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3Dモデルの設計仕様(Form 2)

3Dモデルの設計仕様(Form 2)

3Dプリントの成功の秘訣は、モデルを適切に設計することにあります。以下にベストプラクティスをご紹介します。設計の最適化やプリント失敗を最小限に抑えるヒントとしてお役立てください。

備考:

以下のガイドラインは、FormlabsのClearレジンをForm 2で積層ピッチ100ミクロンで造形した場合のものです。他のFormlabsレジン、Formlabsプリンタ、積層ピッチの厚さによって、若干の違いが生じる場合があります。

サポート付きの壁の最小厚み

推奨値:0.4mm/400ミクロン

サポート付きの壁とは、2辺以上で他の壁と接続されている壁のことを指します。サポート材で支えられた壁の厚みが0.4mm以下の場合、造形品をプラットフォームから剥がす際にかかる力によってたわみが生じる可能性があります。

注記:薄い壁の洗浄

薄肉構造の造形品を洗浄する際は、造形品がIPAなどの溶剤を吸収してしまわないよう注意しながら洗浄してください。造形品を溶剤に長時間浸すと変形してしまう恐れがあります。IPAへの浸漬時間をできるだけ短くし、IPAから受ける影響を最小限に抑えるようにしてください。

サポート無しの壁の最小厚み

推奨値:0.4mm/400ミクロン

サポート無しの壁とは、2辺以下で他の壁と接続されている壁のことを指します。サポート材のない壁が0.4mm以下の厚さの場合、プリント中にたわんだりモデルから剥がれたりする可能性があります。

注記:薄い壁の洗浄

薄肉構造の造形品を洗浄する際は、造形品がIPAなどの溶剤を吸収してしまわないよう注意しながら洗浄してください。造形品を溶剤に長時間浸すと変形してしまう恐れがあります。IPAへの浸漬時間をできるだけ短くし、IPAから受ける影響を最小限に抑えるようにしてください。

サポート無しの最長オーバーハング

推奨値: 3.0 mm/3000ミクロン

突出部(オーバーハング)とは、ビルドプラットフォームに対して平行に突き出ているモデルの部分を指します。この突出部を支えるサポート材をつけずにプリントすることは推奨されません。レイヤーが構造を維持できず、歪みや分離の原因になることがあるためです。3mmを超える水平のオーバーハングは完全に形成されず、オーバーハングの長さが長くなるほど変形が大きくなります。モデルの向きを変えるか、PreFormでSupports(サポート材)をクリックし、Internal Supports(内部サポート)を選択すると、突出部にサポート材を追加できます。

サポート無しの突出部の最小角度

推奨:平面から19°

(長さ35mm × 幅10mm × 厚さ3mm)
突出部の角度を平面から19°未満に設定すると、剥離プロセス中にモデルが分離してしまう恐れがあります。サポート記事「PreFormでモデルを移動・回転する」を参照し、平らな面をより自立しやすいように回転させてください。

水平サポートスパンの最大長さ

推奨値: 21mm/21,000ミクロン

(幅5mm × 厚さ3mm)
スパンとは、2本のサポート材の間の距離のことです。通常、水平スパンでのプリントはお勧めしませんが、形状によってはうまくプリントできることもあります。幅5mm、厚さ3mmのビームの場合、スパンが21mmを超えると失敗する可能性が高くなります。幅の広いビームを使用する場合、剥離プロセスで折れてしまわないよう、長さを短めに設定しておく必要があります。

垂直ワイヤの最小直径

7mmのワイヤーに推奨:0.4mm/400ミクロン径
30mmのワイヤーに推奨:直径1.5mm/1500ミクロン

ワイヤーとは、長さが幅の2倍を超えるフィーチャーのことを指します。0.4mm幅のワイヤーは、変形し始める前に最大7mmの高さまで造形できます。同様に、幅1.5mmのワイヤーは、変形し始める前に最大30mmの高さまで造形できます。

注:小さなワイヤーの洗浄

薄いワイヤーを洗浄する際は、IPAによって造形品の強度が弱まり損傷しやすくなるため、取り扱いには特に注意してください。IPAへの浸漬時間をできるだけ短くすることで、IPAから受ける影響を最小限に抑えられます。

最小凸面のディテール

推奨値: 0.1mm/100ミクロン

エンボス加工とは、モデル表面に文字などを浮き彫りにして加工する浅い隆起のことです。0.1mm未満の厚みや高さのディテールは、完成した造形品では確認できない場合があります。

最小凹面のディテール

推奨値: 0.4mm/400ミクロン

デボス加工とは、モデル表面に刻印などの窪みをつけて加工する形状のことです。0.4mm未満の深さや幅の凹みは、造形中にモデルの他の部分と融合してしまう可能性があります。

最小クリアランス

推奨値: 0.5mm/500ミクロン

クリアランスとは、モデルの2つのパーツの間に必要な距離です(例:2つのギアの間の距離など)。クリアランスが0.5mm未満の場合、パーツが溶着する可能性があります。

穴の最小直径

推奨値: 0.8mm/800ミクロン

X、Y、Z軸の直径が0.8mm未満の穴は、造形中に閉じてしまう可能性があります。

ドレインホールの最小直径

推奨: 3.5mm/3500ミクロン径

水抜き穴は、外側が完全に密閉状態で内部にキャビティのあるモデルからレジンを排出するために設置が推奨されます(例:モデルに球状の空洞やシリンダー上の空洞があり、ビルドプラットフォーム上で直接プリントする場合など)。直径3.5mm以上の排水穴がないと、レジンや空気が溜まり、カッピングブローアウトが発生する可能性があります。