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Fit Tuning (Form 4 and Form 4L generation)

Fit Tuning (Form 4 and Form 4L generation)

高精度が要求される活用法では、フィットチューニングにより求められる寸法精度をさらに高めることができます。

構成可能な設定のあるForm 4およびForm 4L世代のプリンターで、寸法フィットを最適化し造形品の精度を改善します。この値を増減することで、プリント中に水平方向の膨張率を補正し、歯科用修復ダイやその他の実製品用部品のフィット感をカスタマイゼーションすることができます。

すべてのプリンターで個別の検証が必要です。1つのプリンターで行ったフィットチューニングが別のプリンターでは機能しない場合があります。

必要な備品

推定所要時間:15分

  • ニトリル手袋
  • フィットチューニングテストブロック
  • グレード10、6mmボールベアリング

テストファイルのデータで造形する

備考:

この機能は、最新のファームウェアとPreFormのバージョンでのみ利用可能です。お使いのForm 4またはForm 4L世代のプリンターが最新版のファームウェアを使用しており、お使いのコンピューターで最新バージョンのPreFormが実行されていることを確認してください。

  1. テストしたいプリンターで最新のファームウェア(1.10.0以降)にアップデートします。
  2. お使いのコンピューターにPreFormの最新版をダウンロードします。
  3. お使いのコンピューターにテストファイルをダウンロードします。
  4. 少し前にダウンロードしたファイルをPreFormで開きます。最良の結果を得るためには、モデルをビルドプラットフォームの中央のデフォルトの位置から動かさないでください。
  5. フィットチューニングで調整したいプリンター、レジン、積層ピッチの値を選択します。
PreFormのフィットチューニングテストブロック
  1. 調整したいレジンの種類に合ったレジンタンクとレジンカートリッジをプリンターに装着します。
  2. プリンターのプリント準備が完了したら、オレンジ色の今すぐプリントを開始ボタンをクリックしてジョブをプリンターに送ります。そうでない場合は、キューにアップロードをクリックし、プリンターのタッチスクリーン上でプリントジョブを開始します。

造形品の後処理

備考:

通常のワークフローと同じ洗浄・二次硬化方法で安定した結果を得ることができます。造形したテストファイルに未洗浄のレジンが残っていると、フィットチューニングの結果に影響します。

  1. ビルドプラットフォームからパーツを取り出します。
  2. テストプリントを十分に洗浄します。
  3. 圧縮空気を使用して残っている溶剤を吹き飛ばします。
  4. 洗浄後、造形品が完全に乾いたら二次硬化に進みます。
  5. 選択したレジンの推奨設定で造形品を二次硬化します。
  6. 二次硬化の後、次のステップに移る前に造形品を室温まで冷やします。

フィットチューニングテストを実施する

フィットチューニングテストには、造形品とグレード10の6mmボールベアリングが必要です。ブロックの穴にボールベアリングを差し込み、最も望ましいフィット感が得られる地点を確認します。

ステップ1:モデルを理解する

プリンターによっては、テストの結果が+20, +10, 0, -10, -20のいずれかの値になることがあります。開始地点は+20と表示され、最も緩いフィット感になります。各穴は+20から-20に向かうにつれてきつくなります。

PreFormのフィットチューニングテストブロック

ステップ2:フィット感をテストする

6mmのボールベアリングを、+20と表示されているスロットに挿入します。ボールベアリングをブロックから抜きます。フィット感が緩くボールベアリングが容易に抜けてしまう場合は、ボールベアリングを次のスロットまで挿入してください。

ステップ3:フィット感の判断

ボールがスロットにしっかりと収まるまで、最も緩いスロットから最もきついスロットまで、各スロットでボールをテストします。

  • ボールベアリングがスロットに簡単にはまる、または軽く抵抗が感じられる程度で所定の位置に押し込むことができれば、有効なフィット感と言えます。
  • ボールベアリングをスロットに押し込むために一定の圧力を要する場合、またはボールベアリングがスロットに入らない場合は、別のスロットを試してください。

ステップ4:結果を検証する

フィット基準を満たすスロット位置が見つかったら、テストブロックの側面に表示されている数字がそのプリンターのフィットチューニング値となります。

テストプリントを調整する

ボールベアリングのフィット感がゆるすぎたり、どのスロットにも入らない場合は、フィットチューニングのテストプリントに調整が必要な可能性があります。

  1. ボールベアリングがすべてのスロットに簡単に収まる場合は、フィットチューニングを-30に設定します。
  2. フィットチューニングテストブロックを新しい値でプリントし、テストを繰り返します。
  3. 有効なフィット値が見つかった場合、最終的に入力するフィットチューニング値は2つのテストの値の合計になります。

例:

-30のテストでボールベアリングが-10のスロットにフィットした場合、正しいフィットチューニング値は-30 + -10 =-40です。

  1. ボールベアリングがどのスロットにも入らない場合は、プリンターを+30に修正してください。
  2. フィットチューニングテストブロックを新しい値でプリントし、さらにテストします。
  3. 有効なフィット値が見つかった場合、最終的に入力するフィットチューニング値は2つのテストの値の合計になります。

例:

+30のテストでボールベアリングが+10のスロットにフィットした場合、正しいフィットチューニング値は30 + 10 =+40です。

新しい設定を適用する

テストの結果を、テストブロックプリントに使用したプリンターに適用します。すべてのプリンターと材料で個別の検証が必要です。

  1. プリンターのタッチスクリーン上で歯車のアイコンをタップします。Settings(設定)画面が表示されます。
  2. Tools(ツール)> Calibration(較正)> Fit Tuning(フィットチューニング)の順にタップします。Fit Tuning(フィットチューニング)メニューが開きます。
  1. Callibrate a new material(新しい材料を較正する)をタップします。フィットチューニングテストに使用するレジンと材料バージョンを選択します。
フィットチューニングテストで「新しい材料を構成」画面
  1. テストブロックプリントに使用した積層ピッチを入力します。
積層ピッチを入力します。
  1. プリントしたテストファイルの結果を入力し、チェックマークをタップします。確認画面が表示されます。
測定されたオフセットを入力します。
  1. Confirm(確認)をタップします。この値は保存され、選択した材料と積層ピッチで今後プリンターを使用するすべてのプリントに適用されます。
フィットチューニングテスト画面。

備考:

テストプリントと同じ材料を使用した以前のジョブには、フィットチューニングテストで得られた新しい値の影響はありません。新しい値を適用した場合は、フィットチューニング値を調整した後にプリントジョブを再アップロードしてください。

  1. テストプリントを行います。出来上がった造形品を検査して寸法精度が向上しているか確認します。

手順の実施中に問題が発生したり、予期せぬテスト結果が出た場合は、Formlabsサポートまたは正規販売代理店までお問い合わせください。

以前のフィットチューニングの設定を編集する

以前に適用したフィットチューニングの測定値を編集するには、以下の手順に従ってください。

  1. Settings(設定)> Tools(ツール)> Calibration(較正)> Fit Tuning(フィットチューニング)の順にタップします。保存されているFit Tuning(フィットチューニング)設定が一覧表示されます。
  2. 編集したい設定をタップします。確認画面が開きます。
  3. 保存された設定が正しくなく、新たにフィットチューニングテストを実行する必要がある場合は、Reset(リセット)をタップします。プリンターが保存されている値をリセットします。
  4. 通常通りフィットチューニングテストを実行し、結果を評価します。
  5. 新しいテストを実行せずに保存されているフィットチューニング設定を更新する必要がある場合は、Edit(編集)をタップし、新しい値を入力して保存します。
テスト値の編集