備考:
造形設定を変更した場合、またはプリンターに登録されているパウダーの種類を変更した場合は、テストプリントを再実行し、X/Yスケーリングを較正し直してください。
FormlabsのすべてのSLS方式プリンタには、工場出荷前に厳密な校正を行っていますが、Fuse 1シリーズには、高精度が要求されるアプリケーション向けに寸法を最適化するための設定機能が搭載されています。
X/Y Scaling(X/Yスケーリング)は、Fuse 1向けの高度な校正ツールです。Formlabsでは、寸法精度と再現性を±150μmの公差範囲内で向上させるために、X/Y Scaling(X/Yスケーリング)設定を調整することを推奨しています。
フィットメントの調整を行うには、以下の手順を完了してください。
テストファイルのデータで造形する
プリンターの準備
テストファイルをプリントする前に、プリンターが最新のファームウェアを使用していることと、ビルドチェンバーが清潔な状態で装着されていることを確認します。
新たな調整を加える前に、必ずX/Y軸のスケール設定を工場出荷時の状態にリセットしてください。この手順を怠ると較正が不正確になることがあります。
PreFormでモデルを準備する


備考:
造形設定を変更した場合、またはプリンターに登録されているパウダーの種類を変更した場合は、テストプリントを再実行し、X/Yスケーリングを較正し直してください。
テストプリントの後処理
ビルドチェンバーの冷却
SLSで造形したパーツは、急激な温度変化に弱い性質があります。造形品にかかる熱応力を和らげるために、プリント後は筐体内で温度が下がるのを待ちます。プリント品を正しく冷まさないと、たわみが生じてX/Yスケーリング用に適さなくなることがあります。
Formlabsでは、X/Yスケーリング用テストプリントを入れた状態でビルドチャンバーを5時間30分以上放置してから、後処理を行うことを推奨します。
造形品の後処理
備考:
X/Yスケーリング用のファイルを実行すると、プリント品の上にFormlabsの蝶のマークも小さくプリントされます。Formlabsの蝶のマークは校正テストには必要ないため、破棄してかまいません。

X/Yスケーリング用テストプリントの測定
プリント後、冷却してブラスト処理したテストプリントの測定を行います。ノギスを使用して図に示す凹部間の距離を測定し、測定値をプリンタの画面に入力すると、Fuse 1が正確に校正を実行します。
テストプリントの測定
正確に測定を行うために:



新しい設定を適用する
プリンタのタッチスクリーンで、X/Yスケーリングツールにテストプリントの測定結果を入力します。
備考:
ユニットごとに差異があるため、寸法精度を調整したいプリンタとパウダーの組み合わせごとにX/Yスケーリング用のテストプリントを実行する必要があります。変更した設定はオフセットツールのプリントに使用したプリンタにのみ適用します。
プリンターの較正

備考:
プリンタは、値がモデルの公称寸法(30、60、または90mm)から1.5mm以内であることを確認します。範囲外の値や欠けている値のある場合は、タッチスクリーンに警告メッセージが表示されます。測定値が範囲外の場合:
トラブルシューティング
X/Yスケーリング使用中にエラーが発生した場合、テストプリントを再測定してプリンタのタッチスクリーンに新たな測定値を入力することをお勧めします。それでもエラーが継続する場合は、Formlabsサポートまたは正規販売代理店にお問い合わせください。