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プリントが失敗した原因を診断する(SLA)

プリントが失敗した原因を診断する(SLA)

プリントは時に、予想していた通りに完成しないことがあります。プリントが失敗に終わった時の一般的な症状の写真を見比べ、根本原因を絞り込み、失敗を繰り返さないようにするための防止策を講じます。

パーツの欠落

パーツの欠落とは、プリントしたパーツが完全になくなり、結果的にプリントが失敗に終わる現象のことで、プリント欠陥の一種です。この現象は、ビルドプラットフォームにほとんど何も残っていない時に発生します。

ラフトシルエットとは、プリント開始直後の初期のレイヤしかビルドプラットフォームに密着せず、ラフトまたは初期レイヤのシルエットが生まれる現象のことで、プリント欠陥の一種です。

プリントの全体または一部がビルドプラットフォームから離れてしまい、結果的にプリントが失敗に終わることがあります。

不完全または壊れているパーツ

層間剥離とは、硬化したレイヤが互いに分離する現象のことで、プリント欠陥の一種です。

造形品の未形成部分

未形成部とは、造形品の一部が正常に硬化しないプリント欠陥です。この現象は、素材が欠落している部位が、レイヤを重ねるごとに外向きに拡大する時に起こります。

カッピングによる破裂とは、パーツの窪みまたは空洞に穴が開き、パーツが破裂する現象のことで、プリント欠陥の一種です。

造形品に発生したピンホールの例

パーツの小さな部位が成形できなかったためにプリントが失敗に終わることがあります。プリントできずに生まれるこの空洞は、小さな穴、パーツを突き抜けるトンネル、またはパーツにできる切れ込みの形で現れることがあります。

不完全または壊れているパーツとは、プリントは「完了」しても、部分的に壊れているか、一部の塊が抜け落ちている現象のことで、プリント欠陥の一種です。

Form 3世代プリンターでのX軸レイヤーシフトの例

プリント中にモデルのレイヤーがビルドプラットフォーム上で左右にずれるプリント不良です。この歪みはX軸方向にのみ発生し、プリントジョブ内のすべてのモデルに同じように影響します。

不十分な表面品質

ビルドプラットフォーム上でラギングが発生したパーツ

ラギングとは、全体的または部分的に硬化したレジンが薄いフラップ状に変形し、プリントから水平方向にはみ出している状態のことで、プリント欠陥の一種です。

造形品のラッシング不良

ラッシングとは、プリントしたパーツの片側または両側に凸凹面ができる現象のことで、プリント欠陥の一種です。

寸法精度

過剰圧縮

過剰圧縮とは、ビルドプラットフォームとレジンタンクの間隔が狭くなることで、初期レイヤが非常に薄くなるプリント欠陥です。このプリント欠陥は、造形自体は完了するものの、造形品の高さが想定より低くなる状態です。

症状

  • ラフトが押しつぶされ、想定より薄くなる
  • パーツが特に取り外しにくい
  • ラフトが完全に平になり、サポートが想定より大幅に短くなる

ビルドプラットフォーム上のバリは、エレファントフットとも呼ばれるプリント欠陥で、造形品がビルドプラットフォームに接触している部分から余分に硬化した材料が外に向かって広がる現象です。