Form 4L vs. Form 3L

超高速で叶える、工業グレードの造形品質

Form 4L vs. Form 3L

Form 3LからForm 4Lにアップグレードすることで生産性が高まり、部品の品質やワークフロー、作業の効率性がアップする理由をご紹介します。

機能向上

Form 4 vs. Form 3

すべての材料で2〜4倍の造形速度を発揮し、大型パーツのほとんどが6時間以内に完成するため、試作・検証工程が高速化され生産性の向上が期待できます。

「新しいForm 4Lのおかげで大型パーツを高速造形できています。例えば、Form 4Lを使って溶接セルのセットアップパーツをプリントしていますが、一夜どころかたった数時間で完了するようになりました」

Brose シート部門プロトタイピングマネージャー、Matthias Schulz氏

13%拡大した最大造形サイズ6%増の最大造形高さで、大型パーツや多数のプリントが可能になります。

新しい6種類のレジンは材料特性が向上し、これまでより深みのある色合いとシャープなディテール表現が特徴。これら全てをForm 3L用材料より遥かに手頃な価格で実現します。

射出成形品に匹敵する表面品質で審美性が向上し、そのままプレゼンテーションに出せる造形品を製作します。

信頼性と一貫性が向上

シャープなディテール表現により、極めて繊細なフィーチャーを持つ高精細パーツも積層痕の目立たない一貫した仕上がりに。後処理にかかる時間を削減できます。

レジンタンクの長寿命化と管理性の向上により、維持費用と廃棄物を最小限に抑えます。

Form 4Lではレジンタンクを長寿命化。

新設計のカートリッジで、手間のかからない高効率・高速なレジン自動供給を実現します。

Form 4Lでは新設計のレジンカートリッジ。

画像やタイムラプス動画にオンラインでアクセスし、造形状況をどこからでもリモート監視できます。

後処理機能の向上

機能向上

  • 1.5倍の攪拌性能

  • ビルドプラットフォームの種類に応じて高さや横幅の調整が可能

  • Form 3シリーズ、Form 4シリーズのどちらにも対応のビルドプラットフォーム

その他の製品仕様

造形方式

プリントエンジンの主なコンポーネント

一般的な寸法公差

平均造形速度

積層ピッチ100μmの場合

最高造形速度

プリンタ制御

プリンタ重量

プリンタ寸法

Form 4L

造形方式

Formlabs Form 4L

ディスプレイホルダー

Form 4L
4時間12分

Form 3L
22時間52分

最大造形サイズ
353 x 196 x 350 mm
 
24.2 L

Form 4LにてFast Modelレジンで3Dプリントしたパーツ

Formlabsレジンの中でも最速造形が可能なFast Modelレジンは、Form 4シリーズプリンタ専用に開発されました。

Fast Modelレジンの詳細
WhiteレジンV5で3Dプリントしたパーツ

WhiteレジンV5で製作した試作品(写真左、Form 4Lで造形)は、WhiteレジンV4で製作したもの(写真右、Form 3Lで造形)よりも明るく鮮明な色合いが特徴です。

新たなレジン材料の詳細

「Form 4BLの限界を試すような使い方をしてきたのですが、これまで造形に失敗したことは一度もありません。高負荷環境での安定性は目を見張るものがあります」 - St. Louis Children’s Hospital 3Dプリントエンジニア、Brian Albers氏

「歯科技工所では、期限通りに部品を納めるためにも安定性が欠かせません。Formlabs製品では3Dプリントの成功率が100%に近く、これまで使用経験のある他の3Dプリンタより遥かに高い性能と安定性を発揮してくれています」- Kreimer Dentallabor、MDT、Stephan Kreimer氏

Form 4で3Dプリントしたパーツはシャープなディテールが特徴

46µm、最適化済みのアンチエイリアス機能でサブピクセル解像度を実現

解像度の詳細を見る

MSLA(マスク式光造形)方式

MSLA(マスク式光造形)方式は、写真のヴェンティレーター用エンクロージャ(GreyレジンV5で造形)のように積層痕が残らない繊細な仕上がりが特徴です。

Form 4Lのタンク:$249

Formlabs提供のすべての材料で75,000層以上の造形が可能です。

例:平均的な高さのモデル(高さ39mm)を積層ピッチ100µmで造形した場合、どのレジンでも約190点の造形が可能です。

  • 5〜10倍のタンク充填速度
  • 廃棄物を63%削減
  • 30%小型化
  • Resin Pumping System対応

5メガピクセルカメラ搭載。未使用の場合には無効化や取り外しが可能です。

使いやすさ

Form Wash L(第2世代)

Form Wash L(第2世代)

Form 4 vs. Form 3

マスク式光造形(MSLA)方式

Low Force Display™(LFD)

  • バックライトユニット

  • レーザーユニット 4L(LPU 4L)

  • リリーステクスチャ

  • Flexible Film Resin Tank

  • インテリジェント制御システム

  • レジンの高速自動供給機能

XY軸±0.15%の寸法公差で常に完璧にフィットするアセンブリを製作

平均:全材料で24mm/時
増減:材料の種類により20〜35mm/時

80mm/時
 

7インチのタッチスクリーン
対応言語:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語、簡体中国語

58.5 kg
 

664 x 528 x 794mm
 

Form 3L

造形方式

Formlabs Form 3L

スクーターカバー

Form 4L
4時間58分

Form 3L
18時間47分

最大造形サイズ
335 x 200 x 300mm
 
21.4 L

ClearレジンV5とClearレジンV4の比較

ClearレジンV5(写真左、Form 4Lで造形)vs. ClearレジンV4(写真右、Form 3Lで造形)

GreyレジンV5

GreyレジンV5(写真左、Form 4Lで造形)は、GreyレジンV4(写真右、Form 3Lで造形)よりもダークで濃厚な色合いが特徴です。また、耐衝撃性が30%、造形速度は4倍向上しています。

Form 3で3Dプリントしたパーツはシャープなディテールが特徴

レーザー焦点サイズ:85µm、XY軸解像度:25µm
 

Form 3LにてGreyレジンで3Dプリントしたパーツ

Form 3Lでは2基のレーザーで造形するため、積層痕が目立ちづらくなります。このヴェンティレーター用エンクロージャの場合、縦方向で左から右に積層痕が走っています。

詳細を見る

Form 3Lのタンク:$299

造形時間:250〜800時間分、レジンへの接触期間:10〜35週間(材料によって変わります)。

GreyレジンV4で平均的な造形時間(11時間)で造形する場合は70回、Tough 2000レジンで平均的な造形時間(11時間)で造形する場合は20回の造形が可能です。

  • 旧デザインのレジンカートリッジ
  • Resin Pumping System対応

カメラなし

使いやすさ

Form Wash L

Form Wash L

Form 4 vs. Form 3

SLA光造形方式

Low Force Stereolithography™(LFS)

  • レーザー

  • レーザーユニット(LPU)

  • Flexible Film Resin Tank

  • インテリジェント制御システム

  • レジン自動供給機能

未測定

平均:全材料で8mm/時
増減:材料の種類により1〜14mm/時

23mm/時
 

5.5インチのタッチスクリーン
対応言語:英語

54.4 kg
 

770 x 520 x 740mm
 

Form 4L製品

造形から後処理まで、包括的な3Dプリント体験をお届けします

Form 4L 3Dプリンタ
Form Wash L

Form Wash L

造形品の洗浄を自動化

Form Cure L

Form Cure L

材料特性を最大限に引き出す二次硬化