Formlabs Pro Service PlanおよびDental Service Plan
サービス利用規約

最終更新日:2020年5月7日

お使いのFormlabs Form 3、Form 3L、Form 3B または Form 3BL(以下「製品」)に適用するFormlabs Pro Service Plan(PSP)、Formlabs Dental Service Plan(DSP)または Formlabs Medical Service Plan(MSP)(以下「サービスプラン」)をご購入いただき、誠にありがとうございます。ご購入いただいたFormlabsのサービスプランは、Formlabs Inc.(以下「Formlabs」)とお客さまの間で締結されている下記の契約に準拠します。FormlabsのProfessional Service Plan(PSP)のほかにも、歯科用のDental Service Plan(DSP)があり、こうした特定バージョンのサービスプランには、PSPで提供しているすべてのサービスに加えて、下記に挙げる追加サービスも含まれています。

適用範囲

サービスプランは、Formlabsから購入された製品を最も効果的に使っていただき、ダウンタイムを最小限に抑えられるようにサポートすることを目的としています。サービスプランを利用すると、Formlabsが各製品に付けている保証を超える追加サービスが受けられます。サービスプランは、Formlabsが各製品に付けている保証の延長、切り替えまたは条件の変更を生じさせるものではありません。同様にFormlabsが提供する保証の条件を変更させるものでもありません。

利用資格と有効期間

Formlabsは独自の判断でサービスプランの提供、延長または更新を個別に行うことがあります。サービスプランの有効期間は、特定の製品が購入された時、または製品がFormlabsからご注文されたお客さまに向けて出荷された時のどちらか遅い方が起点(以下「有効期間開始日」)となります。サービスプランは、別途内容が更新または期間が延長されない限り、購入された条件に基づいて、有効期間開始日から2年または3年間有効(以下「有効期間」)となります。米国・カナダ以外の地域にお住まいのお客さまが利用できるサービスプラン、またはそうした地域で販売されているFormlabsの製品に適用できるサービスプランは、下記の「国際カバレッジ」セクションに記載されている条件を含む、それぞれの契約に定まれている諸条件によって決まります。

譲渡性

各サービスプランは、下記で説明する交換製品を除き、特定の製品だけに適用され、その対象が他の製品または別のお客さまに移ることはありません。サービスプランは、転売することも譲渡することもできません。また、一旦購入されたサービスプランは払い戻し不可です。但し、Formlabsの返品ポリシーに基づいて、製品が返品された場合はその限りではなく、サービスプランの購入費も払い戻すことができます。

優先カスタマーサービス

サービスプランを購入されたお客さまは有効期間中、Formlabsのカスタマーサポートを優先的に受ける権利があります。DSPを購入されたお客さまには歯科専門のサポートチームからそれぞれのサポート利用目的に応じたソリューションの提供を独占的に受ける権利があります。Formlabsは、サービスプランを購入されたお客さまからサポートを要請されると、5営業日以内にそのリクエストに応えるための相応の努力を払います。サービスチームの業務時間は、土日祝祭日を除く、平日の午前9時~午後5時です。サービスプランを購入されたお客さまがサポートを要請する時は、登録されている電子メールを使って、https://support.formlabs.com/s/contact-supportに記載されている連絡先に直接リクエストを出す必要があります。

電話によるカスタマーサービス
ホットラインサポート

サービスプランを購入されたお客さまは、Formlabs カスタマーサポートの営業時間内に電話で直接サポート(以下「ホットラインサポート」)を要請することができます。ホットラインサポートの専用電話番号、営業時間や利用方法に関する情報はhttps://formlabs.com/services/psp/で確認できます。なお、これらの情報は予告なしに変更されることがあります。Formlabsは、お客さまがホットラインサポートをご利用になる際に発生する国際電話または長距離電話の利用料やサービス手数料を負担しません。ホットラインサポートの通話の長さや回数を適度に制限することがあります。可能な限り、DSPを購入されているお客さまは歯科に詳しい専門家で構成するデンタルサポートチームの電話回線にそれぞれ繋がるように調整します。

