Formlabs Form Studio 1 vs. Anycubic P1
光造形プリンタをお探しですか?Formlabs Form Studio 1とAnycubic P1を並べて比較します。
Formlabs Form Studio 1
基本情報
誰でも使えるプロ仕様の光造形3Dプリンタ
Form Studio 1は、Formlabsのプロ仕様のプリンタが備える造形速度、信頼性、造形品質を、誰もが手の届く価格のデスクトッププリンタで実現します。自動レジン供給、検証済みの造形設定、ワンクリックで完了するプリント準備など、トラブルシューティングに時間を取られることなく、ものづくりに集中できる設計です。Alphaレジンは、シャープで耐久性のある造形品を製作できる材料で、UL GREENGUARD Gold認証を取得しており、VOC低排出でご家庭でも安心してプリントできます。10年を超えるSLA光造形方式の経験と5億点を超える造形実績に支えられ、Form Studio 1はアイデアを形にします。
メリット
- 優れたコストパフォーマンス
- 超高速
- 造形の精密さと繊細なディテールの表現
- 非常に高い造形精度と造形品質
- 直感的なワークフローで使いやすい
- 一部のエンジニアリング用レジンも含む、検証済みの豊富なレジン
- 安全なレジンと造形品、UL GREENGUARD Gold認証取得済み
- 信頼性
- 専門スタッフによるカスタマーサポート
- Open Material Modeを標準搭載
- 洗浄・二次硬化装置あり
代表的な用途
- ホビー向けプロジェクト
- 模型や美術用小道具
- ミニチュア・フィギュア
- コンセプトモデル
- ラピッドプロトタイピング
- 機能確認用試作
- 製品用部品の少量生産
- ジュエリーの試作および鋳造
造形方式
Low Force Display™(LFD)
LFDはマスク式光造形(MSLA)方式の次世代3Dプリントテクノロジーで、剥離力を低減することで驚きの表面品質とかつてない精度を実現します。
造形速度
超高速
Alpha Fastレジン使用時は最大130 mm/時
スタンダードレジン使用時は40 mm/時
機能性材料使用時は10~20 mm/時
この速度を実現しながら、非常に高いプリント成功率を維持します。
光の照射強度
最大 6 mW/cm^2
XY軸解像度
35 μm
サブピクセル解像度を実現する事前調整済みのアンチエイリアス機能で、繊細でシャープなディテール表現を可能にします。
光源
同一波長のLEDを28個搭載したバックライトユニットと、平凸レンズで構成されたカスタムレンズアレイにより、高出力でも平行かつ均一な光を照射します。
剥離メカニズム
次世代の独自開発マイクロテクスチャ光学フィルムであるリリーステクスチャV2は、レジンタンクとライトプロセッシングユニット(LPU)の間に空気の通り道を作ります。改良されたFlexible Film Resin Tankは、2層の柔軟なフィルムを搭載。フィルムが硬化層の端から穏やかに剥がれることで、硬化層にかかる剥離力を低減します。流れる空気の量が増えることで、剥離力が一段と低減されます。
最大造形サイズ
200 × 125 × 235 mm
5.9 L
材料
Formlabsレジン9種類で検証済み、23種類に対応
検証済みの9種類の材料で、日常的な造形からエンジニアリング部品、ジュエリー鋳造まで幅広い用途に対応します。
6種類のAlphaレジンは、簡易モデルの高速造形から細部まで精緻な造形品の製作まで、汎用的なプリント用途に対応します。Alphaレジンは安全性を考慮して設計されており、Form Studio 1とVOC Extractorを使用した場合の化学物質の排出量の低さについてUL GREENGUARD Gold認証を取得しているほか、造形品はISO 10993に準拠した皮膚安全性認証を取得しています。
Tough 1500 V2レジン、Flexible 80A V2レジン、True Castレジンにより、Form Studio 1の用途が、機能確認用試作、柔らかな触感のパーツ、鋳造用原型の製作へとさらに広がります。
