Safety with Formlabs SLS products
Safety with Formlabs SLS products
この記事は、Fuseシリーズ製品を使用する際の安全性について、Formlabsのお客様から寄せられる最も多い質問への回答をまとめたものです。安全性評価には安全データシートを使用する必要がありますが、本記事では、SLSプリントに関して、最も多い安全上の懸念関連の質問に素早く回答しています。
FuseシリーズのプリンタとFuse Siftを使用する際に必要とされる、また推奨される個人用保護具(PPE)は何ですか?
一般的に、FormlabsのSLSパウダーのような微細な粒子を扱う場合は、目の保護具、浸透しない手袋、マスクの着用を検討してください。Formlabs製品の安全性や取扱い方法について詳しく理解するには、必ず安全データシート(SDS)を一次情報源としてご参照ください。
SLSパウダーを吸い込んだ場合、呼吸器への影響はありますか?
Fuseシリーズ製品の通常使用時に発生する浮遊粒子状物質の濃度は、推奨値および許容ばく露限界値を通常遥かに下回ることがわかっています。例えば、Formlabs SLS R&D施設での研究によると、Fuseシリーズ製品の通常使用時に発生する浮遊粒子状物質の濃度は、1部屋にプリンタが十数台設置されている場合でも、総微粒子状物質と呼吸可能微粒子状物質については許容ばく露限界値の2%未満、カーボンブラックについてはOSHA許容ばく露限界値の15%未満であることが示されています。Fuseシリーズ製品の通常使用は、OSHAの粉じんばく露規制に準拠しています。
この研究の詳細については、空気質と粉じんの危険性分析をご覧ください。[[英語]] [[ドイツ語]] [[スペイン語]] [[フランス語]] [[イタリア語]] [[韓国語]].
SLSパウダーを使用した場合、火災の危険性はありますか?
SLSパウダーを使用した場合、爆発の危険性はありますか?
Fuseシリーズ製品でSLSパウダーを使用したことによる爆発のリスクは非常に低いものです。
小麦粉やおがくずのような他の粉末同様、SLSパウダーも特定の条件下で爆発を起こす可能性はあります。しかし、Formlabsのパウダーの性質、機器に実装されている安全措置、粉じんの集積を防ぐための定期的な掃除によって、粉じん爆発の危険性は非常に低くなります。SLSパウダーの安全性に関する詳細は、空気質と粉じんの危険性分析をご参照ください。[[英語]] [[ドイツ語]] [[スペイン語]] [[フランス語]] [[イタリア語]] [[韓国語]]
一般的に、SLS パウダーを使用する場合は、パウダーを空気中に飛散させないようにします。集塵用に認可されたアース付き掃除機を使い、こぼれたり付着したパウダーを掃除し、使用しないときはパウダー容器をしっかりと閉めておいてください。パウダーの取り扱いについての詳細は、サポート記事または材料の安全データシートをお読みください。
Fuseシリーズで使用されているレーザーは安全ですか?
Fuseシリーズのプリンタは、プラスチックパウダーを溶かし、人の目や皮膚に接触があると怪我をするほど強力なClass 4レーザーを使用していますが、レーザー機器の中で最も安全なClass 1のレーザー機器です。
Fuseシリーズのプリンタは、レーザーが完全にプリンタ内に収納されているため、安全なClass 1指定を維持しています。連動装置により、ユーザーが機械を扱っている間はレーザーが発光しないようになっています。プリンタ内に加えられた安全センサーは、レーザー光を妨害する可能性のある外部物体や障害物の存在を検出します。障害物が検出されると、連動装置が作動してレーザーが自動的に停止します。また、プリンタはレーザーコンポーネントへの電力供給を継続的に監視しています。電力変動や異常が検出されると、システムは安全停止手順を実行します。これによって、ユーザーとプリンタ共に潜在的な危害や損傷から保護されます。こうしたシステムを無断で改良したり、システムが故障したりした場合、Class 4レーザー光を浴びる恐れがあります。この機器は、プリンタの通常動作中、ユーザーがレーザー経路に到達可能でないため、Class 1レーザー製品に分類されています。
Fuseシリーズのプリンタにはどのような安全機能がありますか?
Fuseシリーズプリンターには、想定される作業ハザードの軽減に役立つ機能がいくつか搭載されています。安全なユーザー体験を確保するための機能の一部は以下の通りです。
- HEPAエアフィルタがプリンタの排気口から微粒子を除去します。
- 連動装置により、ユーザーがプリンタチャンバーを扱っている間はレーザーの電源が入るのを防ぎます。
- ユーザーは、プリンタのタッチスクリーンに表示されるカメラ映像からプリントジョブが見られ、密閉されたプリント筐体を監視できます。
- 金属筐体には、静電気ショックや火花を防止するためにアースが取り付けられており、火災や爆発の危険性を低減しています。
- Fuse 1は、プリンタチャンバー内に浮遊する微粒子を封じ込めるのに、陰圧を使います。
- Fuse 1+ 30W は、気密設計で微粒子やガスが漏れるのを防ぐのに、部分陽圧を使います。
- Fuse 1+ 30Wは、パウダーの流れを良くするため、ホッパー内に回転式アジテーターを備えています。攪拌機はトルク制限付きで、人や物が経路に入ると攪拌を停止します。
Fuse Siftにはどのような安全機能がありますか?
