2011年、マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生が手頃な価格で工業品質の造形が可能な世界初の3Dプリンタを開発したことから始まったFormlabsは、イノベーションに対するコミットメントを中核に据え続けることで、世界最大のSLA光造形およびSLS方式3Dプリンタメーカーへと成長してきました。

Form 4

デスクトップサイズの超高速・工業品質3Dプリンタ

誰にでも使いやすいワークフロー、確かな信頼性、驚きの造形品質を味方に、Form 4シリーズでアイデアを最速で具現化しましょう。Form 4は、業界屈指の材料ライブラリと確かな信頼性、高精細プリントエンジンを融合させた超高速マスク式SLA光造形3Dプリンタです。どのレジンを使用しても厳しい公差要件を満たし、設計パラメータに忠実な造形が可能です。

最大造形サイズ
200 × 125 × 210 mm
 
造形方式
マスク式光造形(MSLA)方式

代表的な用途:

ラピッドプロトタイピングおよび製品生産
ラピッドツーリングと治具・固定具製作
成形型や鋳型の製作
模型製作

Form 3+

工業レベルの品質を手頃な価格で実現するデスクトップサイズ3Dプリンタ

Form 3+は機能的で高品質な試作品や実製品用部品を高速で造形する、低コストで信頼性の高い工業品質3Dプリンタです。安定した高い造形品質と精度、容易なセットアップとメンテナンス、豊富な高機能材料で、優れた3Dプリント体験を提供します。

最大造形サイズ
145 × 145 × 193 mm
 
造形方式
SLA光造形方式

代表的な用途:

ラピッドプロトタイピングおよび製品生産
ラピッドツーリングと治具・固定具製作
成形型や鋳型の製作
模型製作

Form 4L

驚きの速さを誇る大容量の工業品質3Dプリンタ

Form 4Lは、業界屈指の材料ライブラリと確かな信頼性、高精細プリントエンジンを融合させた大容量の超高速マスク式SLA光造形3Dプリンタです。誰にでも使いやすいワークフロー、確かな信頼性、驚くような造形品質を味方に、大容量の工業品質3Dプリンタ Form 4Lシリーズで大きなアイデアを最速で具現化しましょう。

最大造形サイズ
353 x 196 x 350 mm
 
造形方式
マスク式光造形(MSLA)方式

代表的な用途:

実物大のラピッドプロトタイピング
大型モデル
高スループット生産
ラピッドツーリングと治具・固定具製作

Form 3L

手頃な価格の大容量工業品質3Dプリンタ

費用対効果に優れた大容量・工業品質の3DプリンタForm 3Lなら、ディテールへのこだわりを妥協することなく、大きなアイデアを具現化できます。

最大造形サイズ
335 x 200 x 320 mm
 
造形方式
SLA光造形方式

代表的な用途:

実物大のラピッドプロトタイピング
大型モデル
ラピッドツーリングと治具・固定具製作

Fuse 1+ 30W

真の高速製作が可能な工業品質SLS 3Dプリンタ

生産量を最大化し、材料ロスを最小化できるよう開発されたFuse 1+ 30Wは、工業品質のコンパクトなSLS方式3Dプリンタです。史上最高の造形スピードと材料の機能性を最大限に引き出すことで、わずか数時間という真の高速内製を実現できます。造形設定からパウダーの再利用に至るまで、Formlabsが提供するハードウェアとソフトウェアはどれも簡単に操作可能で、製造プロセスの効率性を最大限に高めます。

最大造形サイズ
165 x 165 x 300 mm
 
造形方式
SLS(粉末焼結積層造形)方式

代表的な用途:

生産性と効率性を最大化した高速3Dプリント
工業製品・部品のバッチ生産および連続生産
従来では製造できない複雑な内製製造を備えた部品
患者様専用の生体適合性器具製品

365日常時稼働で全プリンタを最大限に活用

リモート操作対応のForm 3+プリンタ群を自動化。いつでもどこでもプリントを開始し、生産性をかつてないレベルに。Formlabsのオートメーション製品、Form Auto、Fleet Control、そしてHigh Volume Resin Systemを使えば、高品質かつ低コストで24時間365日の連続稼働が実現できます。

