技術白書
Warping (SLA)
Warping (SLA)
たわみとは、造形品が意図したものと異なる形状になるプロセスを指します。たわみは造形品全体に影響し、造形中、洗浄中、または二次硬化後に発生することがあります。
サポート材不足の造形品は、プリント中にたわみやたるみが生じやすくなります。レジンによって形成される各レイヤーは自重を支えるだけの強度がないため、ビルドプラットフォームからレイヤーが剥がれ落ち、造形品にたわみが発生します。
また、造形品の洗浄時、洗浄時間が長すぎると造形品が溶剤を吸収し、外周部が膨張してたわみが生じます。
二次硬化時に、熱や光にさらされることで造形品が収縮することもあります。造形品の片側だけが硬化した状態であったり、サポート材の数が不足していたりすると、造形品がたわむ原因になります。




症状
- 造形品が予期せず曲がっている
原因
- レジンの硬化不良
- 洗浄中の液体の吸収
- 造形または二次硬化中のサポート不足
トラブルシューティング手順
- レジンによって設計仕様が異なります。レジンごとの設計使用、プリント要件、テクニカルデータシート(TDS)については、材料概要をご参照ください。
- FORMファイルにサポート不足の箇所がないか確認してください。
- すべてのミニマが適切にサポートされていることを確認し、必要に応じてサポート材を追加します。
- タッチポイントのサイズがパーツをサポートするのに十分な大きさであることを確認してください。
- 造形品の洗浄に関するFormlabsのベストプラクティスに従います。造形品を長時間洗浄したり、溶剤に浸したままにしたりしないでください。
- 二次硬化の際は、Formlabsのベストプラクティスに従ってください。
- 二次硬化の前に、造形品を完全に乾燥させてください。
- 二次硬化中は、造形品にサポート材をつけたままの状態にします。
- 熱で二次硬化を行う場合は、二次硬化装置の中で造形品を予熱してください。
- 造形品のサイズが大きかったり、長かったり、サポート材が密集している構造であったり、部分的に厚かったり細かったりする場合は、その状態に合わせて二次硬化プロセスを調整してください。
- 上記の対策を行なってもたわみが発生し続ける場合は、問題の発生している造形品の写真とともにFormlabsサポートまたは公認サービスプロバイダにお問い合わせください。