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Choosing the right wash solvent

Choosing the right wash solvent

Formlabsでは、プリントしたパーツに残っている液体レジンを洗浄する溶剤として一般的に、純度90度以上のイソプロピルアルコール(IPA)を使用することを推奨しています。IPAは液体レジンの除去に非常に効果的で、入手しやすく、蒸発も早いですが、いくつかの欠点もあります。

  • IPAの引火点は通常の室温(約20°C)以下であるため、自然状態で爆発性のある雰囲気を形成するのに十分な蒸気を発生させます。
  • 地域によっては、IPAの入手が困難か、建物内で使用することを規制する法律が施行されているところがあります。
  • IPA自体は低価格であっても揮発しやすいため、使用する量が多く、しかもパーツを常に効果的に洗浄できるよう、新しいIPAに頻繁に交換する必要もあるため、実際のランニングコストが予想よりも高くなる可能性があります。

使用ケースや作業環境によっては、イソプロピルアルコール(IPA)の代わりにトリプロピレングリコールモノメチルエーテル(TPM)Formlabs Resin Washing Solutionの使用して造形品を洗浄することも可能です。

備考:

Formlabsレジンや付属品に使用できることが確認されているのは、IPA、TPM、Formlabs Resin Washing Solutionだけです。Formlabsの承認なしに他の溶剤を使用しないでください。承認されていない溶剤を使用すると、作業者の健康を害したり、造形品や装置を破損する恐れがあります。

Formlabs Resin Washing Solutionのメリット

Formlabs Resin Washing SolutionをIPAの代わりに使用することで、以下のようなメリットがあります。

  • Formlabs Resin Washing Solutionは、引火点が93.5°Cと非可燃性で、毒性もありません(IPAの引火点は12°C)。
  • Formlabs Resin Washing Solution TPMは、IPAよりも蒸発率が低くなっています。
  • 溶剤が液体レジンを溶かすにつれ、溶剤に蓄積するレジンの量も増えていきます。レジン濃度が高くなると、Formlabs Resin Washing Solutionは引き続き造形品を効果的に洗浄できますが、同じレジン濃度のIPAは交換が必要になります。
  • Formlabs Resin Washing Solutionは世界中でご利用いただけます。
  • Formlabs Resin Washing Solutionは、Formlabsおよび認定パートナーから直接ご購入いただけます。

Formlabs Resin Washing Solutionのデメリット

Formlabs Resin Washing Solutionを使用する場合、IPAと比較して以下のようなデメリットがあります。

  • Formlabs Resin Washing Solutionは蒸発速度が非常に遅いです。Formlabs Resin Washing Solutionで洗浄した造形品は、水ですすいで余分な溶剤を取り除く必要があります。
  • Formlabs Resin Washing Solutionは、一般的に地元の店舗ではなく、代理店を通じてのみ入手可能です。
  • Formlabs Resin Washing Solutionは、Formlabs製品での生体適合性用途での使用についてはまだ認証されていません。

Formlabs Resin Washing SolutionとIPAの類似点

Formlabs Resin Washing SolutionとIPAの両方に共通する注意事項は以下の通りです。

  • IPAとFormlabs Resin Washing Solution(造形品に付着した余分なFormlabs Resin Washing Solutionをすすぐために使用した水も含む)は、地域の規制に従って管理・廃棄してください。
  • 使用前に、IPAおよびFormlabs Resin Washing SolutionのSDSを参照してください。IPAまたはFormlabs Resin Washing Solutionを使用する際は、使い捨てのニトリル手袋を着用してください。
  • 二次硬化の前に、造形品を完全に乾燥させます。
  • Formlabsの製品を溶剤で洗浄する時は、Formlabsが定めている指示や手順に従ってください。IPAとFormlabs Resin Washing Solutionの両方とも、特定のプラスチックをひび割れさせたり、クレージングを発生させたりする可能性があります。

TPMを使用する理由

以下の場合は、洗浄液としてTPMを使用してください。

  • 可燃性の問題でIPAが使用できない場合
  • 規制が厳しく、IPAが入手しにくい。
  • プリントしたパーツの洗浄に使える、より経済的な溶剤を探している。
  • それほど頻繁にプリントすることがないので、次のプリントまでの間にIPAのかなりの部分が蒸発してしまっている。
  • IPAの強い匂いに過敏な体質だから。

IPAを使用する理由

以下の場合は洗浄液としてIPAを使用してください。

  • 洗浄後、造形品をすぐに乾燥させたい場合
  • IPAを安全に保管できる、および/または可燃性の危険に対応できる。
  • 現在のプリント洗浄工程に満足している。
  • プリントしたパーツをTPMで洗浄したら、パーツ表面にろう状の粘り気が残り、それを取り除くためにパーツをこの段階で二次硬化させると、これ以降のワークフローに影響が出る。

ヒント:

洗浄工程にTPMとIPAを両方活用する方法もあります:プリントしたパーツをまずTPMで洗浄し、もう一度すすぎ洗いする時はIPAを使います。この方法だと、一部のレジンでプリントしたパーツをTPMで洗浄した時に、パーツ表面に残るろう状の粘り気を心配する必要がなく、TPMを使用するメリットの多くを享受できます。プリントしたパーツをTPMで洗浄する方法や二段階に分かれる洗浄工程について、より詳しい情報をお求めの場合は、Formlabsが提供しているサポート記事TPMで造形物を洗浄するをご参照ください。

その他資料