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レジンタンクの点検・クリーニング(Form 3L/Form 3BL)

レジンタンクの点検・クリーニング(Form 3L/Form 3BL)

Form 4世代のレジンタンクの性能を最大限に引き出し、耐用期間を過ぎるまで高品質のプリントを絶えず行えるようにするためには、Formlabsが推奨するメンテナンスとクリーニング方法に従ってお手入れを欠かさずに行ってください。レジンタンクとフィルムのクリーニングは、公認の薬品のみを使用し、正規のプロセスに従って実施する必要があります。

ヒント:

1つのプリントが終わり、次のプリントに移るまでの間に、レジンタンクの状態に問題がないかを確認するようにしてください。またレジンタンクをタンクケースに入れて保管する前も、同様の確認をしてから保管するようにしてください。プリントが失敗した後に残るパーツの残骸を除去し、タンクのクリーニングを実施します。

レジンタンクを点検する

最良のプリント結果を得るためには、レジンタンクを定期的に点検し、必要に応じて、クリーニングすることをお勧めします。光学面の汚れや軟質フィルムの損傷は、プリントが失敗に終わる原因になる可能性があります。

必要な備品:

  • 非反応性ニトリル手袋
  • タンクツール
レジンタンク内部の点検方法:

清潔なニトリル手袋を着用します。

  1. タンクツールを使って、レジンやフィルムに造形不良がないかを点検します。 造形に失敗する原因となる下記のいずれかの症状が見られるかを確かめます。その際、タンクを交換する必要があるほど、消耗が激しいかどうかも同時に確認します。
    • フィルムに硬化したレジンが付着している
    • レジンの中にゴミまたは失敗した造形物の残骸が浮遊している
    • フィルムに穴、切り口または削った溝ができている
    • フィルム層の間にレジンが挟まっている
  2. 必要に応じて、クリーニング手順 に従って、硬化したレジン、失敗した造形物、ゴミや沈殿した色素を取り除いてください。
  3. タンクから硬化したレジンを取り除くためにクリーニングメッシュを造形する
    • フィルムに中程度の摩耗や傷がある場合は、PreFormのLayout(レイアウト)をクリックし、今後の造形でモデルが摩耗や傷のある部分から離れるようにします。
    • フィルムが過度に摩耗または傷ついていて、その影響で、造形物の品質が劣化し始めたら、タンクを交換してください。
  4. ミキサーとフロートがタンクに正しく取り付けられていることを確認します。

レジンタンク外側の点検

レジンタンク外側の点検方法:

  1. 新しく清潔なニトリル手袋を着用します。
  2. レジンタンクの外側を目視し、レーザ光を分散させ、プリントの失敗または精度の低下の原因になる指紋、埃、汚れや傷がないかを確認します。
  3. 軟質フィルムに指紋、埃またはその他の汚れが付いている場合は、本書に記載されているクリーニング方法に従って、それをすべて取り除いてください。
    • 柔軟なフィルムの外側に中程度の摩耗や傷がある場合は、PreFormのレイアウトツールを使用して、摩耗や傷のある部分の外側にモデルを移動させてください。
    • 軟質フィルムの外側が過度に消耗または傷ついている場合は、新しいレジンタンクに交換してください。
    タンクフレームの点検方法:

  1. 新しく清潔なニトリル手袋を着用します。
  2. タンクフレームに汚れや不要なレジンが付着していないかを目視点検します。タンクフレームにレジンが付着していると、プリントの失敗やローラーホルダーの損傷の原因になることがあります。ローラーホルダーが汚れている場合は、サポート記事ローラーホルダーのクリーニング(Form 3L/Form 3BL)を参照してください。

レジンタンクのクリーニング

レジンタンクを硬化したレジンやその他の残留物が何も付着していない清潔な状態に保つと(特に軟質フィルムの表と裏の両面)、プリントの品質を長い間、高いレベルで維持し、プリンタの耐用期間も延ばすことができます。

警告:

レジンや溶剤は、皮膚刺激やアレルギー性皮膚反応を起こすことがあります。液体レジンやレジンが付着している表面、溶剤に触れる時は、手袋を着用してください。レジンが皮膚に付着したら、石鹸と水で念入りに洗い流してください。

必要な備品

レジンタンクの外側:

  • イソプロピルアルコール
  • 非反応性ニトリル手袋
  • PEC*PAD

レジンタンクの内部:

  • 非反応性ニトリル手袋
  • タンクツール

タンクフレーム:

  • 低繊維のペーパータオル
  • 非反応性ニトリル手袋

レジンタンク内部のクリーニング

レジンタンク内部のクリーニング方法:

  • プリント失敗:
  • 破片またはその他の汚れがレジンに混じっている時:
    • サポート記事レジンのろ過を参照してください。
    • うまくプリントできずにレジンタンク内に残ったパーツの破片はタンクの損傷原因になります。破片の無いきれいなレジンを使うと、プリントに失敗する確率が減ります。
  • レジンに色素が沈殿している時:
    • レジンの色素が軟質フィルムの内側に沈殿することがります。軟質フィルムの内側に沈殿した色素をミキサーの機能だけで十分にクリーニングできない時は、タンクツールも使って取り除くようにしてください。

レジンタンク外側のクリーニング

レジンタンク外側のクリーニング方法:

  1. 新しく清潔なニトリル手袋を着用します。
  2. レジンタンクに入っている液体レジンを不透明な容器に移し替えて、タンクを空にします。
  3. PEC*PADに純度の高いIPAを少量垂らします。
  4. そのPEC*PADで、軟質フィルムの外側に付着している不要なレジンやその他の汚れを拭き取ります。

備考:

軟質フィルムの内側の表面(レジンタンク内部)をイソプロピルアルコールまたはその他の溶剤で拭かないでください。

二層の軟質フィルムの間に液体レジンが閉じ込められたり、硬化したりしないようする必要があります。2層のフィルムの間にレジンが閉じ込められてしまうと、そのレジンタンクは使用できなくなります。

タンクフレームのクリーニング方法:

  1. 新しい清潔なニトリル手袋を着用します。
  2. タンクフレームに付着している不要なレジンやその他の汚れは、低繊維のペーパータオルで拭き取ってください。