技術白書
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PreForm造形設定エディタ(SLA)の使用方法

PreForm造形設定エディタ(SLA)の使用方法

PreForm設定エディタでは、露光、積層ピッチ、解像度、スケーリング、加熱、ワイピング、層間の動きをコントロールする様々なプリント設定をカスタマイズすることで、Formlabsの材料や認証されたサードパーティの材料でのプリント性能を調整することができます。このツールは、プリントパラメータの調整方法と、その結果生じるあらゆる問題発生時の対処方法に精通している上級ユーザー様のみの使用を想定しています。カスタム造形設定でプリント中に問題が発生した場合、FormlabsサポートはFormlabsのデフォルトの造形設定に戻すよう依頼します。カスタム造形設定の複雑性の理由で、微調整やカスタム造形設定の開発についてはサポート致しかねます。

備考:

PreForm設定エディタまたはサードパーティ製材料の使用には、プリンターが損傷する可能性などいくつかのリスクが伴います。リスクについては利用規約をご確認ください。

また、FDA(米国食品医薬品局)に登録された医療機器など、プリントする材料によっては、特定の設定の編集が制限される場合があります。

PreForm設定エディタを使用して生体適合材料のプリント設定を編集する場合、プリント設定の編集が造形品の生体適合性に影響を与える可能性があることを認識し、同意するものとします。Formlabsは、カスタムプリント設定での造形品が生体適合性を有することを表明または保証するものではありません。完成した造形品がお客様の生態的合成要件を満たしていることを確認する試験・検証はお客様ご自身の責任において行われる必要があります。

備考:

造形設定エディタは、PreForm 3.33.0で導入されました。PreFormを常にアップデートし、最新の造形準備機能をご利用ください。

チューニング入門

チューニングは、複数のパラメータの最適化に関わります。そのため、あるパラメータを変更すると、他のパラメータも変更が必要になることが多くあります。例えば、Perimeter Fill Exposure(外周部への露光量)を増やすと、小さなフィーチャーの寸法精度を同じレベルに維持するためにOuter Boundary Offset(外周オフセット)を調整する必要が出てくる場合があります。

プリント性能は、モデルの形状、モデルの向き、サポート材に大きく左右されます。作成したカスタム造形設定が、あるモデルにはうまく機能しても、別のモデルにはうまく機能しない場合もあります。作ったカスタム造形設定を定期的に使用する予定がある場合は、様々なモデルを使って、必ずカスタム造形設定をテストしてください。

ヒント:

  • 露出を変えると、寸法精度に何らかの影響が出ます。
  • 層の厚さは安定性に大きく影響します。層の厚みを変更すると、他のほとんどのパラメータも更新を要する可能性があります。

カスタム造形設定の作成

  1. Edit(設定) > Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)をクリックします。Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)
  2. ウィンドウが表示され、既存のカスタム造形設定が一覧で表示されます。
  3. 新しい造形設定を作成します。
Formlabsの造形設定に基づくカスタム造形設定に基づく
  1. New Print Setting(新しい造形設定)をクリックします。Formlabsの造形設定リストが表示されます。
    1. または、Formlabs Settings(Formlabsの設定)をクリックします。Formlabsの造形設定リストが表示されます。
  2. カスタム造形設定のベースとなる既存の造形設定を選択します。各造形設定は、プリンタの種類、材料、積層ピッチ、バージョン(例:DefaultまたはLegacy)の特定の組み合わせに対応しています。
    1. 造形設定リストの上のドロップダウンメニューを使って、具体的なプリンターの種類や材料に絞り込みます。
    2. 造形設定を検索するには、検索ボックスを使用します。材料名、層の厚さ、または造形設定の説明にある用語を検索できます。
  3. Copy & Edit Selected(選択したジョブをコピーして編集)をクリックします。新しい造形設定画面が表示されます。
  1. 新しいカスタム造形設定のベースとなる既存のカスタム造形設定を選択します。
    1. 造形設定リストの上のドロップダウンメニューを使って、具体的なプリンターの種類や材料に絞り込みます。
    2. 造形設定を検索するには、検索ボックスを使用します。材料名、層の厚さ、または造形設定の説明の用語を検索できます。
  2. 選択した造形設定の横にあるCopy & Edit(コピー&編集)アイコンをクリックします。新しい造形設定画面が表示されます。
  1. 生体適合用途の材料のプリント設定を作成する場合は、画面上部の注意事項を読み、同意してください。
  2. カスタム造形設定の名前を変更するには、画面上部の造形設定名の横にある鉛筆アイコンをクリックします。新しい造形設定のデフォルト名は、ベース設定の名前の前にCopy ofが付いたものになります。例えば、Black Resin V4の0.050mm Legacy造形設定をベースにカスタム造形設定を作成した場合、デフォルト名はCopy of Legacyとなります。
  3. 造形設定の説明の横にある鉛筆アイコンをクリックして、カスタム造形設定の説明を入力します。新しい造形設定のデフォルトの説明は、その元になる造形設定の説明と同じです。
  4. 利用可能なパラメータを編集します。
  5. カスタム造形設定の編集が完了したら、Save(保存)をクリックします。カスタム造形設定が保存され、My Settings(マイ設定)リストが表示されます。
    1. 現在の変更を保存せずに破棄するには、Cancel(キャンセル)をクリックします。

カスタム造形設定の編集

  1. Edit(設定) > Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)をクリックします。Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)
  2. ウィンドウが表示され、既存のカスタム造形設定が一覧で表示されます。
  3. 編集したい既存のカスタム造形設定を選択します。
    1. 造形設定リストの上のドロップダウンメニューを使って、具体的なプリンターの種類や材料に絞り込みます。
    2. 造形設定を検索するには、検索ボックスを使用します。材料名、層の厚さ、または造形設定の説明にある用語を検索できます。
  4. 選択した造形設定の横にあるEdit(編集)アイコンをクリックします。編集画面が表示されます。
  5. 利用可能なパラメータを編集します。
  6. カスタム造形設定の編集が完了したら、Save(保存)をクリックします。カスタム造形設定が保存され、My Settings(マイ設定)リストが表示されます。
    1. 現在の変更を保存せずに破棄するには、Cancel(キャンセル)をクリックします。

ヒント:

パラメータを変更した後、他のフィールドを編集中でない場合は、Print Settings Editorウィンドウの上部にあるUndo(元に戻す)ボタンをクリックすると、直前の変更を元に戻すことができます。
  • 変更を再適用するには、Redo(やり直し)をクリックします。また、キーボードショートカットのCtrl+ZとCtrl+Shift+Z(Windows)またはCommand+ZとCommand+Shift+Z(MacOS)で変更を元に戻したり、やり直したりすることもできます。
  • Escを押すと、アレイエディタまたは造形設定エディタウィンドウが閉じます。

カスタム造形設定のエクスポート

  1. Edit(設定) > Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)をクリックします。Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)
  2. ウィンドウが表示され、既存のカスタム造形設定が一覧で表示されます。
  3. エクスポートしたい既存のカスタム造形設定を選択します。
    1. 造形設定リストの上のドロップダウンメニューを使って、具体的なプリンターの種類や材料に絞り込みます。
    2. 造形設定を検索するには、検索ボックスを使用します。材料名、層の厚さ、または造形設定の説明にある用語を検索できます。
  4. 選択した造形設定の横にあるExport Print Setting(造形設定をエクスポート)アイコンをクリックします。ファイルダイアログボックスが表示されます。
  5. ファイル名を入力し、造形設定をエクスポートする場所を選択します。デフォルトのファイル名は、カスタム造形設定のSetting Name(設定名)と同じです。
  6. Save(保存)をクリックします。カスタム造形設定がFPSファイルとして保存されます。

カスタム造形設定のインポート

  1. Edit(設定) > Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)をクリックします。Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)
  2. ウィンドウが表示され、既存のカスタム造形設定が一覧で表示されます。
  3. Import FPS File(FPSファイルのインポート)をクリックします。ファイルダイアログボックスが表示されます。
  4. インポートしたい造形設定ファイルに移動し、選択します。
  5. Open(開く)をクリックします。プリント設定がインポートされ、My Settings(マイ設定)に表示されます。
    • インポートした造形設定がすでにMy Settings(マイ設定)に登録されているものと一致する場合、確認ウィンドウが表示されます。既存の造形設定をインポートした造形設定に置き換えるには、Replace(置き換え)をクリックします。

カスタム造形設定の削除

  1. Edit(設定) > Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)をクリックします。Print Settings Editor(PreForm設定エディタ)
  2. ウィンドウが表示され、既存のカスタム造形設定が一覧で表示されます。
  3. 編集したい既存のカスタム造形設定を選択します。
    1. 造形設定リストの上のドロップダウンメニューを使って、具体的なプリンターの種類や材料に絞り込みます。
    2. 造形設定を検索するには、検索ボックスを使用します。材料名、層の厚さ、または造形設定の説明にある用語を検索できます。
  4. 選択した造形設定の横にあるDelete(削除)アイコンをクリックします。Delete Setting?(設定を削除しますか?)というプロンプトが表示されます。
  5. Delete(削除)をクリックします。選択した造形設定が削除されます。 選択した造形設定を削除せずにプロンプトを閉じるには、
    1. Cancel(キャンセル)をクリックします。

カスタム造形設定でプリント

  1. モデルのインポート、方向づけ、サポート材の生成を行います。
  2. Edit Job Setup(ジョブのセットアップを編集)をクリックします。Job Setup(ジョブのセットアップ)画面が表示されます。
  3. Formlabsの造形設定と同じように、プリンター、材料、層の厚さ、カスタム造形設定を選択します。
  4. Apply(適用)をクリックします。
  5. オレンジ色の
  6. Upload Print(プリントをアップロード)ボタンをクリックし、プリントジョブをプリンターにアップロードします。

利用可能なパラメータ

Form 4世代

備考:

このセクションは現在作成中です。内容は変更される可能性があります。

名前 詳細 単位 修正の理由 よくある問題
積層ピッチ   mm 造形速度、表面品質、Z軸の細造形品質を調整します。この値を大きくすると、造形速度が向上します。この値を下げると、表面品質や細部の精細度が向上します。

ほとんどのパラメータは、積層ピッチを中心に調整されています。最適なプリント結果を得るために、積層ピッチを大幅に変更した場合は他のほぼ全てのパラメータも調整する必要があります。

積層ピッチを大幅に変更する場合は、変更後の値に最も近い積層ピッチで設定されたFormlabsの造形設定を複製して行ってください。

初期レイヤーを厚くする 初期のレイヤーの積層ピッチを厚くすることで、プリントの開始スピードを早めます。 単位なし このオプションを有効にすると、全体の造形時間を短縮することができます。特に、レイヤーの厚みが小さいラフト付きの造形品に効果的です。この機能は、On for All Geometries(すべての形状で有効)On for Rafts(ラフトで有効)(シーン内にビルドプラットフォーム上に直接プリントされたモデルがある場合は有効になりません)、またはOff(無効)に設定できます。 この設定をすべての形状でオンにすると、ビルドプラットフォーム上で直接プリントされたパーツの初期層の精度に影響を与える可能性があります。その場合は、Coarse Early Layers(初期レイヤーを粗く)を無効にするか、ラフトを使ってプリントしてください。
Open Material Formlabs以外の材料でこの造形設定を使用できるようにします。プリンターでOpen Material Modeを有効にする必要があります。使用するには、Job Setup(ジョブのセットアップ)でOpen Materialを選択し、このオプションが有効になっている任意のPrint Setting(造形設定)を選択します。造形設定名に材料名を入れておくと識別がしやすくなります。 単位なし Open Material Modeを搭載したプリンタでサードパーティ製材料を使って造形する場合
X軸寸法補正係数 プリント時にX軸上の拡縮補正を行う寸法補正係数です。 単位なし X軸方向に大きな形状(数ミリ以上)の寸法精度を調整します。この値は、Formlabsの各材料の体積収縮を補正するために、Formlabsによってあらかじめ設定されています。  
Y軸寸法補正係数 プリント時にY軸上の拡縮補正を行う寸法補正係数です。 単位なし Y軸方向に大きな形状(数ミリ以上)の寸法精度を調整します。この値は、Formlabsの各材料の体積収縮を補正するために、Formlabsによってあらかじめ設定されています。  
Z軸寸法補正係数 プリント時にZ軸上の拡縮補正を行う寸法補正係数です。 単位なし Z軸方向に大きな形状(数ミリ以上)の寸法精度を調整します。この値は、Formlabsの各材料の体積収縮を補正するために、Formlabsによってあらかじめ設定されています。  
初期レイヤー露光時間とオフセット ビルドプラットフォームにモデルを固着させる初期レイヤーを形成する際の、レーザー照射密度と初期レイヤーの厚みを指します。 レイヤー配列フィールドの高さ(mm)とエネルギー密度(mJ/cm²)

