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Form Wash V2の受け取りとセットアップ

Form Wash V2の受け取りとセットアップ

Form Wash V2の設置場所を決めます。Form Washが届いたらすぐに使用を開始できるよう、洗浄用の溶剤などの後処理用品を追加で購入しておきます。

Form Washのウォッシュバケットを溶剤で満たし、電源に接続し、溶剤内のレジンの濃度を測る比重計の較正が終われば、使用前の準備は完了です。

その他の必要な用具

以下の消耗品を別途ご用意ください。

  • ペーパータオルプリントや後処理の作業環境を常に清潔に保つために、ペーパータオルの予備を十分ご用意ください。
  • 溶剤SLA方式で3Dプリントしたパーツの洗浄に適する溶剤は複数あります。Form Washを受け取る前に、用途に最適な溶剤を15リットル購入しておいてください。溶剤の詳細および使用可能な溶剤の一覧については、Formlabsサポートをご覧ください。
  • 溶剤ポンプ:Formlabsの溶剤ポンプを使用すると、Form Washに溶剤を充填したり、空にしたりする際に、溶剤がこぼれるリスクを低減できます。
  • 個人用保護具(PPE):パウダーフリー、耐薬品性、使い捨て手袋(ニトリルまたはネオプレン)
  • TPMのみ: TPMには、比重0.962~1.000を測定できる比重計が必要です。

作業スペースの確保

Form Washの設置場所を決める際は、技術仕様書を参照してください。

Form Washの寸法は、315 × 293 × 405mmです。Form Wash本体の重量は8.6kgです。

Form Washを設置する場所は、以下の寸法を最低限確保できる場所を選んでください。

  • 幅: 40 cm
  • 奥行き: 40 cm
  • 高さ: 80 cm

Form Washは、18~28°Cの換気の良い部屋で使用してください。Form Washの安全上の注意事項に従ってください。

Form Washの開梱

Form Washは、本体の上下を発泡緩衝材で保護して段ボール箱に入れた状態で配送されます。上側の緩衝材には付属品も入っています。開梱作業時、Form Wash本体や付属品を点検し、破損や欠品の有無を確認してください。破損や足りない付属品にお気づきの場合は、Formlabs Supportまたは正規販売代理店にご連絡ください。

Form Washの開梱方法:

箱の上部から開けます。

  1. 付属品が入っている上側の緩衝材を持ち上げ、取り外します。
  2. Form Washの底を支えて、箱から取り出します。
  3. エレベーターを持ち上げ、バスケット底部をエレベーターに固定しているワイヤータイを取り外します。

注記:

本体の電源コードは、箱の中の発泡スチロールの上に入っています。電源ケーブルが見つからない場合は、別の箱に梱包されている可能性があるため、出荷されたすべての箱を確認してください。

注意:

電源を接続する前に、すべての梱包材を取り除いてください。梱包材や緩衝材は、装置の保証サービスを受ける時に必要になりますので、処分せずに保管しておいてください。再梱包の手順については、取扱説明書をご参照ください。

Form Washのコンポーネント

  1. エレベーターバスケットとビルドプラットフォーム・マウントアームの取付部を備えた、平らなプレート。造形したパーツの洗浄と自動乾燥の際に昇降動作します。
  2. ビルドプラットフォーム・マウントアーム:造形品をビルドプラットフォームに乗せたまま洗浄する場合に、ビルドプラットフォームを固定する調整可能なアームです。
  3. バスケットビルドプラットフォームから造形品の洗浄に使用する、取り外し可能なバスケットです。フック1個でエレベーターに固定した状態で昇降します。
  4. インペラーマグネットでForm Washに装着でき、洗浄サイクル中に溶剤を攪拌させることで造形品を洗浄します。
  5. ディスプレイForm Washの状態、洗浄時間、その他の設定オプションを表示します。
  6. ノブノブを回す/押すことで、洗浄時間の設定、洗浄サイクルの開始、一時停止、終了などの各操作を行えます。
  7. 外蓋:溶剤の蒸発を抑えます。非使用時は蓋を閉じておいてください。
  8. 内蓋:ウォッシュバケットから造形品を昇降させる時に溶剤がこぼれないよう、丁番で開閉する内蓋です。
Form Wash V2のコンポーネント
  1. ウォッシュバケット:溶剤を16.22Lまで入れることができる取り外し可能な容器です。底部のインペラーが回転して溶剤を撹拌します。
  2. 比重計イソプロピルアルコール(IPA)(またはその他同等の比重の溶剤)の使用時、IPAに浮かべてIPA中のレジン濃度を測定します(新しいIPAを用いた以前の較正値を基準とします)。他溶剤を使用する場合、異なる比重範囲に対応した比重計が必要になる場合があります。
  3. 電源:Form Washに電源を供給する。仕様:24V 2A。