ビデオ会議アポイントメント

サービスプランを購入されたお客さまは、電話によるカスタマーサポートに加えて、30分間のビデオ会議に一回参加することができます。ビデオ会議の予約可能日時については、サポートチ―ムにお問い合わせください。ご連絡は営業時間内にお願いいたします。サービスプランを購入されているお客さまは、最長90分間までのビデオ会議に参加するか、Formlabsの日本オフィス(東京都品川区)で対面式トレーニングセミナーに参加するかを選んでいただけます。
ビデオ会議アポイントメントのリクエストは、https://formlabs.com/services/psp/training/に掲載されている手順に従って行ってください。DSPを購入されているお客さまは、https://dental.formlabs.com/services/training/に掲載されている手順に従ってご予約ください。なお、それぞれに掲載される情報は予告なしに変更されることがあります。MSPをご購入いただいたお客様には、「ビデオ会議予約」へのお申し込みリンクが記載されたメールを自動的にお送りします。ビデオ会議を開始する時は、Formlabsがビデオ会議システムを使って、予約されたお客さまに対してビデオ会議コールを送信します。
対面式トレーニングセミナーには、サービスプランを購入されているお客さまにつき、1名が参加できます。グループを組む場合は、サービスプランを購入されているお客さまで構成する最大10名までのグループで参加していただけます。セミナー参加者が4名を切る場合は、日程が変更されます。対面式トレーニングセミナーの日程は、https://dental.formlabs.com/services/training/でご予約いただけます。セミナーへの参加に関連して発生する旅費、宿泊費やその他の経費はすべて、お客さまの自己負担となります。
対面式トレーニングセミナーは別途購入できます。グループを組む場合は、最大10名までのグループで参加していただけます。セミナー参加者が4名を切る場合は、日程が変更されます。対面式トレーニングセミナーの予定を組みたい場合は、営業担当者に連絡し、利用可能な購入方法のオプションについてご確認ください。セミナーへの参加に関連して発生する旅費、宿泊費やその他の経費はすべて、お客さまの自己負担となります。
ビデオ会議アポイントメントと対面式トレーニングセミナーは、予約状況に応じて実施日時が変更されることがあります。また、その長さも合理的な範囲に制限されることがあります。

Dental Service PlanとMedical Service Planに含まれる積極サポートサービス

サービスプランを購入されているお客さまがネットワーク・モニタリング または他の適切なプリンタのリモート報告機能を使ってFormlabsで交信するオプトインを希望された場合、サポートチームが6カ月ごとに対象製品のリモート診断結果を自発的にレビューし、問題を発見したら、その問題に対応するサービスを積極的に提供いたします。オプトインを希望されない場合は、サポートチームが6カ月ごとにお客さまに連絡を入れ、チェックインを要請します。

早期プリンタ交換サービス(以下「ホットスワップ」)

交換

Formlabsは、サポートチームがお客さまの製品を修理する必要があり、郵送サービスで対応するのが適切だと判断した場合、その製品と同等以上の仕様の新製品または修理完了製品(以下「交換用製品」)を手配する商業上の合理的な努力を払います。Formlabsは、標準宅配サービスを使って交換用製品をお客さまに発送します。サービスプランを購入されているお客さまには、速達宅配サービスを使って交換用製品を発送します。Formlabsは、できるだけ早く交換用製品を発送できるよう、商業上の合理的な努力を払います。

返品

交換用製品が提供されるお客さまは、交換用製品がお手元に届いたら、購入された元の製品をFormlabsに返品する必要があります。その際、Formlabsが発行する返品承認番号を必ず梱包箱の外側によく見えるようにして、製品をご返品ください。返品する元の製品は、Formlabsの指示に従って、交換用製品を発送する時に使用した梱包材または元の製品を出荷する時に使用した梱包材を使って、適切に梱包して送り返す必要があります。

費用

返品された製品に必要になる修理が保証の対象でない場合、Formlabsの指示通りに梱包していなかったために製品が輸送中に破損してしまった場合、または保証期間が過ぎてしまっている製品を返品した場合、もし適用可能な法的保証権利がいずれも有効でない時、保証でカバーできなかった部分の修理費用や返品に要した輸送費などの合理的な費用はお客さま側でご負担していただくことになります。但し、その負担総額は購入された元の製品の定価を上回ることはありません。本契約で定めるサービスの提供は、これらの費用が全額支払われるまで停止されます。元の製品が7営業日以内に返品されなかった場合は、Formlabsはお客さまに元の製品の定価を請求いたします。