造形品のビルドプラットフォームへの固着度の調整、または初期レイヤーのフラッシング(「エレファントフット」)レベルを調整します。この配列の高さはそれぞれ、露光時間とオフセット値の中間値です。中間値の間のレイヤーは線形補間されます。露光時間は特定のレイヤーのレジンに照射されるエネルギー量に影響を与え、オフセット値はレイヤーのX軸寸法とY軸寸法に影響を与えます。

露光時間の値を上げると、ビルドプラットフォームへの固着度が増加します。露光時間の値を下げると、初期レイヤーでのフラッシングを抑えることができます。オフセット値が正の値の場合はフラッシングが少なくなり、負の値の場合はフラッシングが多くなります。露光時間とオフセット値の両方を変更することで、造形品に過度のフラッシングを加えることなく固着性を高めることができます。

注記: 造形成功率を下げずにバリを減らす最良の方法は、プリンタのファームウェアのZ軸の微調整機能を使用することです。

注2:これを使って材料を調整する方法のより詳細な例については、フラッシングやエレファントフットの低減に関する記事をご覧ください。

  • 露光時間の値を下げ過ぎると、造形品がビルドプラットフォームに適切に固着せず、造形失敗を引き起こすことがあります。
  • 露光時間の値を上げ過ぎると、初期レイヤーでフラッシング(「エレファントフット」)が多く発生する可能性があります。
外周のオフセット ディスプレイパスの最外周部からモデルの公称境界までの距離です。入力値が正数の場合、ディスプレイの外周値がモデルの公称境界値よりも小さくなるよう設定されます。 mm 細部(ミリメートル幅)が小さすぎる、または大きすぎる場合に修正します。
  • 正のフィーチャーが大きすぎる場合は、この値を大きくします。
  • 正のフィーチャーが小さすぎる場合は、この値を下げます。
  • ネガティブフィーチャーが大きすぎる場合は、この値を下げてください。
  • ネガティブフィーチャーが小さすぎる場合は、この値を大きくします。
この値を変え過ぎると、エンボスまたはデボス加工に影響(侵食または拡張)が出る可能性があります。たとえば、この値が適切に設定されていない場合、デボス加工で作った小さな穴が埋まってしまったり、エンボス加工をした形状が正しく表現されないことがあります。
ヒーターが有効化されています ヒーターを有効にします。 単位なし ヒーターを有効にしてプリント中にプリンターがレジンの温度を維持できるようにするか、またはヒーターを無効にして外部からの加熱を使わずにプリントします。通常、レジン温度が高いとレジンの反応性が高まり、レジンの粘性が低下します。レジンの反応性が高まると、造形速度、寸法精度、表面品質に影響を与える可能性があります。レジンの粘性の低下は、造形速度、プリント成功率、造形品質に影響を与える可能性があります。 レジン温度が変化すると、レジンの反応性や粘性も変化し、造形速度、造形品質、寸法精度が大きく変化する原因になります。一般的に、プリント工程全体を通してレジン温度を一定に保つことで、造形品の高さ全体で一貫した造形品質と寸法精度を維持できます。
推奨動作温度 プリント中に庫内で維持するレジン温度です。 °C プリント中にプリンターが維持しようとするレジン温度を調整します。レジン温度が高いと、通常、レジンの反応性が高まり、レジンの粘性が低下します。レジンの反応性が高まると、造形速度、寸法精度、表面品質に影響を与える可能性があります。レジンの粘性の低下は、造形速度、プリント成功率、造形品質に影響を与える可能性があります。

レジン温度が変化すると、レジンの反応性や粘性も変化し、造形速度、造形品質、寸法精度が大きく変化する原因になります。一般的に、プリント全体を通してレジン温度を一定に保つことは、プリントの高さにわたって一貫した造形品質と寸法精度を達成するのに役立ちます。

