技術白書
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Fuse 1

始める前に

造形を開始する前に、PreFormで造形ジョブを準備し、プリンタにアップロードする必要があります。

プリンタを準備する

Fuse 1シリーズのプリンタで造形を開始するには、いくつかの重要なメンテナンス手順が必要で、毎回造形前に完了する必要があります。造形ジョブを選択したら、タッチスクリーンにその造形ジョブを開始できるようにするために完了する必要があるメンテナンス手順が表示されます。

開いたマニュアル/小冊子を持つ上半身の人物(右側の横顔)

備考:

 

使用説明書を読み、そこに記載されている指示内容に従って造形準備を完了します。下記のいずれかの作業を怠ると、造形が失敗に終わるか、場合によってはマシンの破損に繋がる場合があります。

空のビルドチャンバーをプリンタに装着します。ビルドチャンバーのプラグをプリンタに接続します。プラグの左側がプリンターフレームと同一平面上にあることを確認します。

ビルドチェンバーのプラグがFuse 1に接続されている

清潔な光学カセットをプリンターに設置します。

Fuse 1に装着した光学カセット

パウダーカートリッジから適切なパウダーをホッパーに充填します。

ホッパーにパウダーカートリッジからパウダーを充填する

プリンタ上部のIRセンサにアクセスするためのドアを持ち上げ、IRセンサを点検します。必要に応じてIRセンサのクリーニングを行ってください。

Fuse 1のIRセンサーを点検しているところ

プリンタのすべてのアクセスドアが閉じていることを確認してください。

Fuse 1のプリント筐体のドアを閉じているところ

窒素システムを準備する(Fuse 1+ 30Wのみ)

Fuse 1+ 30Wでは、造形チャンバー内の不活性ガス雰囲気として窒素を使用するオプションが用意されています。不活性窒素雰囲気は、プラスチックパウダーの酸化防止に有効です。

Fuse 1+ 30Wには、2つの雰囲気制御モードがあります。

  • エアモード:プリント筐体の雰囲気は大気で構成されます。
  • 窒素モード:プリント筐体は窒素ガスの供給でパージされます。

不活性ガス雰囲気でのプリントに備えてFuse 1+ 30Wを準備するには、

  1. 窒素供給装置をプリンタ背面の窒素インターフェースに接続します。
  2. Fuse 1+ 30Wへの窒素供給圧力が248~862kPa(36~125psi)の範囲にあり、流量が少なくとも14L/min(0.5SCFM)であることを確認します。
  3. ボトル入り窒素ガスや液体窒素などの窒素供給装置を使用する場合は、造形を完了するのに十分な量の窒素が利用可能であることを事前に必ず確認しておいてください。不活性ガス雰囲気で造形する場合、プリンタは1分間に約14L(0.5cu ft)の窒素ガスを必要とします。
  4. 左のサイドバーにあるプリンターアイコンをタップして、プリンターのステータス画面にアクセスします。トグルでNitrogen System(窒素システム)ONに切り替えます。
  5. タッチスクリーンに「N2モード」と表示されたら、吸入圧バルブ圧の両方が適切な範囲内であることを確認します。

バルブ圧を調整するには:

  1. 左側のサイドバーにあるプリンターアイコンをタップして、プリンターのステータス画面にアクセスします。
  2. Nitrogen System(窒素システム)の下で、Valve Pressure(バルブ圧力)をタップします。Nitrogen Setup(窒素のセットアップ)ウィンドウが開きます。
  1. IRセンサーにアクセスできるドアを引き上げます。このドアは、プリンタ本体上部のホッパーの横にあります。窒素圧のノブはIRセンサーの左側にあります。
  2. 画面上の針が強調表示されたゾーンに来るまで、ゆっくりと慎重に窒素圧ノブを調整します。
  3. ノブを回して調整する際は、針が落ち着き測定値が読み取れるようになるまで待ちます。
Fuse 1+ 30W窒素ノブ

備考:

窒素圧ノブは非常に敏感です。画面上の針が圧力測定値の間で大幅に行ったり来たりしている場合は、調整幅を小さくしてください。

  1. 窒素圧が十分に調整されたら、Done(完了)をタップします。
  2. IRセンサーのドアを閉じます。

造形を開始する

プリントを開始するには、タッチスクリーンで

Start Print(プリント開始)をタップします。プリンタが、造形の準備を進めるために、造形筐体の加熱を開始します。この造形準備工程は約1時間かかります。プリンタが適温になると、自動的に造形を開始します。

Fuse Siftで造形を取り出して余分なパウダーを取り除く

プリントが完了したら、ビルドチャンバーが完全に冷えるまで待ちます。十分冷えたら、プリンタからビルドチャンバーを取り外してFuse Siftに移動させ、その後、ビルドチャンバーの中から造形を取り出して、余分なパウダーを取り除きます。

2つの保護手袋、1つは前に、もう1つは後ろに(輪郭)

警告:

 

Fuse 1シリーズ3Dプリンタの造形筐体は、最高200℃の温度で動作するように設計されており、高輝度ヒーターが組み込まれています。プリント中やプリント直後には、プリンタの筐体やその他のアクセスドアを開けないでください。ビルドチャンバーの中にあるパーツを触るのは、造形筐体全体を数時間、または造形ベッドの温度が45°C 以下になるまで冷やしてからにしてください。まだ高温のビルドチェンバーに触れなければない時は、付属の断熱性シリコン手袋を着用して作業してください。この手順に従わないと、火傷や皮膚の熱傷などの重傷を負う恐れがあります。