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Finish Kitのセットアップと使用方法(Form 4L世代)

Finish Kitのセットアップと使用方法(Form 4L世代)

プリント完了後、Finish Kitに含まれている各種ツールを使って造形品をビルドプラットフォームから取り外し、すすぎ洗いをしてからサポート材を取り外します。

Finish Kitのコンポーネント

  1. リンスバケット: 造形品を洗浄する前に、リンスバケットに溶剤を FILL TO HERE(ここまで入れる) の印まで入れます。リンスバケットには、静電放電を防ぐアース線が含まれています。Formlabsでは、溶剤にイソプロピルアルコール(IPA)またはトリプロピレングリコールモノメチルエーテル(TPM)を使用することを推奨しています。バケットには最大37.1Lの溶剤を入れることができます。
  2. リンスバスケット: 造形品をリンスバスケットに入れ、リンスバスケットをリンスバケットに入れて攪拌し、洗浄します。
  3. リンスボトル:本製品内部や造形品内部に残る液体レジンを洗い流すもので、未使用の溶剤をご使用ください。Formlabsではは、溶剤にイソプロピルアルコール(IPA)を使用することを推奨しています。
  4. 使い捨てニトリル手袋: 液体レジン、レジンでコーティングされた表面、溶剤を取り扱う際は手袋を着用してください。レジンが皮膚に付着したら、石鹸と水で念入りに洗い流してください。
  5. バッテリー式溶剤ポンプ: リンスバケットの充填と排出に使用します。
  6. ビルドプラットフォーム用ジグ:ビルドプラットフォームを安定させ、造形品を安全に取り外せるようにします。
  7. 乾燥トレイ: 洗浄した造形品を乾燥トレイに置き、自然乾燥させます。
  8. フラッシュカッター: 造形品からサポート材を除去する際に使用します。プリントしたパーツからサポートを切り取る時は、パーツの表面に残るサポートの痕を最小限にするために、表面と水平にサポートを切り取るようにしてください。
  9. プラスチック製タンクスクレーパー: Form 4Lのレジンタンクの点検やクリーニングに使用します。
  10. 金属製スクレーパー:ビルドプラットフォームから造形品を取り外す際に使用します。このツールを使ってForm 4のレジンタンクを点検しないようにしてください。
  11. クリーニングクロス: プリンタの光学部品のクリーニング用の使い捨ての糸くずの出ない不織布のマイクロファイバークロス。

リンスバケットのセットアップ

ヒューズリンクの取り付け

リンスバケットの蓋の内側に、フックとヒューズリンクがあります。下図のようにヒュージブルリンクを取り付けます。これがあることで、万が一、リンスバケット内で溶剤の火災が発生してもリンクが燃えて蓋が閉まり、炎の燃焼に必要な空気を遮断することで消火できるようになります。

Form 4Lのリンスバケットの内部を映したトリミング後の画像です。中央に見えるのが、大きく拡大したフックとヒュージブルリンクです。

 

アース線を接続する

リンスバケットのアース線をアースに接続します。お使いの溶剤を金属の容器に保管している場合は、接地しているリンスバケットと電気的に接続してください。

溶剤を充填する

リンスバケットに溶剤を充填するには、

  1. ポンプの吸入口を溶剤容器に入れます。
  2. 可撓性のあるポンプのホースをリンスバケットにしっかり差し込みます。
  3. ポンプのスイッチを長押しし、溶剤をリンスバケットに注ぎ込みます。

治具の使用

ビルドプラットフォームジグの取り付け

ビルドプラットフォーム用の治具を作業台の端に置き、治具のネジ式のクランプを作業台の下側で締め、治具を固定します。ビルドプラットフォーム用の治具の前面に空いている二つのネジ穴をネジを差し込んで締める方法で、治具を作業台に固定することもできます。治具の前側にビルドプラットフォームが置ける空間が十分あることを確かめてください。

ビルドプラットフォームをジグに取り付ける

プリントするパーツが上向きになる方向で、ビルドプラットフォームの二つの脚を治具の上部に空いている二つの穴に差し込みます。

ビルドプラットフォームの向き

ビルドプラットフォームは、長辺をジグに対して平行または垂直にして装着できます。プリントするパーツの大きさや置き方によっては、プリント後に取り外しやすいように、ビルドプラットフォームを横方向に回す必要があるかもしれません。

次のステップ

まだの場合は、リンスバケットを一部溶剤で満たします。造形品を洗浄し、残っている液体溶剤を取り除きます。

造形品が完全に乾いたら、二次硬化を行います。Formlabsのレジンの中には、機械的特性を最大限に引き出すため、あるいは生体適合性を備えた部品を製作するために、作業手順の一環として二次硬化を必要とするものがあります。

二次硬化後、造形品の後処理を続けます。造形品の用途に応じて、サンディングによるサポート痕の除去、造形品表面の研磨・塗装などを行います。