Formlabsのプリント設定では、環境温度に関係なく一貫したレジン温度を確保するため、デフォルト値として35℃を使用しています。

プリント開始温度 ユーザーが介入することなく、プリンターがに正常にプリントを開始できるレジン温度です。 プリンターがプリントを開始するレジン温度を調整します。特に寒い環境では、プリンターが起動温度に達するまで数分かかる場合があります。この値を下げると、プリント前のプリンター加熱時間が短くなります。 レジン温度が変化すると、レジンの反応性や粘性も変化し、造形速度、造形品質、寸法精度が大きく変化する原因になります。一般的に、プリント工程全体を通してレジン温度を一定に保つことで、造形品の高さ全体で一貫した造形品質と寸法精度を維持できます。Start Temperature(開始温度)Operating Temperature(動作温度)よりも大幅に低く設定すると、プリントの最初の数十層の間にレジンの温度が変化し、これらの層全体の寸法精度が変化する可能性があります。
放射照度 造形中にLPUから照射される光パワーです。 mW/cm² プリント中に液体レジンに照射される光量を制御します。この値を上げると、造形時間が短縮されます。この値を下げると、プリントの信頼性が向上し、LPUの寿命が延び、レジンのゲル化が緩和されます。 この値を上げすぎるとLPUの寿命が短くなり、レジンタンク内でレジンがゲル化することがあります。
モデルプリント時のレーザー露光時間 モデルの内部構造の造形中に適用されるエネルギー密度です。 mJ/cm² モデルの未加工状態の強度と剛性を変更します。ほとんどの場合、未加工状態の強度が高いほど、プリント成功率、表面品質、寸法精度が向上します。
  • この値を下げ過ぎると、モデルの未加工状態の強度が低下し、プリントの成功率や最終的な造形品の特性が損なわれる可能性があります。
  • 値を大きくすると、同じ寸法精度を維持するために外周オフセットの変更が必要になる場合があります。
突出部プリント(Fill)時のレーザー露光 突出部に適用されるエネルギー密度のベクトルです。最初のエントリーは初期の突出部領域に適用される露光量で、次のエントリーは同じXY領域にわたって積層されていくレイヤーに適用されます。 指定された層のエネルギー密度(mJ/cm²)の配列フィールド サポートされていない突出部のたるみや剥離問題を補正します。PreFormでは、サポート材がないオーバーハングを、下向きで、1層で数ミリメートル以上の長さがあるフィーチャーと定義しています。 この値を下げると、プリント成功率が低下する可能性があります。サポート材が取り付けられている突出部の表面が弱くなるため、突出部のサポート材に不具合が生じることがあります。
モデル外周部プリント時のレーザー露光時間 モデルの外周部を造形中に適用されるエネルギー密度です。 mJ/cm² モデルの表面硬度と表面粘着性を変更します。この値を大きくすると、プリント表面が硬くなり、粘着性が下がります。
  • この値を下げ過ぎると、モデルの未加工状態の強度が低下し、プリントの成功率や最終的な造形品の特性が損なわれる可能性があります。
  • この値を上げ過ぎると、細かい形状がぼやけてしまいます。
  • 同じ寸法精度を維持するためには、外周オフセットの変更が必要です。
サポート材プリント(Fill)時のレーザー露光 サポート材を造形中に適用されるエネルギー密度です。 mJ/cm² サポート材の硬さを調整します。ほとんどの場合、サポート材が硬いほど、プリント成功率、表面品質、寸法精度が向上します。
  • この値を下げると、サポート材の剛性と強度が低下し、プリント成功率が低下する可能性があります。
  • この値を上げると造形時間が長くなります。
最上面プリント時の露光時間 モデルの最上面を造形中に適用されるエネルギー密度です。値が高くなるほど造形後の粘着性が下がります。 mJ/cm² めったに修正されません。造形品の平らな上面の表面粘着性や表面硬度を調整します。Formlabsでは、この値を変更するのではなく、Perimeter Fill Exposure(外周の露光量)を変更することを推奨しています。デフォルトでは、この値はPerimeter Fill Exposure(外周部への露光量)と同じです。  
露光による硬化時間 硬化のために部品に光を照射すべき時間です。 数秒 造形時間の短縮、またはプリント設定の信頼性を改善します。この値を下げると、造形時間を短縮できます。この値を上げると、プリントの信頼性が向上し、サポート材のタッチポイントや薄いフィーチャーが造形品から引き離されてしまうウィッシュボーン不良を軽減することができます。 この値を下げすぎると、レジンが硬化が十分に行われない場合があります。Formlabsの造形設定では、次のレイヤーに移る前にレジンが完全に硬化するよう、各レジンに最適化された露光後の硬化待ち時間の値が設定されています。
Z軸のブリード補正が有効化されています Z軸ブリード補正の有効化/無効化 単位なし

有効にすると、ソフトウェアが自動的に特定の下向きのエリアの露光量を減らし、余分なレジンが不必要な場所で硬化するのを防ぎます。モデルの底面に可能な限りシャープなディテールと正確な寸法を実現するには、この機能を有効にします。

PreFormバージョン3.56.2以前では、Z-Bleed Compensation(Z軸ブリード補正)を0に設定することで無効化されていました。

モデルでZ軸ブリードの不正確さをすでに考慮している場合、この機能を有効にすると、モデルと最終的な造形品の間により大きな差異が生じる可能性があります。
Z軸のブリード補正サイズ 適用するZ軸のブリード補正量を指定します。この値を高くすると、特定のエリアでの露光を抑えることでZ軸のブリード補正をより強力に行います。 単位なし

SLA光造形では、レジンが部分的にUV光を透過するため、モデルの底面(またはビルドプラットフォームに面している面)が過剰に露光されることがあります。その結果、表面が意図したよりもわずかに厚くなり、通常、材料や積層ピッチ、露光時間などの設定によって100~500μm程度の誤差が生じます。Z軸ブリード補正が有効になっている場合、PreFormはこのエラーを軽減するためにプリントに微調整を加えます。この値を使用して、PreFormがモデルに対して実行する補正のサイズを調整できます。

Z軸ブリード補正が有効になっているにもかかわらず、下向きのディテールがぼやけたり厚くなりすぎたりする場合は、このパラメータを上げてください。これは、プリンターにより強力な補正を適用するよう指示するものです。

