Form Mobileですべてのプリントを追跡し、PreForm Projectsですべてのジョブを整理整頓
Form Mobileですべてのプリントを追跡し、PreForm Projectsですべてのジョブを整理整頓
新型プリンタや材料、最新のソフトウェアアップデートなど、Formlabsのエンジニアは設計からプリントまでの工程を短縮するために常に開発を続けています。今回の2つの新リリースでは、大規模なジョブを開始前に整理し、開始後は進捗を追跡するなど、プリント準備と実行中の作業に対応しています。
Form Mobileアプリで、プリンタを手のひらに。進行中のプリント状況を監視し、どこからでもライブカメラ映像を確認したり、キュー内のプリントを開始したりできます。残り時間を確認するために作業場所を歩き回る必要はありません。
PreForm Projectsでは、ジョブ全体を1つのファイルにまとめることができます。プリンタ、造形方式、材料が異なる複数のビルドを1つのプロジェクトにまとめ、プロジェクト全体を一括して準備、保存、プリント、共有できます。
Form Mobileアプリが登場
急な作業も、急な会議も、発生する時は避けられません。Form Mobileアプリなら、プリンタの前にいなくてもシームレスに接続を維持できます。到着時にプリントが完了しているよう調整して開始したり、建物の別の場所から状況を確認したりできます。
Form Mobileアプリにより、以下が可能になります。
- プリント状況をリアルタイムで監視
- プリントキューとプリント履歴を表示
- キュー内または完了済みのプリントジョブを開始
- 進行中のジョブをライブカメラ映像で確認
- 保存済みのタイムラプス動画を表示・共有
- プリントの進行に合わせてプッシュ通知を受信
- Formlabsアカウントにプリンタを追加
アカウントへのプリンタ追加は1ステップ。デバイスに表示されたQRコードをスキャンするだけです。一度セットアップすれば、プリントのアップデートがプッシュ通知で届くため、残り時間を確認するたびにプリンタの近くまで行く必要がありません。
Form Mobileアプリは現在、Form Studio 1、Form 4、Form 4B、Form 4L、Form 4BLのSLA光造形プリンタに対応しており、近日中にFuseシリーズ SLSプリンタにも対応予定です。iOS版とAndroid版は、本日よりApp StoreとGoogle Playで提供しています。
PreForm Projectsでビルドをより効率的に整理
どのプロジェクトもさまざまなパーツでできており、その数がわずかで済むことはほとんどありません。アセンブリによっては、複数の異なる材料で造形した数十から数百個の造形品で構成され、各パーツの用途に応じて材料が選ばれます。
この規模のジョブを準備するには、モデルファイルのフォルダと個別ビルドの長いリストを用いながら、次第に複雑になる命名規則でそれらを関連付ける必要がありました。生産量の多いユーザーの場合、造形方式、材料、デザイン改良のバージョン、依頼元、など条件が急速に増えていきます。その結果、操作ミスが発生したり、Final_Final_Real_v2のような名前のファイルを何百件も探すために時間を失ったりします。
PreForm Projectsでは、複数のビルドを1つの包括的なプロジェクトにまとめ、ファイルとビルドを効率的に整理できます。複数材料を使うアセンブリ、素早い試作と改良、クライアントごとにパラメータが異なる定期ジョブでも、Projectsなら簡単に分類が行え、保存済みファイルから目的のビルドやパーツを探す時間を短縮できます。
1つのワークスペースで複数のビルドを管理
Projectsでは、複数のビルドを同時に開き、自由に切り替えられます。各ビルドには、パーツのインポート、準備、プリントを行う専用シーンがあります。そのため、複数のビルドにまたがるプロジェクトも、複数のファイルに分けず1か所で管理が可能です。
ビルドはワンクリックで追加でき、ビルド間のパーツ移動もクリックまたはドラッグだけで行えます。ビルドが埋まりすぎている場合は、移動するパーツを選択し、クイックアクションメニューから新規ビルドへと送ります。新規ビルドにも、プリンタの種類や材料など既存の造形設定を引き継ぐことができます。この設定は、歯車アイコンからビルドごとに変更できます。
つまり、1つのプロジェクト内で、あるパーツはFlex 80AレジンでForm Studio 1に送り、別のパーツはNylon 12パウダーでFuse 1+に送るといったことが可能になり、PreFormの一つのセッションですべてが完結します。
チームによるProjectsの活用方法
Formlabs社内ユーザーやPreForm Insidersによる広範なテストを経たPreForm Projectsがよく使われる用途として、SLA光造形方式とSLS(粉末焼結積層造形)方式の両方のパーツを必要とするアセンブリがあります。この場合も、1つのプロジェクト内で、プリンタ、造形方式、材料、改良のバージョンが異なるビルドファイルをグループ化できます。
例えば、Nylon 12パウダー、Nylon 12 Toughパウダー、Tough 1500レジン、Tough 2000レジンの中でどの材料が最適かを検証したい場合は、4つの材料をすべて「Tough Testing Project(Toughテスト用プロジェクト)」というプロジェクトにまとめておき、長いリストの中から探す必要なく何度でも同じグループのビルドを実行できます。
3Dプリントの受託メーカーやプリントショップでは、プリンタや材料が異なるビルドも顧客ごとにまとめられるようになり、数十から数百件の個別ファイルを選択しなくとも、PreFormで顧客のプリント履歴全体を表示できます。
PreFormのリアルなレンダリングモードで、プリント前に造形品を確認
新しいリアルなレンダリングモードでは、プリント予定の造形品を写真のようにリアルに表示できます。積層痕、サポート材のタッチポイント、その他の表面ディテールをすべて確認できるため、プリントを開始する前に向きやサポート材を調整し、希望通りの結果を得ることができます。
サポート材の表示を切り替えると、後処理が必要な表面を確認できるため、外観面やシール面のあるパーツで特に便利です。
最新機能を今すぐ使ってみる
作業手順を簡素化するツールの開発に取り組むFormlabsでは、お客様からのフィードバックを真摯に受け止め、製品をお客様の実際の作業方法に合わせて常に進化させています。Form Mobileは、どこにいてもプリンタを制御できるよう開発されました。ProjectsなどのPreForm機能は、PreForm Insider Programのユーザーによって最初にテストが行われます。これはベータ版として公開され、現在のPreFormバージョンと並行してインストールすることができます。すでに数百人のユーザーが、機能開発を行うチームへ直接フィードバックを寄せてくださっています。
あなたも、一緒に始めませんか?ご興味がある方は、Form MobileとPreForm 3.61をダウンロードするか、Insider Programにご登録ください。