備考:
機器の破損を防ぐために、サポート記事Choosing the right material(適切な材料を選定)に記載されているレジンタンクの互換性テーブルを参照し、お使いのレジンタンクに使用予定の材料との互換性があるかどうかを事前に確認してください。
備考:
機器の破損を防ぐために、サポート記事Choosing the right material(適切な材料を選定)に記載されているレジンタンクの互換性テーブルを参照し、お使いのレジンタンクに使用予定の材料との互換性があるかどうかを事前に確認してください。
Durable Resinは、衝撃や摩耗に強く、破損する前に大きく変形することができ、Standard系レジンやTough 2000 Resinと比較して摩擦係数が低いのが特徴です。Durable Resinは、ポリプロピレン(PP)または高密度ポリエチレン(HDPE)製品のプロトタイプの製作などにご使用ください。このレジンは、室温環境でこうした特性が求められる用途に最適です。
ポリプロピレンは、高い伸張性、変形性および/または耐衝撃性が求められる時に非常によく使われる素材です。ポリプロピレンの一般的な用途としては、歯ブラシ、車のバンパー、包装材や剃刀などが挙げられます。

歪みに対する耐性が高いレジンとして開発されたDurable Resinは、工業用製品のプロトタイプ製作に最適な素材です。耐衝撃性が求められる凹凸のあるプロトタイプ、ならびに見た目や感触がポリプロピレン製品に似たモデルを製作したい時に使用する素材としてご検討ください。Flexible Resinと同様、Durable Resinもある程度の柔軟性が求められる物体の造形に適しています。その一方で、Flexible Resinと違って、剛性もある程度維持したい時に使えるのが、Durable Resinならではの特長です。
最適な用途:
適さない用途:
備考:
Durableレジンの性能や特定の材料特性の詳細については、安全データシート(SDS)および技術データシート(TDS)を参照してください。Formlabsの材料の安全性や取扱方法の詳細は、SDSを一次情報源としてご参照ください。
他材料との比較
| Formlabs Durableレジン、二次硬化後 | ポリプロピレン | |
|---|---|---|
| 引張強さ(MPa) | 28 | 25~40 |
| 引張弾性率(GPa) | 1.0 | 1~1.5 |
| 伸び率(%) | 55 | 100~400 |
| 曲げ弾性率(GPa) | 0.66 | 1~1.5 |
| アイゾッド衝撃強さ(J/m) | 114 | 100~160 |
| HDT @ 0.45 MPa(°C) | 41 | 70~80 |
衝撃強度(面積あたりの力として表示)は、材料が破損せずに耐えられる力の大きさを意味します。試験片を振り子ハンマーで打撃して測定します。衝撃強度は、高応力が掛かる環境でも壊れずに耐えられるパーツを製作する必要がある時には非常に重視される特性です。車のバンパーなど、衝撃を受けても跳ね返す強さが求められる部品にポリプロピレンがよく使用されるのは、そういう理由からです。

FormlabsのDurable、Tough、Standard、High Tempレジンの伸びとIZOD衝撃強さの比較。
Durable Resinを使ってプリントする
断面が大きなモデルをプリントする時は、タッチポイントを最低でもデフォルトのサイズでご使用ください。デフォルトのサイズのタッチポイントならば、切れやすく、ほぼどのような形状でもしっかりと支えることができます。パーツが小さかったり、繊細な形状であれば、タッチポイントのサイズを下げることをご検討ください。
Durable Resinは非常に精細な特徴が施されたパーツのプリントには不向きです。小さな穴や隙間があるパーツをプリントする時にDurable Resinを使うと、そうした穴や隙間をレジンで塞いでしまうことがあります。
Durable Resinは、その特性上、スナップフィット式の部品、プレス式の部品または形状を最終的に変形させることを想定したパーツのプリントに適しています。Durable Resinを使ってプリントしたパーツの組み立てを容易にするために、パーツを他の組立部品と合わせる前に、ヘアードライヤーまたは熱線銃で加熱してから、合わせるようにします。加熱したパーツが冷えれば、強度ならびに他の組立部品との密接度も増します。
PreFormをインストールまたは最新バージョンに更新してから、次のプリントジョブをセットアップしてください。
PreFormでプリント用のモデルを準備するには:
仕上げ
Form Washは、造形品を溶剤が入った浴槽の中で攪拌しながら洗浄し、事前に設定した洗浄時間に達したら、自動的に造形品を取り出します。Form Washを使った造形品の洗浄方法は、サポート記事Form Washの時間設定に記載の手順をご確認ください。機械特性や生体適合性に関する要件に影響のある情報は、特に注意してご確認ください。
滑らかな仕上がりを実現するには、標準的なサンディング技術を使ってサポートの傷を研磨します。Durable Resinは低摩擦性の素材であるため、他のレジンに比べて、サンディングで仕上げ効果が現れるようになるまで時間が掛かる可能性が高いです。從って、少なくとも一回目のサンディングは、他のレジンを使ってプリントしたパーツよりも長めに行うようにしてください。
二次硬化の要件
Durable Resinは、その機械的特性を最大限に発揮できるようになるには、二次硬化させる必要があります。