交換用製品の保証期間

Formlabsがサービスプランに基づいて提供する交換用製品の保証期間は、元の製品の残りの保証期間がそのまま適用されます。

国際カバレッジ

本サービスプランは、Formlabsが定めている出荷ゾーン以外では利用できません。利用可能なゾーンについては、formlabs.com/support/shipping/をご参照ください。Formlabsが定めている出荷ゾーン以外の地域でサービスプランを購入されているお客さまが「ホットスワップ」サービスをご利用の場合は、米国内またはその他の地域にあるFormlabsの修理施設に故障した製品を送ったり、修理完了製品をお客さまに送り返したりするために必要になる合理的な費用(関税、税金、その他の関連費を含む)を事前に精算するよう求められることがあります。

解約

Formlabsは、独自の裁量により、不当、不適切、または理不尽な行為、Formlabsが公表するポリシーおよび手順の遵守の不履行、または本契約に基づく未払い料金の支払いの不履行を理由に、本契約を終了し、本サービスプランに基づくその他のサービスの提供を拒否することができます。Formlabsが本サービスプランへのお客さまの参加を終了した場合、Formlabsは独自の裁量で比例配分による払い戻しを行うことができます。

サービスプランの利用規約の変更

Formlabs PSP、DSPのサービス利用規約の最新版は、いつでもこのページで確認できます。Formlabsは、各サービスプランの利用規約の更新、変更または一部入れ替えを当社ウェブサイトに掲載することで、そうした更新・変更を独自の裁量で行う権利を有します。オンライン上で更新されたサービス利用規約の内容が、お客さまが購入されたサービスプランの元の利用規約と大きく異なる場合は、お客さまが購入されたサービスプランの元の利用規約の内容が優先します。当社ウェブサイトに掲載される最新情報を定期的に確認する責任はお客さまにあります。

賠償責任の免責および制限

A. 法律で認められている範囲において、FORMLABSは、いかなる違反、条件またはその他の理由により生じた直接的、間接的、特別、偶発的または結果的な損害、またはその他の法的理論の下での使用の損失、収益の損失、実際の利益または期待される利益の損失(契約上の利益の損失を含む)、金銭使用の損失、予想貯蓄の損失、ビジネスの損失、機会の損失、信用の損失、評判の損失、データの損失、損傷、侵害または破損、機器および財産の交換、FORMLABS製品に保存または使用されているプログラムまたはデータの復旧、プログラミングまたは再現にかかる費用、および製品に保存されているデータの機密保持の失敗を含むが、これらに限定されない、いかなる原因で生じた間接的また結果的な損失または損害に対しても責任を負わないものとします。法律で認められている最大限の範囲において、本契約に基づく FORMLABSの賠償責任の限度額は、50米ドル($50.00)またはかかる損害を引き起こした製品に対してお客さまが支払った金額のどちらか大きい方を超えないものとします。

B. 上記の制限は、死亡または人身傷害に関する請求、または故意および重大な過失行為および/または不作為に対する法的責任には適用されません。一部の国、地域、州または県では、救済、または偶発的、懲罰的または結果的な損害、または適用期間の除外または制限が認められていないため、上記の制限または除外がお客さまに適用されない場合があります。法的に許可されている範囲を除き、本サービスプランは本製品が販売されている場所に適用される法的権利を除外、制限、または変更するものではなく、本権利に加えて適用されます。

C. 不可抗力:Formlabsは、本契約における義務の不履行または履行の遅延が天災、パンデミック、戦争、ストライキまたは労働争議、禁輸措置、政府命令、その他の不可抗力事象を含むがその限りではない、合理的な支配を超えた原因によって生じた場合は、その期間における当該義務の不履行または履行の遅延についての責任は負わないものとします。

履行および完全な合意

本契約は、マサチューセッツ州の法令によって管理または解釈されるものとし 、その抵触法の規定に影響を与えることはありません。本契約に起因または関連する論争または請求、またはその違反は、米国仲裁協会がその商業仲裁規則に基づいて管理する仲裁によって解決されるものとし、仲裁によって下された仲裁判断は、その管轄権を有する裁判所で執行判決を得ることができるものとします。本契約のいずれかの規定が準拠法と矛盾する場合、または管轄裁判所が無効、無効、またはその他の方法で無効または無効と判断した場合、(a)かかる規定は、適用法に基づく当事者の当初の意図を可能な限り反映するために再制定されるものとし、(b)本契約の残りの条項、規定、誓約および制限は、引き続き完全に効力を有するものとします。本契約のいずれかの条項の違反に対する権利放棄は、同条項のそれ以前または以後の違反に対する権利放棄、または他の条項の以前、同時、または以降の違反に対する権利放棄とはみなされず、権利放棄が書面で作成され、権利放棄する当事者の正式な代表者によって署名された場合を除き有効とはなりません。本契約および明示的に参照されているすべての文書は、本契約の主題に関する両当事者間の完全な合意を構成し、両当事者が以前に締結した再販業者または類似の契約を含む、以前に締結されたすべての契約またはコミュニケーションに優先するものとします。