PreFormバージョン3.56.2以前では、このパラメータを0に設定すると、デフォルトの補正を使用するのではなく、補正が無効になります。

このパラメータを上げすぎると、底面が露光不足になったり、薄くなりすぎたりする可能性があります。
プリント前のワイプスピード(左) 造形前のフェーズで、ワイパーが右から左に移動する速度です。 mm/秒 造形前のミキサーの回転速度を制御します。この値を小さくすると、造形時間が長くなる一方で、レジンの飛散リスクを最小限に抑えることができます。この値を大きくすると、造形時間は短くなる一方で、レジンの飛散リスクが高まります。 ワイピング速度が高すぎると、レジンタンクからレジンが飛び散ったり、ゴミ検出が作動することがあります。これは、ワイピング速度、レジン粘度、フィラーレベル、レジンレオロジー、レジン温度に依存します。
プリント前のワイプスピード(右) 造形前のフェーズで、ワイパーが左から右に動く速度です。 mm/秒 造形前のミキサーの回転速度を制御します。この値を小さくすると、造形時間が長くなる一方で、レジンの飛散リスクを最小限に抑えることができます。この値を大きくすると、造形時間は短くなる一方で、レジンの飛散リスクが高まります。 ワイピング速度が高すぎると、レジンタンクからレジンが飛び散ったり、ゴミ検出が作動することがあります。これは、ワイピング速度、レジン粘度、フィラーレベル、レジンレオロジー、レジン温度に依存します。
ミキサーのワイプ動作 0 = ワイプなし
1 = 往復ワイプ
-1 = 一方向ワイプ
単位なし プリント中にレジンが均一に混ざるようにします。レジンをしっかりと混ぜ合わせることで表面品質とプリント成功率が向上することもあります。例えば、プリントに未発達なフィーチャー(爆発)が見られる場合、ワイピングを行うことでそれらを防ぐことができます。これは、プリント前の事前準備段階でのワイピング動作には影響しません。
  • ワイプなし:造形時間を短縮し、可能な限り最高の表面仕上げを維持します。
  • 片道:ワイプ時間は最小限になりますが、表面品質に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 往復:造形時間は長くなりますが、造形品質・プリントの信頼性ともに最大化することができます。
ワイピングを行うと各レイヤーの形成時間に約1秒ずつ追加されるため、造形時間が長くなります。ワイパーを無効にすると、タンク内や造形品の端に意図しないレジン硬化が発生する可能性があります。
ワイピング速度 造形中のワイパーの速度です。 mm/秒 通常のプリント時にワイパーの速度を制御します。この値を小さくすると、造形時間が長くなる一方で、レジンの飛散リスクを最小限に抑えることができます。この値を大きくすると、造形時間は短くなる一方で、レジンの飛散リスクが高まります。 特定の材料に対して拭き取り速度を高く設定しすぎると、レジンタンクからレジンが飛び散ることがあります。これは、ワイピング速度、レジン粘度、フィラーレベル、レジンレオロジー、レジン温度に依存します。
ワイプ時の壁接近速度 Wipe Distance From Wall(壁からのワイプ距離)に達したときのワイパーの移動速度です。 mm/秒 タンクの壁に近づくにつれ、ワイパーの速度を制御します。この速度をワイパーに適用するタイミングは、Wipe Distance From Wall(壁からのワイプ距離)パラメータ(下記参照)で定義します。ワイパーがタンクの壁に近づくときの速度を遅くするには、Wipe Wall Approach Speed(ワイプ時の壁への接近速度)Wipe Speed(ワイプ速度)よりも低く設定します。この値を調整することで、レジンの飛散リスクを最小限に抑えながら、ワイピング速度を最大化し、造形時間を短縮することができます。Wipe Speed 特定の材料に対して拭き取り速度を高く設定しすぎると、レジンタンクからレジンが飛び散ることがあります。これは、ワイピング速度、レジン粘度、フィラーレベル、レジンレオロジー、レジン温度に依存します。
壁からのワイピング距離 Wipe Wall Approach Speed(ワイプ時の壁接近速度)が適用される距離です。 mm ワイパーの速度がWipe Speed(ワイプ速度)の値からWipe Wall Approach Speed(ワイプ時の壁への接近速度)の値に変化する時の壁からの距離を調整します(上記参照)。造形時間とレジンの飛散リスクのバランスをとるために、この値を使用してください。 ワイパーがレジンタンクの壁に近づいて減速するのに十分な時間がない場合、レジンタンクからレジンが飛び散ることがあります。これは、ワイピング速度、レジン粘度、フィラーレベル、レジンレオロジー、レジン温度に依存します。
アンチエイリアス機能が有効化されています XY平面でのアンチエイリアス機能の有効化・無効化を設定します。無効化する場合、密度が0.5以下のピクセルは1にスナップされ、その他のピクセルは0にスナップされます。 単位なし クリアでシャープなエッジが必要な場合は、アンチエイリアスを無効にします。アンチエイリアシングを有効にすると、ディテールのピクセルグリッドで発生するアーティファクトを軽減できます。  
スクレープルーティン有効化 プリント開始前のスクレープルーティンを有効化し、デブリ検出を行う。 単位なし ゴミがないのに誤検知でプリントが停止する場合は、この機能を無効にしてください。このエラーは、粘性の高いレジンで発生しやすくなります。 この機能を無効にすると、プリント開始前にレジンタンクにゴミがある場合、プリントが失敗する可能性があります。
ゴミ検出Zドロップ有効化 ゴミ検出時のZ軸下降ルーティングを有効にします。警告:この設定を無効にするとプリンターに損傷を与える恐れがあります。 単位なし ゴミがないのに誤検知でプリントが停止する場合は、この機能を無効にしてください。 この機能を無効にすると、ビルドプラットフォームに硬化したレジンが付着している場合、レジンタンクやLPUが損傷する可能性があります。
カスタム剥離の有効化 Formlabsの検証およびチューニング済みのスマート剥離、またはより細かな調整が可能なカスタム剥離のいずれかを選択します。 単位なし カスタムピール動作を有効にし、Formlabsのチューニング済みピール動作を無効にします。カスタム剥離動作は、2つの動作ステージで構成されます。第1ステージは通常、フィルムと造形品をLPUから持ち上げるための短くゆっくりとした動きで、第2ステージは通常、造形品をタンクフィルムから分離するための長く中程度の速さの動きです。造形品にかかる剥離力を低減するために剥離速度を下げると、場合によってはサポート材の数を減らすことができます。 FormlabsのSmart Peelは、いくつかの追加要素を活用しているため、粘度や機械的特性が似ているほとんどのレジンでより良い結果を得られる傾向があります。
