3Dプリント製の成形型で少ロット射出成形を高速化
3Dプリントと射出成形を開発プロセスに組み込むことで、製品開発の加速化、コストと製作期間の削減、より高品質な製品の市場投入が実現できます。
低コスト・高効率で量産前のテスト生産を実現
生産規模に関わらず、3Dプリント製の射出成形型を活用することで機能確認用試作やパイロット生産用の部品、実製品用部品を数百から数千の単位で高効率かつ低コストで製作できます。
Novus Applications、試作品の射出成形にRigid 10Kレジンによる成形型を活用 成形型
Novus Applicationsは、3Dプリント製の成形型を産業用成形機で活用することで、迅速かつ安価に繊細な形状のボトルキャップを製造しました。
Holimakerが3Dプリント製の型を使って数百点にのぼる試作品やプリプロダクション品を製作
Holimakerでは、受注案件の8割から9割に3Dプリント製の成形型を使用しています。
小型射出成形機から大型の産業用射出成型機まで
Formlabsの3Dプリンタで製作する射出成形型は、様々な圧力や温度、材料を使って、小型から大型まで様々な射出成形機での使用に耐えられることが実証されています。
デスクトップ型製品の完全ラインナップ
Formlabsの3Dプリンタと小型の射出成形機を併用することで、3Dプリント製の射出成形型を活用した内製が簡単に実現いただけます。試作品の試験・検証・設計調整のサイクルを高速で回せるだけでなく、量産で使用する材料を使ってのテスト生産、そして最小限の設備とトレーニングで実製品用部品の少量製作まで可能になります。
製造現場での生産
3Dプリントを活用した射出成形型の製作で、ビジネス規模の拡大や少量生産案件の増加が見込めます。少量の金型製作を外注する場合でも内製で加工する場合でも、製造現場に3Dプリントを導入することで、熟練の人材をより重要な作業に割り当てながら射出成形型を低コストかつ高効率で製作できます。
どんな射出成形ワークフローにも対応
Formlabsの包括的で使いやすい製品群は、射出成形のあらゆるワークフローにシームレスに統合できます。3Dプリント製の成形型を活用することで何百何千もの射出成形品の生産を従来より短期間かつ低コストで実現でき、特に小ロットでの射出成形ではコストと製作期間を大きく削減することができます。
成形型の設計
成形型の3Dプリント
成形型の組み立て
成形型のクランプ
射出成形
冷却
離型
3Dプリント製の射出成形型の製作を始めるために
手頃な価格の3Dプリンタと高機能材料を揃えるFormlabsの製品群では、厳しい成形条件下で数百または数千単位の部品生産に使用される、高強度で滑らか、かつディテールまで精細に表現した射出成形型の製作が可能です。
射出成形型の製作に
Form 4
高機能SLA方式3Dプリンタ
Form 4なら、後処理の必要性を最小限に抑えながら、高い表面品質と繊細な形状まで高度に再現し、設計に忠実な射出成形品を生み出す成形型を製作できます。
Form 4を製品開発プロセスの様々な段階で活用することで工程全体の効率性が向上し、迅速にROIを回収できます。試作品の3Dプリントから小量生産用の成形型の製作まで、Formlabsの製品群はあらゆる製品開発プロセスに簡単に導入いただけます。
Formlabsが遂にオープンに
Formlabs Developer Platformでお使いの3Dプリンタの可能性を最大限に引き出してみませんか。波長405nmのUV光に対応するレジンや、波長1,64nmのレーザー光に対応するパウダーをFormlabsの3Dプリンタでご利用いただけるほか、造形設定のカスタマイズや他社ソフトウェアとの統合機能も実装できます。
射出成形から3Dプリントに切り替えるべき時は?
本技術資料では、実際のユースケースに基づいてコストの違いを解説するとともに、SLS方式3Dプリント、射出成形、またそれらの併用についてのガイドラインをご紹介します。
3Dプリントで射出成形型を製作する
少量生産用の射出成形型の製作に3Dプリントの導入をご検討中のお客様は、Formlabsのスペシャリストまでお気軽にお問合せください。