検証済みのFormlabs材料にはすべて、Form Studio 1でテスト済みの造形設定が用意されており、較正や試行錯誤を行うことなく、業界トップクラスのプリント成功率と信頼性を実現します。
その他の多くのFormlabsレジンもForm Studio 1に対応しており、自動レジン供給機能を利用できます。初期設定は提供されていますが、微調整が必要な場合があります。Form Studio 1にはレジンミキサーが搭載されていないため、造形結果や機械的特性がテクニカルデータシートの記載と異なる場合があります。
機能と使いやすさ
レジン自動供給機能
清潔で手間いらず:自動レジン供給により、手作業での注入や補充が不要。作業場を清潔に保ちます。
作業手順の効率化:レジン液面の検知と自動供給により、タンク内のレジンを適切な量に保ち、中断することなくプリントを進められます。
信頼性:正確で安定したレジン供給が、毎回のプリントの成功を支えます。
ライトタッチサポート
すべての材料に、ライトタッチサポートを使用する調整済みのサポート設定が用意されており、造形品に残る跡を最小限に抑えながら、サポート材を簡単に取り外せます。
サポート付きモデルをプリントする場合は、あらかじめ用意されているサポート付きモデル専用のFormlabs造形設定(Formlabs Print Setting:FPS)をご使用ください。
手頃な価格の自動後処理装置
Form Studio 1用に設計されたコンパクトで手頃な価格の洗浄・二次硬化装置、Form Studio Wash+Cure。Form WashやForm Cureもご利用いただけます。どちらもFormlabsの各材料に最適な設定があらかじめ検証されている自動洗浄・二次硬化装置です。
レジン加温システム
高出力ヒーター(最大45 °C)により、粘度の高いレジンの使用が可能になり、造形の信頼性が向上します。
工具不要で造形品を取り外し
Build Platform Flexなら、工具を使わずに造形品を素早く簡単に取り外せます。造形品を取り外す際の破損やけがを防ぎます。
リモートプリント
リモートプリントはPreFormから利用でき、キューに入ったジョブはFormlabs Mobileアプリから開始できます。
カメラ
2メガピクセル(1080p)のプリントカメラと照明機能の強化により、プリントのリアルタイム監視と美しいタイムラプスをあらゆる条件下で撮影できます。
アプリ
Formlabs Mobileアプリでは、リモートプリント、通知、モニタリング、プリント履歴の確認、ライブストリームやタイムラプス動画の閲覧機能を利用できます。
ソフトウェア
パワフルで使いやすい無償ソフトウェア
Formlabsの無償造形準備用ソフトウェアPreFormは、ワンクリックで造形に最適な向き、サポート材、レイアウトを自動的に提案します。必要に応じて手動で微調整することも可能です。
また、DashboardやForm Mobileアプリを使えば、プリンタ1台でも複数台でも管理でき、プリントの監視や材料・消耗品の追跡も可能です。
PreFormには、対応するすべてのFormlabsレジンと一部のサードパーティ製レジン向けの設定が用意されており、簡単かつ最適化されたプリントが可能です。
信頼性
プリント成功率99%
Form 4と同等のプリント成功率を想定しています。信頼性試験は現在実施中です。
改良されたリリーステクスチャと耐久性のある柔軟なフィルム式レジンタンクにより、プリント中の剥離力を最小限に抑えます。さらに、レジンレベルセンサーとZ軸荷重センサーを内蔵し、安定性と性能を確保しています。
問題が発生した場合はエラーメッセージにサポート記事のQRコードが表示されるなど、問題の早期解決をサポートします。
同クラス最高水準の精度
寸法公差:
- 1~30 mmのフィーチャー:± 0.5%(下限:± 0.08 mm)
- 31~80 mmのフィーチャー:± 0.2%(下限:± 0.08 mm)
- 81~150 mmのフィーチャー:± 0.03%(下限:± 0.08 mm)
サポート
プロによる専属サポート