欧州経済領域(EUEA)内でサービスプランに参加しているお客さまの場合

下記に示すEUEA特有の条件が上記に示すサービスプランの条件と抵触する場合は、より具体的な条件の方が優先するものとします。

優先カスタマーサービス

サービスチームの業務時間は、土日祝日を除く平日の午前9時~午後6時です。

ビデオ会議アポイントメント

DSPまたはMSPを購入されているお客さまは、最長90分間までのビデオ会議に参加するか、ベルリンにあるFormlabsのオフィスで複数言語に対応可能な対面式トレーニングセミナーに参加するかを選んでいただけます。対面式トレーニングセミナーは、欧州の他の地域でもご利用いただけます。対面式トレーニングセミナーについてより詳しい情報をお求めの場合は、https://formlabs.com/services/trainings-seminars/のイベントページをご参照ください。

修理・交換サービス

交換用のユニットが提供できない場合は、Formlabsが法定保証権利ならびに元の製品に付いている保証の条件に基づいて製品を修理いたします。
上記のいずれかのサービスが利用できない状況が発生した場合、Formlabsは直ちにどのサービスが利用不可になっているかをお客さまにお伝えし、もしお客さまがそのサービスの代金を前払いしている時は、全額返金いたします。

サービスプランの利用規約の変更

Formlabsは、サービスプランを変更する必要に迫られる時があります。その際は、Formlabsからお客さまに決定した変更内容について知らせる商業上の合理的な努力を払います。そうした変更は、通知後6週間以内にお客さまから書面で異議を申し立てない限り、6週間後に有効になります。

データ保護

お客さまがFormlabsに提供するデータは、https://formlabs.com/jp/privacy-policy/に記載されれているFormlabsのプライバシーポリシーに準拠します。Formlabsは、契約の履行および実施の目的に必要な範囲内で、 Formlabsがデータを保持する必要がある場合に限り、適用法に従ってお客さまに関連するデータを保存および処理することができます。

連絡先

EUEA内での本契約に関する質問がある場合は、下記までご連絡ください:
[email protected] Formlabs Services サービスEUリード Sven Haus

賠償責任

Formlabsは、製品の通常の使用を想定して、合理的に予測できない損害については(いかなる法的根拠があるかにかかわらず)賠償責任を負わないものとします。さらに、適切なデータバックアップ手順を実行できなかった、または適切なデータバックアップ手順を実行することを妨げられたことが原因でデータが損失したことに伴う損害については、 Formlabsの賠償責任から除外されます。前述の責任の制限は、故意の不正行為または重大な過失、または Formlabsによる実質的な契約上の義務に違反した場合には適用されないものとします。
本項の規定は、保証された製品仕様(即ち、ドイツ民法 第444条で定められている規定の範囲内)、人身傷害、またはドイツの製品責任法に基づく損害に対する当社の賠償責任には適用されないものとします。

解約

お客さまは、正当な理由がある時は、通告せずに契約を終了する権利を有しています。

履行および完全な合意

FormlabsとEUEA内のお客さまの間で締結する契約は、強制的な抵触法の規定を損なうことなく、国際物品売買に関する国連条約(CISG)を除外したドイツ連邦共和国の法律に準拠するものとします。
お客さまが法人、有限責任会社、商業的パートナーシップまたはその他の方法で営利事業を運営している場合(即ち、ドイツ商法の第1条1項で定められている規定の範囲内)、またはは公法に基づく法人または特別ファンドである場合、当該契約に起因または関連して発生するすべての紛争については、ベルリンの裁判所が専属管轄権を有するものとします。それ以外の場合は、Formlabsとお客さまは共に、適用法に基づいて管轄権を有する裁判所に訴訟を起こすことができます。