技術白書
Finish Kitのセットアップと使用方法(Form 4世代)
Finish Kitのセットアップと使用方法(Form 4世代)
プリント完了後、Finish Kitに含まれている各種ツールを使って造形品をビルドプラットフォームから取り外し、すすぎ洗いをしてからサポート材を取り外します。
Finish Kitのコンポーネント

- リンスバケット: 溶剤用のプラスチックバケツ2個。溶剤の蒸発を抑えるため、蓋はパチンと閉まる設計になっています。
- リンスバスケット: 造形品を片方のバケツからもう片方のバケツに移す時に使用します。このバスケットはリンスバケットの端に設置でき、造形品に付着しているIPAを落とすことができます。
- リンスボトル: 造形品の洗浄や内部チャネルのフラッシング用に新しい溶剤を入れておきます。
- プラスチック製タンクスクレーパー: Form 4のレジンタンクの点検とクリーニングに使用します。
- 金属製スクレーパー:ビルドプラットフォームから造形品を取り外す時に使用します。Form 4のレジンタンクの点検時には使用しないでください。
- ジグ: 造形品を取り外す際に、ビルドプラットフォームを固定する場所を提供します。
- フラッシュカッター: 造形品からサポート材を慎重に取り除く際に使用します。
- 使い捨てニトリル手袋: 造形品の取り外しや仕上げ作業を行う際は、手袋を着用してください。
- クリーニングクロス: プリンタの光学部品のクリーニング用の使い捨ての糸くずの出ない不織布のマイクロファイバークロス。
治具の使用
ビルドプラットフォームジグの取り付けビルドプラットフォームジグを作業台の端に置き、作業台の下にあるクランプを締めて固定します。冶具の周囲に十分なスペースがあることを確認してください。 | |
ビルドプラットフォームをジグに取り付ける造形品が上を向くように、ビルドプラットフォームのハンドルをジグの対応するマウントにスライドさせます。 | |
ビルドプラットフォームから造形品を取り外す取り外しツールまたは金属製のスクレーパーを使って、ビルドプラットフォームから造形品を取り外します。 注:先端の鋭利なツールを滑りやすい面(レジンが付着したビルドプラットフォーム等)で使用すると、予想外に急な動きが発生することがあります。先端の鋭利なツールを使用する際、特に切断や切削を行う場面では、尖端を作業者自身に向けないでください。 |
次のステップ
まだの場合は、リンスバケットを一部溶剤で満たします。トリプロピレングリコールモノメチルエーテル(TPM)で造形品を洗浄する場合、一方のリンスバケットにTPMを入れ、もう一方には水を入れる。造形品を洗浄し、残っている液体溶剤を取り除きます。
造形品が完全に乾いたら、二次硬化を行います。Formlabsのレジンの中には、機械的特性を最大限に引き出すため、あるいは生体適合性を備えた部品を製作するために、作業手順の一環として二次硬化を必要とするものがあります。
二次硬化後、造形品の後処理を続けます。造形品の用途に応じて、サンディングによるサポート痕の除去、造形品表面の研磨・塗装などを行います。