プリンタに白い粉末(ラウロラクタム)が付着する(Fuse 1+ 30W)
プリンタに白い粉末(ラウロラクタム)が付着する(Fuse 1+ 30W)
説明
ラウロラクタムとは、Fuse 1世代のプリンターでナイロン材料を焼結した際に発生する、ふわふわした白い粉末です。この粉末自体は無害ですが、タッチスクリーンに付着すると画面が見づらくなることがあります。
Fuse 1+30WはFuse 1とは異なり陽圧で動作するため、わずかな空気漏れが発生する可能性があります。プリント中、ラウロラクタムがメインエンクロージャーのドアから漏れ出し、タッチスクリーンや周囲の板金に付着する可能性があります。ラウロラクタムの漏れを最小限に抑え、漏れが発生した場合は以下の手順で清掃してください。


メインエンクロージャのドアとドアラッチに付着したラウロラクタムパウダー。
ラウロラクタムが溜まった場合のクリーニング
ラウロラクタムが溜まった箇所を定期的に洗浄することで、さらなる蓄積を予防・緩和し、管理が容易になります。柔らかい布とエタノールを使って付着した粉末を取り除きます。
ビルドチャンバーのプラグのゴム状のカバーを拭き取ります。ゴムがプリンター筐体の中に折り込まれた状態になっていると空気漏れの原因となりますので、折り込まれていないことを確認してください。

ビルドチャンバーのプラグに接するエリアを中心に、ドアガスケットを拭きます。

赤外線センサーの点検とクリーニング
IRセンサーの上や周囲にラウロラクタムが付着すると、プリント中にパウダーの温度を測定できなくなり、硬いケーキ化や溶融などの不具合が発生する可能性があります。赤外線センサーと赤外線センサーのハウジングに、IRセンサーの視野に蓄積したラウロラクタムがないか点検します。
定期メンテナンス
Fuse 1+ 30Wの筐体の中でも特にラウロラクタムが付着しやすい部分を点検します。
ビルドチャンバーのプラグを確認する
ビルドチャンバーのプラグが緩んでいると、ラウロラクタムが蓄積する可能性があります。ビルドチャンバーのプラグが正しく挿入されていることを確認してください。正しく差し込まれるとカチッと音がします。漏れを最小限に抑えるため、プラグハンドルがプリンター筐体と同じ高さに収まっていることを確認してください。


ドアガスケットの点検
ガスケットに損傷や摩耗がないか確認し、ドアの密閉性に影響がないか確認します。ドアガスケットに隙間や摩耗があると、ラウロラクタムが蓄積する可能性があります。
ドアラッチの調整
ドアがしっかりと閉まらない場合は、必要に応じてドアラッチを調整して締め付けてください。
- 下部ホッパー側カバーを取り外し、4本のネジを緩めます。
- ラッチを後方に動かして調整します。
- ドアがきちんと閉まることを再確認し、ネジを締めてラッチを固定します。