Form Washの設置

Form Washを、近くに利用可能な電源コンセントのある清潔で平らな場所に起きます。

ウォッシュバケットの上限と下限ラインの間まで溶剤を満たし、比重計の較正が完了すると、Form Washをご利用いただけるようになります。プリントしたパーツをビルドプラットフォームに付けたまま洗浄、バスケットに移し替えてから洗浄、のいずれかを選択してください。

Form Washの使用を開始するには、下記の手順に従ってウォッシュバケットに溶剤を満たし、使用可能な状態にします。イソプロピルアルコール (IPA)を溶剤として使用する場合は、付属品にある比重計を校正します。比重計は、濃度90%以上の新しいIPA(または同等の比重を持つ他の溶剤)でのみ校正可能です。

電源を接続する

電源ケーブルと外部電源をForm Washと電源に接続します。

Form Wash V2に電源を接続する

注記:

Form Washには、ファームウェアのアップデート用のUSBポートが付いています。

ビルドプラットフォーム・マウントアームを取り付ける

Form Wash V2にビルドプラットフォームマウントアームを取り付ける

Form Washには、ビルドプラットフォームマウントアーム用のスロットが3組あります。上部ペア(1):高さ185mmまでの大型パーツ用。中央のペア(2):高さ120mmまでの中型パーツ用。最下段(3):高さ70mmまでの小型パーツ用。

ビルドプラットフォームマウントアームを取り付けるには:

  1. ノブを使ってRaise(上昇)を選択します。エレベーターがバケットから上昇します。
  2. Form Washには、ビルドプラットフォームのマウントアーム取付用のスロットが3組あります。各スロットについて、上段(1)は大サイズ(高さ185mmまで)、中央段(2)は中サイズ(高さ120mmまで)、下段(3)は小サイズ(高さ70mmまで)のプリント品に適しています。各段とも内側のスロットはForm 2またはForm 3のビルドプラットフォーム用、外側のスロットはForm 4のビルドプラットフォーム用です。それぞれに適したマウントアームの取り付け位置で使用してください。
  1. アームを、使用するビルドプラットフォームに適したスロットに差し込み、取り付けます。そのまま下にスライドさせて正しく固定します。
Form Wash V2のスロットにビルドプラットフォームマウントアームのタブを挿入する
ノブを使って
  1. Lower(下げる)を選択します。エレベーターがバケット内に下降します。

洗浄バケットに溶剤を入れる

Form Washに溶剤を入れるには:

  1. 外蓋を開けます。
  2. 洗浄バケットに溶剤を注ぐかポンプで注入します。注入量は、マウントアーム取り付けスロットの下段(小サイズのパーツ)は7L、中段は10L、上段は14Lです。15Lを超える溶剤を注入しないでください。
Form Wash V2の洗浄バケットに溶剤を注ぐ

比重計を較正する(IPAの使用時のみ)

Form Wash V2の比重計の構成部品

比重計の構成部品:

A. Oリング

B. Float

C. ハンドル

D. Tall wings(長いウィング)

E. 短いウィング

F. 重量

Form Washで洗浄溶剤としてIPA(または同等の比重を持つ他の溶剤)を使用する場合は、付属の比重計を校正してください。一度較正しておくと、この比重計を溶剤の交換時期の判断に使用することができます。

注意:

Form Washに付属の比重計は、TPMの比重を正確に測定することができません。洗浄に使用したTPMのレジン濃度を正確に測定したい場合は、0.962–1.000の比重を測定できる比重計をご使用ください。使用済みTPMの比重が1.000を超えると、最終洗浄用途として完全には効果を発揮できなくなります。

プリントしたパーツをTPMで洗浄する方法について、より詳しい情報をお求めの場合は、Formlabsが発行しているサポート記事Washing prints with TPM(TPMでプリントを洗浄する)をご参照ください。

比重計の較正方法:

  1. ハンドルを持ち、洗浄バケットの未使用のIPAに比重計を入れます。
  2. Oリングを、ステムのリブ部に沿ってフロート上部の短い羽根の位置までスライドさせます。
  3. Oリングをその位置に留めておきます。Form Washでの洗浄後に、比重計の羽根とOリングとの位置関係を見て、IPA内のレジン濃度をチェックします。
Form Wash V2の比重計の較正

洗浄バケットへの溶剤注入と比重計の校正が終了すれば、Form Washの使用準備は完了です。プリントしたパーツをビルドプラットフォームに付けたまま洗浄、バスケットに移し替えてから洗浄、のいずれかを選択してください。