ヒント:
光学窓の裏側に埃や汚れが付着しているのを発見した場合は、Formlabsサポートまたは正規販売代理店にご連絡ください。
Form 2には、反射防止コーティングを施したガラス製の光学窓が搭載されており、内部のミラーやプリンタのコンポーネントを埃、油分、レジンの汚れから保護することで、造形品質と信頼性を維持します。プリントを確実に成功させるためには、このガラス製の光学窓を清潔に保つ必要があります。
ガラス製の光学ウィンドウは、プリンターの光学面の一部で、レジンタンクの下にあります。プリンターの光学窓に汚れ、埃や残留物が付着していると、タンク内のレジンに照射するレーザー光が拡散してしまうか、照度が弱まってしまい、その結果として、プリントが失敗に終わる恐れがあります。
光学窓の詳細とプリンター内での位置については、インタラクティブ3D Form 2用語集をご覧ください。
ヒント:
光学窓の裏側に埃や汚れが付着しているのを発見した場合は、Formlabsサポートまたは正規販売代理店にご連絡ください。
概要
光路用のガラス窓をきれいな状態で保つために、樹脂タンクをプリンターに装着する前に、懐中電灯、LEDまたは携帯電話のカメラ用のフラッシュライトを使って、光学窓の表面に埃、油またはその他の汚れが付着していないかを点検するようにしてください。
ガラス表面に埃、油またはその他の汚れが付着していることに気付いたら、Formlabsの指示に従ってクリーニングすることをお勧めします。どの光学面にも言えることですが、クリーニングを最低限に抑えることが最も綺麗に保つ方法になります。
ヒント:
プリンターを使用しない時は必ずForm 2のカバーを閉めておくようにしてください。それが、光学窓に埃が付着しないようにするために最適な防御策です。
必要な備品
埃を取り除くには:
濡れ拭きするには:*
*濡れ拭きは、埃を落とした後、まだ必要な時にだけ行ってください。
所要時間の目安:10分
1. ワイパーを外す
ワイパーをプリンターの前方に引っ張り、ワイパーの挿入足をワイパーマウントから外します。取り付け部から取り外したワイパーをレジンタンクの右端に寄せます。ワイパーのマウントを手動で中央にスライドさせます。
ヒント:
作業する前に手袋を装着します。プリンターの窓の内側と外側の表面に指紋が残らないよう、樹脂タンクの前面タブ、側面または淵に手を添え、タンクを少し持ち上げて、前方にずらします。
2. レジンタンクを覆う
3. ビルドプラットフォームとレジンタンクを取り外す
レジンタンクを取り外す時は、タンク内に残っているレジンの滴が光学窓の上に落ちないように、必ずビルドプラットフォームを先に取り外します。ビルドプラットフォームとレジンタンクを清潔で平らな場所に置きます。
4. オプティカルウィンドウの点検
ヒント:
光学窓を効果的に点検するには、室内の照明を切るか、照度を落として室内を暗くし、二次光源を光学窓に当て、埃や汚れが付いていないかを調べるようにすることをお勧めします。光学部品の表面に触れる場合には、必ず清潔な手袋を着用してください。

適切に照らされたガラス製光学窓
二次光源(例えば、懐中電灯、LEDランプまたは携帯電話のカメラ用のライト)を光学窓に当て、ガラス面に普段見えにくい汚れが付いていないかを隈なく調べます。
ライトはなるべく浅い角度で当ててください。三方の端から、すべての方向(つまり、前方と左右の三方向)に光を動かし、光学窓のあらゆる部分に目を凝らして点検します。
光学面に埃、油の筋、指紋、硬化したレジンが付着していないか点検します。オイルの筋は青色または紫色のもやのように見えます。
5. 埃を取り除く
ゴム球付きのエアーブロワーを使って、優しく空気を吹き付け、裸眼で見える埃を光学窓のガラス面から取り払います。ガラス面を傷つける恐れがある大きめの粒の埃は必ず取り除くようにしてください。ゴム球付きのエアーブロワーを入手できなかった場合は、代わりに圧縮した空気を吹き付ける方法もあります。
ヒント:
できるだけ圧縮空気は使わないようにしてください。しかし、他の手段がなく、どうしても圧縮空気でガラス面から埃を吹き飛ばす必要がある場合は、圧縮空気のスプレー缶に記載されている使用法に厳密に従い、缶から漏れる推進剤がガラス面にこぼれないようにしてください。推進剤が光学窓に付着すると、プリント品質を劣化させる汚れの原因になる恐れがあります。
乾拭きで光学窓のガラス面に付着している埃を完全に取り払えない時は、新しい厚手のクリーニングシート(PEC*PAD)を使って残りの埃を拭き取るようにします。PEC*PADを手前に引くようにして、光学窓の左から右へとゆっくり拭き、ガラス面全体をクリーニングします。
備考:
推奨されていないクリーニング用具を使って光学窓の汚れを拭き取ろうとすると、ガラス面に傷がつき、プリント品質が劣化する原因になる恐れがあります。
6. ウェットワイプ
光学窓を濡れ拭きするのは、油、染み、指紋または硬化したレジンの破片でガラス面が汚れているのが目視できる時だけです。洗浄液には必ずIPAを使用してください。IPA以外の洗浄液を使うと、ガラス面の反射防止膜が劣化してしまう恐れがあります。
備考:
光学窓のガラス面に傷を付けたり、表面の反射防止膜に痕が残ったりしやすい洗剤や目の粗い布を使用するのは避けてください。
新しいPEC*PADに純度の高いIPAを少量垂らします。その際、オプティカルウィンドウの左端から右端に向かって、ゆっくり拭き取るようにし、ガラス面全体が完全にきれいになるまで、拭き取り作業を入念に続けてください。ガラス面にIPAが通った痕が残らないようにするには、何回も拭く必要があるかもしれません。
必要に応じて懐中電灯を使用して作業を確認します。一枚のPEC*PADは、未使用面が無くなるまで、何回も折って接地する面を変更しながら、繰り返しガラス面の拭き取りに使用することができます。
ヒント:
光学窓の上に液状のレジンが垂れてしまった時は、まずは少量のIPAを浸み込ませた清潔なマイクロファイバーの布を樹脂が付いてしまったガラス面に当てます。ゆっくり布を動かし、IPAでレジンを溶解させるようにします。IPAを乾燥させてから、IPAをPEC*PADに含ませてガラス面を拭きます。
濡れ拭きが終わったら、新しいPEC PADを使って、もう一度全体を乾拭きして、ガラス面に残っている汚れの痕(もし、あれば)を完全に除去すようにしてください。
拭いた痕を取り除くのが難しい場合は、Formlabsサポートまたは正規販売代理店にご連絡ください。なお、サポートを要請する際は、二次光源を使ってリリーステクスチャの表面を照らした状態の写真を撮り、これまでに試したクリーニング手順の記載とともに写真をお送りください。