Formlabsのプリントファーム画像

Formlabs 工業品質3Dプリンタの比較

Form 3

造形方式

MSLA(マスク式光造形)方式

材料の種類

レジン

生体適合性材料

非対応(Form 4Bにて対応)

最大造形品サイズ

200 × 125 × 210 mm
 

積層ピッチ

25〜200ミクロン
 

光源

バックライトユニット(LED x 60)

サポート材

自動生成
ライトタッチによる迅速な取り外し

材料

23種類以上の業界屈指のFormlabs材料、およびOpen Material Modeを使用したサードパーティ製材料。現在、さらなる新材料も開発中です。

材料の詳細

使用環境

環境条件。PUレジンのみ湿度管理のためドライキャビネットが必要です。

プリンタ寸法(W x D x H)

398 × 367 × 554 mm
 

Form 3

造形方式

MSLA(マスク式光造形)方式

材料の種類

レジン

生体適合性材料

非対応(Form 4BLで対応)

最大造形品サイズ

353 x 196 x 350 mm
 

積層ピッチ

25〜200ミクロン
 

光源

バックライトユニット(LED x 145)

サポート材

自動生成
ライトタッチによる迅速な取り外し

材料

19種類以上の業界屈指のFormlabs材料、およびOpen Material Modeを使用したサードパーティ製材料。現在、さらなる新材料も開発中です。

材料の詳細

使用環境

環境条件。PUレジンのみ湿度管理のためドライキャビネットが必要です。

プリンタ寸法(W x D x H)

664 x 528 x 794 mm
 

Form 3

造形方式

SLS(粉末焼結積層造形)方式

材料の種類

パウダー

生体適合性材料

対応

最大造形品サイズ

159 × 159 × 295 mm(Nylon 12パウダー)
 

積層ピッチ

110ミクロン
 

レーザー出力

30Wイッテルビウムファイバーレーザー x 1基

サポート材

サポート材不要

材料

Nylon 11、Nylon 12、TPU、ポリプロピレン、ガラスおよび炭素繊維強化ナイロン複合材料など、8種類の工業品質高機能材料。また、Open Material Modeでサードパーティ製材料も利用可能。現在、さらなる新材料も開発中です。

材料の詳細

使用環境

空気環境。オプションで窒素ガス充填環境でのプリントに対応。材料特性を最大限に引き出し、材料再利用時のリフレッシュ率の低減が可能です。

プリンタ寸法(W x D x H)

645 x 685 x 1,070 mm(スタンド付きの場合は1,655mm)
 

Formlabsの工業用3Dプリンタ

幅広い材料を工業品質3Dプリンタで

さまざまな光学的・機械的・熱的特性を発揮する、50種類以上の豊富な高機能材料をご用意しています。もちろん、最適な材料は用途や求められる特性に応じて変わります。Formlabsのマテリアル・セレクターは、豊富な材料ライブラリから最適な材料を見つけるお手伝いをします。

3Dプリント用材料を見る
SLA光造形のサンプルパーツ

3Dプリント活用例を見る

ラピッドプロトタイピング

浮かんだアイデアをその日のうちに、実製品のような外観と機能を備えた再現性の高いプロトタイプとして具現化。より高品質な新製品を、いち早く市場に。

  • コンセプトモデル
  • 実製品と遜色ない外観確認用プロトタイプ
  • 機能確認用試作品
詳細を見る
3Dプリント - ラピッドプロトタイピング

Formlabs 工業品質3Dプリンタが選ばれる理由

設計工程:デスクの上に置かれた紙とツール。
信頼性

完璧なプリントを、いつでも

Formlabsの社内チームが、ハードウェア、ソフトウェア、材料を統合および最適化することで、業界屈指のプリント成功率と信頼性を保証します。

稼働中の3Dプリンタ
使いやすさ

シームレスな作業手順

プリントのみならず後処理まで一貫して効率化されたFormlabs製品では、設計から造形品の完成までを最低限の作業手順で行えます。

ステップ3
万能性

50種類以上の高性能材料

Formlabsは、機械特性、熱特性、生体適合性に優れた3Dプリント用高機能レジンおよびパウダーを幅広く取り揃えています。

ステップ 4
サポート

確かなサポート

FormlabsのService Planは、ホットスワップによるプリンタ交換や専用の電話サポート、トレーニング等を提供し、お客様にビジネスの成長に集中いただくことを目的としています。