Fuse Siftは、Fuseシリーズ製品の中で、ユーザーがSLSパウダーに最も接触する製品です。安全で便利にお使いいただくために、細心の注意を払って製造されています。Fuse Siftには、作業環境の安全性を確保するための機能が搭載されています。
- アクティブ換気機能:空気中に舞ったパウダーを、開梱エリアの背面に設置されたHEPAフィルタに吸い込みます。
- 真空はパウダーカートリッジの真上に引かれ、パウダー吐出中に作動して浮遊する微粒子を封じ込めます。
- 半密閉された開梱エリアに浮遊粒子状物質が入り、それらをHEPAエアフィルターに誘導します。
- アース付きの金属筐体は、静電気ショックや火花を防止し、火災や爆発の危険性を低減しています。
- ユーザーが高温のパウダーに触れることのないよう、ビルドチャンバーの温度は監視・表示されます。
- 照明は、パウダーに接触する熱源を避けるために、開梱エリアから物理的に分離されています。
- ミキサーはトルク制限付きで、人や物が経路に入るとミキシングを停止します。
- 内蔵のバキュームホースは、作業エリアを清潔に保つのに役立ちます。
SLSパウダーの安全な取り扱いに関する詳しい情報はありますか?
SLS用パウダーの安全な取り扱い方法については、各材料の安全データシートに詳しく記載されています。Formlabsの安全データシートは、https://formlabs.com/materials/#data-sheetsでご覧いただけます。
セットアップ中の安全を確保するには?
FuseシリーズプリンタやFuse Siftは大きくて重いため、お一人で移動または移設しないでください。どちらかの機械を移動させる必要がある場合は、最低でも2人で、付属の引き上げ用ストラップを使って動かしてください。
Fuse 1またはFuse 1+ 30Wを持ち上げたり、位置を変えたりしないでください。プリント筐体のドア、ホッパー、ホッパーの蓋、フィルタコンパートメント、フィルタドア、電源ケーブル、プリント筐体内のコンポーネントをつかんだり、引っ張ったりしないでください。
- 静止した状態で本体のいずれかの面を押す。
- 前回のプリントがビルドチャンバー内に残っているか、プリント筐体の中でまだ冷却中であること。
- 前回のプリントがプリント筐体の中でまだ熱い状態であること。
Fuse Siftを持ち上げたり、位置を変えたりしないでください:
- ワークスペースフード、ワークスペースリップ、ビルドチャンバーエンクロージャ、ビルドチャンバーロック、電源ケーブルをつかんだり、引っ張ったりしないでください。
- 静止した状態で本体のいずれかの面を押す。
- 高温のビルドチェンバーがまだビルドチェンバーの筐体内にあること。
注意すべき熱い表面はありますか?
Fuseシリーズプリンタのプリント筐体は、最高200°C(392°F)までの高温環境に対応できるように設計されており、中に高輝度ヒーターを内蔵しています。
高温のビルドチャンバーに触れる作業をする時は、付属の断熱性シリコン手袋を着用してください。ビルドチャンバーを数時間、またはビルドチャンバーの温度が45°C(113°F)以下になるまで冷やしてから、中のパーツを取り出してください。この手順に従わなければ、火傷や皮膚の熱傷などの怪我を負う恐れがあります。
イソプロピルアルコール(IPA)やエタノールなどの溶剤を使った洗浄に安全上の懸念事項はありますか?
換気の良い場所で、手袋を着用して触り、熱、火花、裸火に近づけないでください。エタノールやイソプロピルアルコールなどの溶剤は蒸発が早く、その蒸気は可燃性であるため、できる限り溶剤の容器は閉じておいてください。
可燃性の溶剤の取扱い方法については、必ず供給元から入手した安全データシート(SDS)を一次情報源としてご参照ください。
Fuse 1+ 30Wで不活性ガス環境を使ってプリントする場合、安全上の注意点はありますか?
Fuse 1+ 30Wでは、窒素をプリント筐体の不活性ガス環境として使用することができます。不活性窒素環境は、プラスチックパウダーの熱酸化劣化を防ぎます。窒素ガスはプリンタ内の空気中の酸素を置換するのに使用されます。窒素ガスがFuse 1+ 30Wのある部屋に放出され、既存の含有酸素(約21%)にとって代わった場合、重大な危険状況が発生する可能性があります。参考までに、米国労働安全衛生局(OSHA)は「酸素濃度が 19.5% 未満の大気は酸素欠乏であり、生命または健康に直ちに危険を及ぼす」としています。
Fuse 1+ 30Wで不活性ガス環境を使用する場合は、酸素レベルを監視するために、プリンタと同じ部屋にアラーム付きの酸素モニターを設置してください。
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