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Standard Resin Tankの損傷と消耗(Form 2)

Standard Resin Tankの損傷と消耗(Form 2)

標準レジンタンクの寿命は、プリント方法、レジンの種類、積層ピッチによって異なります。

Standard Resin Tankの弾性層は、タンクがプリントに使用される度に繰り返し照射されるレーザ光やプリント中に掛かる剥離力の影響で、次第に消耗していきます。

備考:

この下のサンプル画像は、Standard Resin Tankの弾性層を、タンクの底のアクリル窓を通じて見た状態を映し出しています。

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曇り

時間の経過とともに、レーザー照射が繰り返されることで、弾性層に曇りと呼ばれる不透明な領域が発生します。曇りの度合いは様々で、若干の曇りによって半透明になる状態もあれば、重度の曇りによって不透明になる状態に至ることもあります。

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微かな曇り
中程度の曇り
重度の曇り

Standard Resin Tankに曇ったところが現れると、その一帯を外したところにモデルを置くようにしてください。また、中程度に曇っている箇所でプリントするのも避けるようにしてください。最高のプリント精度と品質を求める場合は、中程度の曇りが出てしまったタンクは使用せず、新しいタンクに交換することをご検討ください。

穿刺や裂傷

レジンタンクの弾性層に穿刺または裂傷ができるのは、以下のような原因が考えられます:

  • 弾性レイヤーをスクレイピングする際に過度な力を加える
  • 弾性レイヤーに鋭利な工具を使用する
  • プリントの失敗
弾性層に溝、穴、切れ目があるタンクは交換が必要です。

弾性層がそのような状態で損傷していると、タンク内のレジンに向けて照射されるレーザ光が曲がってしまい、レジンを十分隈なく硬化できなくなる恐れがあります。弾性層に切れている箇所があったり、穴が開いていたりすると、レジンが弾性層の下にまで浸み込み、その中で硬化してしまい、その結果、プリントの品質が低下し、弾性層の傷みが更に酷くなる可能性もあります。

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弾性層の中央付近に削れ、穴や亀裂があるStandard Resin Tank

弾性層またはアクリルの光学窓に傷がつくと、レーザの光路が屈折するか遮断されてしまい、レジンを適切に硬化できなくなります。このような状態になると、プリントの精度や表面仕上げにも影響が出る恐れがあります。

レジンタンクの弾性レイヤーに傷がある場合は、傷のない部分でプリントするか、タンクを交換してください

ベストプラクティス

Standard Resin Tankが使用している間に次第に曇っていくのは通常の現象です。積層ピッチを低い値に設定すると、弾性層が早く曇り出します。積層ピッチを100ミクロンに設定してプリントしたレイヤと比べると、レーザ光が弾性層に当たる度合いは(50ミクロン)で2倍、(25ミクロンで)4倍に高まります。

スタンダードレジンタンクの寿命を最大限に延ばすために、以下のベストプラクティスに従ってください。

  • タンクにゴミがないか頻繁に点検してください。
  • うまくプリントできずにタンク内に残ってしまったレジンの破片や外にこぼれてしまった液状のレジンがある場合、直ちに取り除きます。
  • ビルドプラットフォームの違うエリアを使ってプリントすることで、レーザ光が当たる位置や弾性層に掛かる剥離力が万遍なく全体に分散させるようにします。
  • 造形品を角度をつけて配置することで、プリントの失敗や損傷のリスクを軽減できます。
  • パーツの積層ピッチを許容範囲の上限に近い厚さに設定して、プリントします。
  • タンクを損傷しないよう、Formlabsが推奨するクリーニング手順のみを使用してください。

上記以外の摩耗や損傷については、Formlabsサポートまでお問い合わせください。その際、使用しているレジンの種類をお伝えください。また、弾性層の損傷または消耗状態がハッキリと分かるように照明を当てた問題箇所の画像も送るようにしてください。

次に:スタンダードレジンタンクとレジンタンクLTの交換