Formlabsのすべてのハードウェアには、1年間の製品保証と専任チームによるメールサポートが付属しています。ステップバイステップのチュートリアル動画など、詳細なオンラインガイドもご用意しています。
サービスプランにご加入いただくと、保証内容を拡充し、偶発的な損傷の補償や専用の電話サポートなどの追加特典など、プリンタを安心してお使いいただくための追加特典がご利用いただけます。
コスト
$769~
本体価格$769〜には、プリントの開始にあたって必要な基本ツールと高度なソフトウェアへのアクセスが含まれます。
Form Studio 1 Flex Package($749)には、工具不要で造形品を取り外せるBuild Platform Flexが付属。Complete Package($948)には、洗浄・二次硬化を1台で完結できるForm Studio Wash+Cureが追加され、Professional Package($1,647)にはForm WashとForm Cureの自動後処理ツールが付属しています。
Formlabsの担当者またはオンラインストアから直接ご購入いただくか、Formlasbの正規販売代理店を通じてご購入いただけます。
企業情報
工業用途のマーケットリーダー
Formlabsは2011年にデスクトップサイズでのSLA光造形プリントを、2021年にはベンチトップサイズでのSLSプリントを実現しました。それ以来、プリンタの販売台数は15万台を超え、両方式の市場リーダーとなっています。Form Studio 1は、これまで5億点以上の機能部品を造形してきた実績ある技術を搭載した、第5世代の製品です。
Anycubic P1
コスト
ホビーユーザー向けの光造形プリンタ
Anycubicは、愛好家やプロシューマー向けに、高解像度スクリーン、加温機能付きレジンタンク、AIモニタリングを備え、デュアルマテリアルキットをオプションで追加できる多機能な光造形プリンタを提供しています。多くの低価格プリンタよりも使いやすいうえに信頼性が高く、Anycubic独自のホビー用レジンやスペシャルティレジン向けの推奨スライサー設定が用意されています。また、高い性能が求められる実用途向けに検証済みのエンジニアリンググレードの材料もいくつか用意されています。
メリット
- 造形の精密さと繊細なディテールの表現
- 直感的な作業手順で比較的使いやすい
- オプションで2色・2材料プリントも可能
- オープンシステム
- 洗浄・二次硬化装置あり
代表的な用途
- ホビー向けプロジェクト
- 模型や美術用小道具
- ミニチュア・フィギュア
- コンセプトモデル
- ラピッドプロトタイピング
- ジュエリーの試作および鋳造
造形方式
MSLA(マスク式光造形)方式
造形速度
より低速
平均25~35 mm/時
光の照射強度
改訂版では最大5 mW/cm^2
XY軸解像度
16.8 × 24.8 μm
光源
LighTurbo 4.0光学システムを搭載し、均一な光分布と正確なコリメーションを実現。
剥離メカニズム
AnycubicのWave Release Technologyは、同社によれば剥離力を最大60%低減する技術で、Formlabsの特許技術であるリリーステクスチャと非常によく似ています。
最大造形サイズ
223 × 126 × 230 mm
6.5 L
オプションのデュアルビルドプレートを使用した場合、各面のサイズは約66 × 126 × 195 mmです。
材料
選択肢が限られ、有害性の懸念があるレジン
Anycubic製のレジンはPhoton Workshop 4.0でプリセットされており、標準的なサードパーティ製レジンも使用できます。高速造形用レジンや弾性レジン、耐摩耗性BJDレジンなど、ホビー向けや特殊用途向けの材料を中心としたラインナップです。
Anycubic製のレジンには調整済みの設定が付属していますが、サードパーティ製のレジンでは露光と造形パラメータをユーザーが調整する必要があります。
Anycubicは、自社製レジンと推奨パラメータに基づいて性能を主張しており、臭気の抑制は別売りのAir Pure 2.0アクセサリに依存します。プリンタとレジンのいずれも、第三者機関による排出量認証は取得していません。