工業用3Dプリント方式の比較

SLA vs DLP画像

SLA光造形 vs. DLP vs. MSLA vs. LCD

レジンを使用する3Dプリントで最も一般的なのは、SLA光造形、DLP(デジタルライトプロセッシング)、LCD(液晶ディスプレイ)、MSLA(マスク式光造形)方式です。

SLA vs. FDM画像

FDM vs. SLA光造形 vs. SLS

現在市場で最も普及している3Dプリントは、FDM(熱溶融積層)、SLA光造形、SLS(粉末焼結積層造形)の3つの方式です。

Formlabs 工業品質3Dプリンタに関するFAQ

工業品質3Dプリンタの仕組みは?

アディティブマニュファクチャリング(AM)とも呼ばれる工業品質3Dプリントは、物理的に一つの部品が出来上がるまで材料を層状に重ねていき、コンピューター支援設計(CAD)モデルから3次元のパーツを製作する手法です。使用する方式によって異なりますが、3Dプリンタは通常、材料となるレジンやパウダーを一層ずつ重ね、硬化または焼結することで成形します。こちらの動画では、現在最も普及している3Dプリント方式として、SLS(粉末焼結積層造形)SLA光造形FDM(熱溶融積層)の3つをご紹介します。

工業品質3Dプリンタのコストは?

工業品質3Dプリンタの価格は、2500〜500,000ドルと機種によって異なります。

  • 手頃な価格で工業品質の造形が可能な光造形プリンタの場合、Form 3+は2,499ドルから、大容量光造形プリンタ Form 3Lの場合は4,999ドルからお買い求めいただけます。
  • ベンチトップサイズの工業品質SLS 3Dプリンタは本体価格が30,000ドル弱から、パウダー処理装置や粉末除去装置を含むエコシステム一式の場合は60,000ドルから販売しています。
  • 主に受託メーカーなどで使用される従来型の大容量・工業品質プリンタは100,000ドル以上です。

工業品質3Dプリンタの用途は?

工業品質の3Dプリンタは汎用性が非常に高く、高精度モデルの製作からラピッドプロトタイピング、従来の製造工程で使用する成形型の高速製作、製造現場で活躍する各種治具や実製品用部品の製作まで、幅広い用途にご活用いただけます。活用例の詳細はこちらをご確認ください。

工業グレードの3Dプリンタが役立つ業界は?

3Dプリントは、イノベーションを加速させ、エンジニアリングや製造、歯科、ヘルスケア、教育、エンターテインメント、ジュエリー、オーディオなど、様々な業界における製品開発をサポートします。 各業界の使用例についてはこちらをご覧ください。

工業品質3Dプリンタの造形時間は?

工業品質3Dプリンタは、プロトタイプや実製品用部品を数時間以内に製作可能です。現在、3Dプリンタとして最速なのはMSLA(マスク式光造形)方式です。ほとんどの場合、造形品が完成するまでの時間が最も短く、SLS 3Dプリンタに匹敵するスループットを発揮します。FDM(熱溶解積層)方式3Dプリンタは、小型部品や後処理をあまり必要としない単純形状の製作においては比較的高速ですが、スループットはSLA光造形やSLSに比べて大幅に低下します。SLS 3Dプリンタは造形に時間がかかるため造形品完成までの時間は長くなりますが、造形品を効率的にパッキングすることで最高のスループットを達成できます。造形時間の詳細についてはこちらをご覧ください。

工業品質3Dプリンタの購入場所は?

オンラインストアでお見積もりを作成し、Formlabsまたは世界中の正規販売店ネットワークから直接ご購入いただけます。

Formlabsのプリンタでサードパーティ製の材料を使用するには?

Formlabsでは、認可済みのサードパーティ製材料とOpen Material Modeを提供しています。Open Material Modeとはオプションでプリンタごとにご購入いただけるライフタイムライセンスで、ライセンス付与後はFormabs認可済みのサードパーティ製材料をすべてご利用いただけます。Open Platformの詳細はこちらからご確認いただけます。