅広い樹脂を成形できます。
冷却 真空成形 熱成形
Step 7

冷却

連続して成形する場合は、サイクルタイムを長めに取って金型温度を70~80℃以下に維持するのが効率的です。
離型と端材のカット
Step 8

離型と端材のカット

成形品を離型して周囲の余分な樹脂をカットします。CAD上でカットするラインを入れておくこともできます。

卓上型の成形機でも産業用の成形機でも

Formlabsの3Dプリンタで製作した真空成形/熱成形用の金型は、卓上型でも産業用の成形機でも、幅広い圧力、温度、そして材料で成形が行えることを薄板と厚板の双方で検証済です。

See the Molding Conditions Customers Have Used
Pressure forming machine

卓上で全てが完結するデスクトップ製品

Formlabs製3Dプリンタと小型の真空成形または加圧成形機を併用することで簡単に内製いただけます。試作品の試験、検証、設計調整をスピーディーに行うだけでなく、最小限の設備とトレーニングで、最終製品用部品のカスタム生産や小量生産が行えます。

Factory Floor

製造現場における小ロット量産

ビジネスを拡大し、熱成形用金型を造形できる3Dプリントを活用して、より多く少量生産の仕事を受けましょう。少量の機械加工を外注する場合でも内製で加工する場合でも、現場に3Dプリントを導入することで、熟練した人員を他の作業に割り当て、金型を低コストかつ効率的に製作することができます。Form 3Lを使うと、床置きや完全自動の生産ライン向けの大規模な金型を製造することができます。

真空成形/熱成形用金型に対応する3Dプリント製品

Formlabsの3Dプリンタと高機能材料から成るエコシステムでは、厳しい成形条件下での数十から数百のパーツ製造を目的とした、強く滑らかで、高精細な熱成形金型を製作できます。

真空成形/熱成形用金型対応製品

  

Form 3+

極高精度SLA光造形3Dプリンタ

Form 3+は独自の特許技術LFSテクノロジーにより、極高精度と成形品に準じる表面品質で複雑なディテールも余すことなく表現します。切削では実現できないような金型も製作でき、最小限の後処理で設計通りの真空成形/熱成形品の量産を実現します。

Form 3
Woman Operating a Form 3+ Desktop 3D Printer
injection molding & 3d printing

真空成形/熱成形の関連資料

Formlabs製3Dプリンタによる真空成形/熱成形用金型製作時に役立つ関連資料をご覧ください。

Thermoforming Molds