剥離距離(ステージ1) タンクフィルムをLPUから引き離すためにビルドプラットフォームを上昇させる高さです。 mm ピール動作が第2段階に移行する高さを決定します。このパラメータを下げると、2段階目への移行が早くなります。 この値を下げるとプリント失敗の原因になり、上げるとプリント時間が長くなります。
剥離速度(ステージ1) タンクフィルムをLPUから引き剥がすためにビルドプラットフォームを上昇させる速度です。 mm/秒 ステージ1の剥離動作の速度を決定します。このパラメータを下げると、フィルムがLPUからよりゆっくりと剥がれ、パラメータを上げると造形時間が短縮されます。 この値を上げると、プリントの失敗やその他の望ましくないプリント動作が発生する可能性があります。この値を下げると、造形時間が長くなります。
剥離距離(ステージ2) レジンタンクから造形品を引き剥がすためにビルドプラットフォームが上昇する高さです。 mm 剥離動作の最大高さを決定します。これを下げると、2段階目の動きが低い位置で止まり、次の動きに移行します。 この値を下げると、プリントの失敗やフィルムからの剥離不良の原因になることがあります。この値を大きくすると、造形時間が長くなります。
剥離速度(ステージ2) レジンタンクから造形品を引き剥がすためにビルドプラットフォームが上昇する速度です。 mm/秒 2回の剥離動作の速度段階を決定します。このパラメータを下げると、剥離力が低下する可能性があります。 この値を上げると、プリントの失敗やその他の望ましくないプリント動作が発生する可能性があります。この値を下げると、造形時間が長くなります。
カッピング軽減機能の有効化 Formlabsの最適化されたカップ軽減機能を使用するかどうかを選択します。 単位なし カップ状の空洞が原因で表面品質が低下したり、プリントが失敗したりする場合は、この機能を有効にします。 この機能を有効にすると、造形時間が長くなります。
カスタム圧縮の有効化 Formlabsが推奨するスマート圧縮、またはより細かな調整が可能なカスタム圧縮のいずれかを選択します。 単位なし 造形設定でカスタムスキッシュを有効にするにはスクイーズフェーズ中の各モーターの動作速度を変更したい場合は、この機能を有効にしてください。 FormlabsのSmart Squishは、いくつかの追加要素を活用しているため、粘度や機械的特性が似ているほとんどのレジンでより良い結果を得られる傾向があります。
スクイッシュ強度 Formlabsが推奨するSmart Squishの強度を調整します。Custom Squishが有効になっている場合は無視されます。 単位なし この機能により、Smart Squishをより簡単に制御できるようになります。強度を下げるとプリンタの動作が遅くなり、表面の欠陥やゴミの検出問題を回避するのに役立ちます。強度を上げると造形速度が上がります。 このパラメータを低く設定しすぎると、造形時間が大幅に長くなります。このパラメータを高く設定しすぎると、即座にゴミ検出エラーが発生する可能性があります。参考までに、Formlabsのほとんどのレジンは強度80程度を使用しています。
圧縮時の減速制限 圧縮時の減速を制限します。 mm/s2 ビルドプラットフォームがレジンに降下し、造形層を設定する際の減速を決定します。この値を下げると、表面品質が向上し、造形品にかかる力が軽減されます。 この値を下げすぎると、造形時間が長くなる可能性があります。
初期レイヤー圧縮の停止高さ 初期レイヤーの押しつぶしパラメータが適用されるカットオフ高さです。 mm 初期レイヤーの押しつぶしが適用される高さです。この値を大きくすると、初期レイヤーがプリント内でさらに延長され、小さくすると初期レイヤーの数が減ります。 この値を下げると、パーツの接着性が悪くなったり、層間剥離が発生したりする可能性があります。
初期レイヤー圧縮後の待機時間 初期レイヤーで、レジンが沈殿するのを待つためにスクイージング後に待機する時間です。 初期レイヤーのSquish Move(押しつぶし動作)後に、レジンが安定するのを待つ時間を調整します。造形品の接着性や層間剥離に問題がある場合は、この値を大きくしてください。この値を下げると、造形時間を短縮できる一方で、造形失敗のリスクが高まります。 この値を下げると、パーツの接着性が悪くなり、層間剥離が発生する可能性があります。
最大圧縮速度 ビルドプラットフォームが沈み込みフェーズで動作する最大速度です。 mm/秒 ビルドプラットフォームがレジンに降下する際の最大速度を決定します。この値を下げると、表面品質が向上する可能性があります。 この値を下げすぎると、造形時間が長くなる可能性があります。
圧縮時の待機時間 レジンが安定するよう圧縮した後の待機時間です。 スクイッシュ動作後、レジンが安定するまでの待機時間を調整します。表面品質が悪い場合はこの値を上げ、造形時間を短縮したい場合はこの値を下げます。 この値を大きくすると、造形時間が長くなります。
レジン粘性 使用中のレジンの粘性です。 cP(センチポイズ) レジンの粘度は、液体の基本的な特性です。この粘度は、プリント実行時の計算の一部として使用されます。例えば、粘度の高いレジンの流れを考慮して、モーターの速度を低く設定するなどです。 この粘度が実際のレジンの粘度と大きく異なる場合、造形が過度に遅くなったり、プリンターが誤ったゴミ検出エラーを出すことがあります。
レジンレベルしきい値 プリント中のレジンタンク内のレジンの最小高さです。レジンの残量がこの高さを下回ると、プリンターは一時停止し、タンクの再充填を試みます。これを0に設定すると、レジンタンクが空になってもプリントは完了まで実行されます。 mm プリントに必要なレジン量を調整するため。Open Material Modeで造形する場合、プリンターが造形中にレジン切れを起こすのを防ぐことができ、0mmに設定するとプリンターが造形中にすべてのレイヤーを通過することが保証されます。 このパラメータを低く設定しすぎると、1層分の造形に必要なレジン量が不足した場合に、プリントに気泡が発生したり、プリント不良が発生する可能性が高くなります。
カラーID Colorレジンの造形設定のColor IDです。 単位なし Color Resinの造形設定ファイルを編集する時に表示されます。このパラメータは編集できません。
カラーの16進数 Colorレジンの造形設定の16進数カラーです。 単位なし Color Resinの造形設定ファイルを編集する時に表示されます。このパラメータは編集できません。

