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Form Cureのクリーニングとメンテナンス

Form Cureのクリーニングとメンテナンス

Formlabsの製品は、クリーニングとメンテナンスを定期的に行うことで、それぞれの性能をいつも最大限に発揮できるようになります。Formlabsのガイドラインに従ってForm Cureをクリーニングし、メンテナンスを行うことで、最良の結果を得ることができます。

ベストプラクティス

  • Form Cureで二次硬化を行う前に、必ずパーツを洗浄し、完全に乾燥させてください。
  • Form Cureのターンテーブル、ターンテーブルのベース、または内面に未硬化レジン、部分的に硬化したレジン、その他の液体が付着している状態でForm Cureを操作しないでください。
  • Form Cureのターンテーブルの下に硬化したレジンの小片がないか確認してください。小片があると、動作を妨げ、モーターの問題の原因になることがあります。

クリーニング材

液体レジンによる造形品の表面の洗浄には、レジンの硬化/未硬化にかかわらずイソプロピルアルコール (IPA)が適しています。外側の表面を拭く時は、摩耗防止加工された素材の布と汎用クリーナをご使用ください。その他の素材の布を使うと、カバーの表面を傷つけてしまう恐れがあります。

危険:

イソプロピルアルコール(IPA)の取扱い方法については、IPAのサプライヤが発行している安全データシート(SDS)に記載されている内容を常に一次情報源としてご参照ください。IPAは可燃性ですので、発火源から離れた場所で使用または保管してください。IPAを保管する際、密閉容器に小分けし、それぞれの容器に識別可能にする情報を記載したラベルを貼って適切に管理できるようにすることをお勧めします。

備考:

プリントしたパーツに溶剤または液体レジンが付着している時は、手袋を着用してパーツ表面に直接触れないようにしてください。

パーツを乾かし、装置を清潔に保つ

ターンテーブルまたは内部表面に付着しているレジンは、二次硬化サイクルが実行されている間に硬化します。一旦硬化してしまうと、そのレジンが光を妨げ、パーツが適切に二次硬化するのを妨害する要因になります。

二次硬化の前に洗浄した造形品を完全に乾燥させていない場合、トリプロピレンモノメチルエーテル(TPM)などの洗浄溶剤が蒸発し、Form Cureの反射コーティングや光拡散板などの内面に堆積することがあります。こうした沈殿物は光を妨げ、パーツが適切に二次硬化するのを妨害する要因になります。

ターンテーブルのクリーニング

Form Cureのターンテーブルは、造形品の表面に均等に光と熱が当たるように回転します。ターンテーブルが回転し続けられるようにするためには、回転を妨げない十分な空きスペースが確保できる場所にターンテーブルを設置する必要があります。

ターンテーブルのメンテナンス方法:

  • 定期的にターンテーブルを持ち上げ、硬化したレジンの小片がないか下を点検します。
  • また、ターンテーブルの下だけではなく、ターンテーブルの上にも硬化したレジンの破片がないかを調べ、あれば取れ除き、ターンテーブルがスムーズに回転し続けられるようにしてください。
  • 必要に応じて、IPAを使ってターンテーブルとその下のベースの表面を拭いてください。
  • IPAを使ってクリーニングを終えたら、二次硬化サイクルを開始する前に、IPAを完全に蒸発させてください。

内部表面のクリーニング

Form Cureの内面は、405nmのLED光を反射させ、二次硬化を均一に行うための反射コーティングで覆われています。パーツを適切に二次硬化させるためには、反射面を清潔に保つ必要があります。

内部表面を維持するには:

  • 内部表面にレジンの痕跡、亀裂、その他の損傷がないか目視で確認します。
  • 必要に応じて、反射コーティングをIPAで拭きます。
  • IPAを使ってクリーニングを終えたら、二次硬化サイクルを開始する前に、IPAを完全に蒸発させてください。

散光パネルのクリーニング

Form Cureの波長405nmのLEDと白色の二次LEDは、すりガラス状の光拡散パネルで覆われています。散光パネルは、LEDが照射する光を分散させることで造形品のすべての表面を均一に二次硬化します。パーツを適切に二次硬化させるためには、散光パネルを清潔に保つ必要があります。

ライトディフューザーのメンテナンス方法:

  • ライトディフューザーにレジンの痕跡、ひび割れ、その他の損傷がないか目視で確認します。
  • 必要に応じて、散光パネルをIPAで拭きます。
  • IPAを使ってクリーニングを終えたら、二次硬化サイクルを開始する前に、IPAを完全に蒸発させてください。

カバーのクリーニング

Form Cureのカバーには、カバーが開いている時に自動的に加熱を停止し、LEDを消灯するように設計されたインターロックシステムが搭載されています。

カバーのメンテナンス方法:

  • カバーにレジンの痕跡、ひび割れ、その他の損傷がないか目視で確認します。
  • カバーのクリーニングには、摩耗防止加工されたマイクロファイバの布、石鹸水またはガラスクリーナのような汎用クリーナをご使用ください。

ディスプレイのクリーニング

ディスプレイのメンテナンス方法:

  • ディスプレイにレジンの痕跡がないか目視で確認します。
  • ノブが簡単に回り、入力される内容がディスプレイに表示されることを確認します。
  • ディスプレイのクリーニングには、摩耗防止加工されたマイクロファイバの布とガラスクリーナのような汎用クリーナをご使用ください。

こぼれたレジンのクリーニング

液体レジンがディスプレイやノブにこぼれた場合は、すぐにForm Cureを清掃して点検し、装置の外観や機能の損傷を最小限に抑えてください。誤ってレジンがForm Cure内にこぼれてしまったら、その箇所を撮影し、どのような状況が発生したかを写真入りで記録しておき、できるだけ念入りにクリーニングを実施してください。できるだけ早くFormlabsサポートまたは正規販売代理店までご連絡ください。

使用時間を確認する

ワークフローや職場の方針により、お使いのForm Cureの総使用時間を記録することが必要になる場合があります。Form Cureをどれだけの時間、これまでに使用しているかを確認するには:

ノブを押し続けると、Total LED Time(LEDの総照射時間)の値が表示されます。
Form Cure(第2世代)Form Cure(第1世代)
  1. ノブを回して押し、Settings(設定)> System(システム)> Statistics(統計情報)に移動します。Statistics(統計)画面が表示され、装置のTotal Cycles(合計サイクル数)Heat Cycles(加熱サイクル数)LED Usage(LED使用時間)が表示されます。
  1. ノブを押すと、以前のメニュー画面に戻ります。

Form CureのTotal LED Time(LEDの総使用時間)機能は、2020年6月18日にリリースされたPreForm 3.6.0のファームウェアアップデートで追加されました。このファームウェアバージョン以前のForm Cureには、LEDの使用時間を記録する機能は備わっていませんでした。そのため、Form Cureの製造日がこの日付より前で、その後ファームウェアを更新した場合、Form CureのTotal LED Time(LEDの総使用時間)Unknown(不明)と表示されます。使用時間は手動で追跡することができ、Total LED Time(LEDの総使用時間)機能を含むファームウェアバージョンで製造されたForm Cureは、使用時間を自動的に追跡します。

 

Form Cureのファームウェアを更新する

Formlabsでは、Form Cureの新機能や重要なアップデートを提供するために、定期的に新しいファームウェアバージョンをリリースしています。Form Cureの性能を最大限に発揮できるよう、常に最新のファームウェアをインストールしておいてください。