備考:
Form 3L/Form 3BLのレジンタンクにはRFIDチップが搭載されており、タンクで使用したレジン種および過去の使用履歴が保存されます。
FormlabsのSLA方式プリンタには、プリント中にレジンを自動的に供給し、レジンの消費量のトラッキングを行うレジンハンドリングシステムを搭載しています。プリントが開始されると、プリンタは、レジンカートリッジに入っているレジンの種類とレジンタンクの種類が一致していること、および消耗品が現在のプリント設定に適合していることを確認します。さらに、タンクやカートリッジに、開始しているプリントを完了させるのに十分な残量があるかどうかも確認します。このようなチェック機能より、よりクリーンで一貫したプリント工程を実現するほか、レジンタンクを手動充填するよりもミスを減らしながらプリントを完了することが可能になります。
レジンカートリッジ(Form 2、Form 3、Form 3L世代)
Formlabsのレジンはカートリッジに入っており、プリント中はカートリッジでレジン使用量を追跡しているため、ユーザー側での常時監視は不要です。
各レジンカートリッジの底面には、2つの長方形の銀色のパッドが付いたIDチップが付いています。IDチップには、カートリッジに入っているレジンの種類等のデータが入っています。カートリッジ内のレジン残量に関する情報もチップに蓄積されます。
Formlabs SLAプリンタにレジンカートリッジを装着してプリントを開始すると、プリンタはIDチップに保存されている情報を読み取り、使用中のカートリッジ内のレジンの種類が、装着しているレジンタンク内のレジンの種類やFORMファイルに記録されているレジンの種類と合致しているかどうかを確認します。
プリント実行中は、レジン供給システムがカートリッジからのレジン供給に関するデータをIDチップに書き込んでいきます。これにより、使用中カートリッジのレジン残量と、この残量がプリントジョブを完了させるのに十分かどうかをプリンタで確認できるようになります。

IDチップの隣にバイトバルブがあります。圧力がかかると、バイトバルブが少し開きます。同時にカートリッジの上部にある空気抜きキャップも開き、レジンがカートリッジからタンクに流れ出ます。


レジンカートリッジ(Form 4およびForm 4L世代)
Form 4およびForm 4L世代のレジンカートリッジにはIDチップは搭載されていませんが、メンテナンス不要のRFIDステッカーが付いています。プリンタがカートリッジを検出できない場合は、Formlabsサポートまたは正規販売代理店までお問い合わせください。
Formlabs SLAプリンタにレジンカートリッジを装着してプリントを開始すると、プリンタがRFIDステッカーに保存されている情報を読み取り、使用中のカートリッジ内のレジンの種類が、装着しているレジンタンク内のレジンの種類やFORMファイルに記録されているレジンの種類と合致しているかどうかを確認します。
プリント実行中は、レジン供給システムがカートリッジからのレジン供給に関するデータをRFIDに書き込んでいきます。これにより、使用中カートリッジのレジン残量と、この残量がプリントジョブを完了させるのに十分かどうかをプリンタで確認できるようになります。

IDチップの隣にバイトバルブがあります。圧力がかかると、バイトバルブが少し開きます。同時にカートリッジの上部にある空気抜きキャップも開き、レジンがカートリッジからタンクに流れ出ます。
レジンタンク
レジンタンクは、プリントに必要なレジンを入れておく容器です。積層の進行に伴い、タンク内のレジン量が徐々に減っていきます。タンクに補充するレジンは、レジンカートリッジから供給します。
レジンカートリッジと同様にレジンタンクにもIDチップが搭載されており、使用レジン種(以前に使用歴のあるタンクの場合)や過去の使用履歴が保存されています。新しいレジンタンクの初回使用時、プリンタがレジン種をIDチップに書き込みます。
備考:
Form 3L/Form 3BLのレジンタンクにはRFIDチップが搭載されており、タンクで使用したレジン種および過去の使用履歴が保存されます。
Form 2

Form 2スタンダードレジンタンクIDチップとForm 2レジンタンクLT IDチップをメンテナンスし、プリンターがレジンタンクを認識し、相互作用できるようにします。
Form 3/Form 3B

Form 3のレジンタンクIDチップをメンテナンスし、プリンターがレジンタンクを認識し、相互作用できるようにします。
Form 3L/Form 3BL

Form 3Lレジンタンクは、RFIDステッカーにデータを保存します。RFIDステッカーには、定期的なメンテナンスは不要です。
Form 4/Form 4B

Form4 レジンタンクではRFIDステッカーにデータを保存します。RFIDステッカーには、定期的なメンテナンスは不要です。
Form 4L/Form 4BL

Form 4Lのレジンタンクのデータは、RFIDステッカーに保存されます。RFIDステッカーには、定期的なメンテナンスは不要です。
レジンの検出
Formlabs SLAプリンタには、プリント中のレジンタンク内のレジンの量を測定する、レベルセンスという部品が搭載されています。プリンターがレジン量を追跡し、タンク内のレジン残量が少なくなるとその都度カートリッジからレジンを自動的に補充するように設計されています。タンク内のレジン量が低下しても、カートリッジが空にならない限りプリントが一時停止したり失敗したりすることはありません。
Form 2
Form 2のレベルセンスボードは、レジンタンクの後ろ側のZタワー底部に搭載されています。レジンタンク内のレジン液位を測定しています。

Form 3/Form 3B
Form 3/Form 3Bのレベルセンスボードは、レジンタンクの後ろ側(プリンタ背面左側)に搭載されています。

レベルセンスボードは、レジンタンク左側のミキサーケース内にあるフロートの位置を追跡しています。

Form 3L/Form 3BL
Form 3L/Form 3BLのレベルセンスシステムは、レジンタンクの背面右上に搭載されています。レベルセンスシステムは、レジンタンク内に向いてタンク内のレジン液位を測定しています。

Form 4/Form 4B
レベルセンスの超音波センサーは、レジンタンクの背面左上に搭載されています。

Form 4L/4BL
レベルセンスの超音波センサーは、レジンタンクの背面左上に搭載されています。

レジンの供給
カートリッジのフロア部分には、カートリッジのIDチップを読み取るスプリングフィンガーと、スプリングに付いている電動ディスペンスアームがあります。
備考:
Form 3LおよびForm 4Lプリンターのカートリッジのフロア部分には、カートリッジのIDチップを読み取るスプリングフィンガーとスプリングに付いている電動ディスペンスアームが2組あり、2本のカートリッジをプリンタに同時に装着することが可能です。


プリンタがレベルセンスシステムからの測定値を使用してレジンタンクへのレジン補充の要不要を判断し、レジンカートリッジの下にあるディスペンスアームを作動させます。
カートリッジフロアの下にあるディスペンスアームはモーターで駆動し、レジンカートリッジ底部にあるバイトバルブを絞ります。タンクにレジンが十分補充されると、ディスペンスアームに付いているスプリングがアームをタンクから引き離し、タンクへの供給を停止します。