Form 3およびForm 3L世代

名称説明単位変更理由よくある問題
積層ピッチ mm造形速度、表面品質、Z軸の微細形状性能を調整するため。この値を大きくすると、造形速度が向上します。この値を下げると、表面品質や細部の精細度が向上します。

Adaptive Layer Thickness(適応レイヤー厚み)は、PreFormにインポートされた造形品の形状を分析し、スライスされたモデル全体にレイヤーの高さを割り当てることで、細部の精度を維持しながら造形速度を最大化する高度な造形モードオプションです。
ほとんどのパラメータは、積層ピッチを中心に調整されています。最適なプリント結果を得るために、積層ピッチを大幅に変更した場合は他のほぼ全てのパラメータも調整する必要があります。

積層ピッチを大きく変更する場合は、まずFormlabsの造形設定を最も近い積層ピッチで複製します。
Open Materialこの造形設定をFormlabs以外の材料で使用できるようにします。プリンタでOpen Material Modeを有効にする必要があります。使用するには、Job Setup(ジョブのセットアップ)でOpen Materialを選択し、このオプションが有効になっている任意のPrint Setting(造形設定)を選択します。この造形設定のタイトルに材料名を含めると識別しやすくなります。単位なしOpen Material Modeを搭載したプリンタでサードパーティ製材料を使って造形する場合に使用します。
X補正係数プリントスケール補正を考慮したX軸のスケール係数単位なしX方向の大きなフィーチャー(数ミリメートル以上)の寸法精度を調整します。この値は、Formlabsの各材料の体積収縮を補正するために、Formlabsによってあらかじめ設定されています。 
Y軸補正係数プリントスケール補正を考慮したY軸のスケール係数単位なしY方向の大きなフィーチャー(数ミリメートル以上)の寸法精度を調整します。この値は、Formlabsの各材料の体積収縮を補正するために、Formlabsによってあらかじめ設定されています。 
Z軸補正係数造形スケールの補正を考慮したZ軸のスケール係数単位なしZ軸方向の大きなフィーチャー(数ミリメートル以上)の寸法精度を調整します。この値は、Formlabsの各材料の体積収縮を補正するために、Formlabsによってあらかじめ設定されています。 
外周オフセット最外周のレーザー軌道とモデルの公称境界との間の距離です。正の値を入力すると、レーザーの周囲がモデルの公称境界よりも小さくなります。mm小さなフィーチャー(ミリメートル単位)が小さすぎたり大きすぎたりする場合に補正します。
  • ポジティブフィーチャーが大きすぎる場合は、この値を大きくします
  • ポジティブフィーチャーが小さすぎる場合は、この値を小さくします
  • ネガティブフィーチャーが大きすぎる場合は、この値を小さくします
  • ネガティブフィーチャーが小さすぎる場合は、この値を大きくします
この値を変え過ぎると、エンボスまたはデボス加工に影響(侵食または拡張)が出る可能性があります。たとえば、この値が適切に設定されていない場合、デボス加工で作った小さな穴が埋まってしまったり、エンボス加工をした形状が正しく表現されないことがあります。
外周部への露光量モデルの外周部に照射されるレーザーのエネルギー密度mJ/cm²モデルの表面硬度や粘着性を変えたい時に調整します。この値を大きくすると、プリント表面が硬くなり、粘着性が下がります。
  • この値を下げ過ぎると、モデルの未加工状態の強度が低下し、プリントの成功率や最終的な造形品の特性が損なわれる可能性があります。
  • この値を上げ過ぎると、細かい形状がぼやけてしまいます。
  • 同じ寸法精度を維持するためには、外周オフセットの変更が必要です。
モデルフィル露光量モデルの内部フィルに適用されるレーザー出力のエネルギー密度mJ/cm²モデルのグリーンステートの強度と剛性を変更します。ほとんどの場合、未加工状態の強度が高いほど、プリント成功率、表面品質、寸法精度が向上します。
  • この値を下げ過ぎると、モデルの未加工状態の強度が低下し、プリントの成功率や最終的な造形品の特性が損なわれる可能性があります。
  • 値を大きくすると、同じ寸法精度を維持するために外周オフセットの変更が必要になる場合があります。
サポート材への露光量サポート材に照射されるレーザーのエネルギー密度mJ/cm²サポート材の剛性を変更します。ほとんどの場合、サポート材が硬いほど、プリント成功率、表面品質、寸法精度が向上します。
  • この値を下げると、サポート材の剛性と強度が低下し、プリント成功率が低下する可能性があります。
  • この値を上げると造形時間が長くなります。
Top Surface Exposure(最上面への露光量)モデルの最上面に適用されるレーザー出力のエネルギー密度です。値を高くすると、モデルの粘着性を低減できます。mJ/cm²変更することはほとんどありません。造形品の平らな上面の表面粘着性や表面硬度を調整します。Formlabsでは、この値を変更するのではなく、Perimeter Fill Exposure(外周の露光量)を変更することを推奨しています。デフォルトでは、この値はPerimeter Fill Exposure(外周部への露光量)と同じです。 
オーバーハングフィル露光量オーバーハング領域に適用されるエネルギー密度のベクトルです。最初のエントリーは初期の突出部領域に適用される露光量で、次のエントリーは同じXY領域にわたって積層されていくレイヤーに適用されます。各レイヤーにおけるエネルギー密度(mJ/cm²)の配列フィールドサポートされていないオーバーハングがたるんだり剥がれたりする問題を修正します。PreFormでは、サポート材がないオーバーハングを、下向きで1層の長さが数ミリメートル以上のフィーチャーと定義しています。この値を下げると、プリント成功率が低下する可能性があります。サポート材が取り付けられている突出部の表面が弱くなるため、突出部のサポート材に不具合が生じることがあります。
初期レイヤー露光量各初期レイヤーに対してモデルに適用されるレーザー出力の高さとエネルギー密度です。レイヤーの配列フィールド。高さはmm、エネルギー密度はmJ/cm²単位で表示されます。造形品がビルドプラットフォームにどれだけ密着するか、または造形品の初期レイヤーに発生するフラッシング(「エレファントフット」)のレベルを調整します。この値を上げると、ビルドプラットフォームへの固着度が増加します。この値を下げると、プリントの初期層でのフラッシングを抑えることができます。注記: 造形成功率を下げることなくバリを減らす最良の方法は、プリンタのファームウェアのZ軸の微調整機能を使用することです。
  • この値を下げ過ぎると、プリントが造形プラットフォームに密着しないプリント不良を起こすことがあります。
  • この値を上げ過ぎると、初期層でより多くのフラッシング(「エレファントフット」)が発生する可能性があります。
初期レイヤーの押し出し速度初期レイヤーに適用される高さと押し出し速度です。入力値により、対応するレーザーユニット(LPU)移動速度が適用される厚みが決まります。中間値は線状に補間されます。レイヤーの配列フィールド。高さはmm、速度はmm/sで表示されます。初期レイヤー間の接着性を向上させます。Early Layer Exposure(初期レイヤー露光量)の値が高くても、初期レイヤーが互いに密着していない場合は、この値を下げてみてください。この値を上げすぎると、表面の粗さ、未発達な特徴(爆発)、X軸モーターのスタックが発生する可能性があります。
動作温度プリント中にプリンターが維持しようとするレジン温度です。°Cプリント中にプリンターが維持しようとするレジン温度を調整します。通常、レジン温度が高いとレジンの反応性が高まり、レジンの粘性が低下します。レジンの反応性が高まると、造形速度、寸法精度、表面品質に影響を与える可能性があります。レジンの粘性の低下は、造形速度、プリント成功率、造形品質に影響を与える可能性があります。レジン温度が変化すると、レジンの反応性や粘性も変化し、造形速度、造形品質、寸法精度が大きく変化する原因になります。一般的に、プリント工程全体を通してレジン温度を一定に保つことで、造形品の高さ全体で一貫した造形品質と寸法精度を維持できます。