低価格のレジンは臭いが強く、換気が必要なほど多くのVOCを放出し、より有害性の高い化学物質を含む傾向があります。
オープンシステム
機能と使いやすさ
手動でレジン供給
汚れやすく手間がかかる:手作業でレジンを注ぐと、こぼれたり作業スペースが汚れたりするリスクが高まります。
作業手順が増える:レジンの残量を確認して手動で補充する必要があり、毎回のプリントに時間と手間がかかります。
信頼性にばらつきがある:手作業でのレジン注入では人為的なミスが起こりやすく、造形が失敗するおそれがあります。
基本的なサポート構造
Photon Workshopでは自動サポートが利用可能です。
基礎的な後処理装置
後処理ツールは使い勝手が劣るため、作業に時間がかかり、作業場が汚れやすく、手順も複雑になります。
レジン加温システム
高出力ヒーター(最大40 °C)により、粘度の高いレジンの使用が可能になり、造形の信頼性が向上します。
手作業による造形品の取り外し
造形品を取り外すには工具が必要で、造形品が破損したりユーザーがけがをしたりするおそれがあります。
リモートプリント
Photon Workshopを使ってリモートプリントが可能です。
カメラ
照明付きの480pプリントカメラを搭載し、リモート監視、タイムラプス動画撮影、AIによる造形失敗の検出に対応します。
アプリ
Anycubicは、リモートプリント、通知、モニタリング、プリント履歴の確認、Makeronlineモデルライブラリへのアクセスが可能です。
ソフトウェア
機能は限定的、無償
Anycubicの無料スライサーでレジンプロファイルをブランド別に整理し、ワンクリックでスライス、自動レイアウト、マルチプレートサポートを実現。
2槽式のレジンタンクで造形する場合は、左右それぞれに異なるレジンプロファイルを使用できますが、両側で同じ積層ピッチを使用する必要があります。
作業手順
プリント成功率は約75~86%
独立機関による検証では、低価格の光造形プリンタ2機種のプリント成功率は75%と86%で、Form 4に比べて失敗率が10~20倍高いことが分かりました。
造形失敗は、プロジェクトの遅延、レジンの無駄、再プリントのための追加作業につながり、プリント開始のたびに不安をもたらします。造形設定のチューニングでプリント成功率を向上させることは可能ですが、それには試行錯誤の時間とコストが必要です。
精度が変動
材料や造形設定によって大きく異なります。
作業手順
最小限のサポート
Anycubic製のハードウェアには3〜12ヶ月の限定的な製品保証が付属していますが、ユーザーに提供されるサポートはオンラインでのセルフサービス以外はほとんどありません。知見も限定的で、ユーザーがトラブルに対処する場合はオンラインコミュニティ等で情報を集めて独力で行う必要があります。
作業手順
$769~
$769からの価格には、プリントを始めるために必要な基本ツールがすべて含まれています。
作業手順
新興企業
Anycubicは2015年に中国の深圳に設立された企業で、ホビーや個人向けの光造形プリンタとFDMプリンタを開発してきましたが、Photon P1とP1 Maxでプロシューマー向けの製品にも進出しています。
プロ仕様の光造形3Dプリントを始めましょう。
Form Studio 1が選ばれる理由
超高速:ほとんどの造形品を2時間未満で造形
安全なプリント:低臭気、厳格なテスト済み、UL GREENGUARD Gold認証取得済み
優れた造形品:精細なディテールと高品質な材料
高い信頼性:Formlabsのプリント成功率99%*
オープン:どのレジンでも造形可能
*Form Studio 1のプリント成功率は、独立機関によるテストで98.7%と測定されたForm 4のプリント成功率と同等です。Form Studio 1の信頼性に関する最終試験は現在実施中です。
Form Studio 1の作業手順の概要
Form Studio 1トレーニングシリーズで使い方を学ぶ
開梱から初回プリントまでをサポートするトレーニング動画を公開しています。セットアップ、プリント、後処理の手順を確認し、3Dプリントを既存の業務にスムーズに取り入れる方法を学びましょう。