Formlabsの造形設定では、周囲温度に関係なくレジン温度を一定に保つため、デフォルト値として35°Cが使用されます。
開始温度ユーザーの介入なしにプリンターが通常の造形を開始するレジン温度です。°Cプリンターが造形を開始するレジン温度を調整します。特に寒い環境では、プリンターが起動温度に達するまで数分かかる場合があります。この値を下げると、プリント前のプリンター加熱時間が短くなります。レジン温度が変化すると、レジンの反応性や粘性も変化し、造形速度、造形品質、寸法精度が大きく変化する原因になります。一般的に、プリント工程全体を通してレジン温度を一定に保つことで、造形品の高さ全体で一貫した造形品質と寸法精度を維持できます。Start Temperature(開始温度)Operating Temperature(動作温度)よりも大幅に低く設定すると、プリントの最初の数十層の間にレジンの温度が変化し、これらの層全体の寸法精度が変化する可能性があります。
ワイプ動作レイヤー0、1、...で行うワイプのベクトルを繰り返します。0はワイプなし、1はフルワイプを意味します。ワイパーの動作に関する配列フィールド(バイナリ)レジンが均一に混ざっていることを確認します。レジンをしっかりと混ぜ合わせることで表面品質とプリント成功率が向上することもあります。例えば、プリントに未発達なフィーチャー(爆発)が見られる場合、ワイピングでそれらの発生を防ぐことができます。ほとんどのFormlabsのプリント設定と材料は、プリント中にワイピングを使用しません。
  • ワイピングは各層で数秒余分にかかるため、プリント時間が長くなります。
  • ワイピングにより、X軸とY軸で実際の層のプリントサイズが変化します。言い換えれば、ワイピングのある層は、通常、ワイピングのない層とは(XとYで)異なるサイズになります。
    • すべての層をワイプすると、この層のサイズの違いは造形品に目に見えるように現れることはありません。Outer Boundary Offset(外周オフセット)を変更することで補正できます。
    • N層ごとにワイプすると、この層のサイズの変化が、造形品に目に見える横線として現れることがあります。この問題は、外周オフセットでは補正できません。外周オフセットのパラメータはすべてのレイヤーで一定だからです。
ワイピング速度タンクワイパーの速度mm/s造形時間を短縮したり、ワイパーの脱落を防ぐために使用します。この値を上げると、造形時間が短縮されます。この値を下げると、ワイパーのデカップリングのリスクが減少します。ある材料のワイピング速度を高く設定し過ぎると、ワイパーのデカップリング率が高くなることがあります。Form 3シリーズおよびForm 3L シリーズのワイパーは、プリンタ上の動作軸と磁気結合しています。ワイパーは、ワイプ速度、レジンの粘性、充填レベル、レジンレオロジー、レジン温度によって、プリント中に動作軸から切り離されることがある。
初期ワイプ回数プリント開始前のタンクワイプ回数プリント面にゴミがないことを確認するため、またはプリント前にレジンが均一に混ざっていることを確認するため。Formlabsでは、常にプリントの最初にワイピングを行うことを推奨しています。これは、顔料レジン(ModelレジンV3など)や充填レジン(Rigid10Kレジンなど)を使用する場合に特に重要です。このパラメータを増やすと、プレプリント時間が長くなります。すべてのワイプが完了するのに数秒かかります。
ローラー圧出速度前の層でレーザー照射された領域の下からレジンを押し出す際のローラーの最大速度mm/s造形品の先端の表面粗さを改善するため。この値を下げると、表面粗さのアーチファクトが改善できます。この値を上げると、プリント時間が節約できます。
  • 表面粗さのアーチファクトは垂直面に現れ、層と完全に一致していない波線のように見えます。
  • Form 3 シリーズおよび Form 3L シリーズでは、プリントの前端とは、ビルドプラットフォームを挿入した状態でプリンタに向いたときのプリントの右端を指します。
この値を上げると、表面粗さのアーチファクト、未発達なフィーチャー(爆発)、X軸モーターのスタックが発生する可能性があります。
レーザー照射後の待機時間レーザー照射後、造形品を硬化させるために剥離させる前に待つ時間造形品の後端の表面粗さを改善するため。この値を上げると、表面粗さのアーチファクトが改善できます。この値を下げると、プリント時間が節約できます。
  • 表面粗さのアーチファクトは垂直面に現れ、層と完全に一致していない波線のように見えます。
  • Form 3 シリーズおよび Form 3L シリーズでは、プリントの後端とは、ビルドプラットフォームを挿入した状態でプリンタに向いたときのプリントの左端を指します。
このパラメータを下げ過ぎると、モデルのレジンが硬化が十分に行われない場合があります。Formlabsの造形設定では、次のレイヤーに移る前にレジンが完全に硬化するよう、すべてのレジンに対してレーザー照射後の待機時間の値が最適化されています。

選択したパラメータの追加説明と可視化

カスタムスクイッシュとカスタムピール

カスタムスクイッシュカスタムピールの両方は、動作を生成するために使用されるアルゴリズムを根本的に変更するため、望ましい結果を得るために大幅な追加設定の変更が必要になる場合があります。これらは一般的に、他のスライサーやプリンタがSquish(押しつぶし)とPeel(剥離)モードを生成する方法に非常に似ています。カスタムスキッシュプロファイルを使用している場合、FormlabsではSquish Deceleration(スキッシュ減速)を5~20mm/s2に、Max Squish Speed(最大スキッシュ速度)を30mm/s程度に下げることを推奨しています。通常、低粘度レジンには高い値が、粘度の高いレジンには低い値が適しています。これらの設定値が高すぎると、プリンターは1層目のプリントを開始する前に誤ったゴミ検出エラーを起こします。

外周オフセット

外周オフセットは、露出したパーツの外周と公称パーツの間のスペースです。露光が造形品と完全に一致する(オフセットが0)と、光が造形品の意図したエッジを超えて広がり、より大きく硬化します。Outer Boundary Offset(外側の境界オフセット)を正の値に設定すると、この広がりを考慮することができます。

外周オフセットパラメータが造形品に与える影響を示す図

照度、露光量、露光時間

他の多くのSLAスライサーでは、露光時間またはそれに類似した時間定数を使用して、各レイヤーの硬化時間を設定します。Formlabsでは、材料に照射されるエネルギー量として露光を使用しています。これにより、サポート材、タッチポイント、造形品本体など、さまざまな種類のフィーチャーに異なるエネルギー量を適用でき、プリンタ間で変更する必要がありません。露光量の一般的な計算式は以下の通りです。露光量(mJ)=照度(mW)×露光時間(秒)

露光時間に変換する必要がある場合は、Model Fill Exposure(モデル充填部への露光量)Irradiance(照度)のパラメータを使用して、ほぼ同等の露光時間を算出することができます。照射強度が高い場合、低出力プリンタよりもレジンの露光速度が速くなる可能性があることにご注意ください。

備考:

照度は、プリントの成功率を高める最も強力なツールの一つであり、カスタムプリント設定のトラブルシューティング時にFormlabsが最初に変更を推奨するパラメータの一つです。レイヤーの高さを下げると、ゲル化やパーツの結合など様々な問題が解決することが多いですが、造形時間が長くなります。この値を上げると露光時間が大幅に短縮され、造形時間も短くなります。