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Cleaning after a resin spill (Form 3/Form 3B)

Cleaning after a resin spill (Form 3/Form 3B)

レジンがこぼれた場合は、すぐに拭き取り、プリンタを点検し、プリンタの外観や機能への影響を最小限に食い止めるようにしてください。ここでは、レジンこぼれの主な原因やレジンこぼれを防ぐ方法についてご説明します。

ヒント:

レジンが広範囲にこぼれている場合や、レジンがプリンター内部にまで達している可能性がある場合は、プリンターのキャビティを清掃し、ディスプレイを取り外して残っている液体レジンを排出しますFormlabsサポートまたは正規販売代理店に連絡し、レジンがこぼれた箇所の写真を提供してください。

レジンがこぼれた直後の対処方法

プリンタを使用している間に、少量のレジンがプリンタの外側に付着する場合がありますが、影響はありません。こぼれたレジンがプリンタの内部にまで広がる場合は、クリーニングをより念入りに行い、プリンタがそのレジンで故障する可能性を調べ、その悪影響を最小限に抑えるためのサポートが必要になることがあります。プリンタ内にレジンが入り込むと、内部の重要な部品やコンポーネントが汚れるか、腐食する原因になる恐れがあります。レジンが非常に広い範囲にこぼれてしまった場合は、その状況全体が分かる写真を撮影し、その写真をFormlabsサポートまたは正規販売代理店に送り、適切な指示を仰いでください。

  1. プリントが進行中の場合は、Form 3/Form 3Bのタッチスクリーンでプリントをキャンセルします。
  2. その後、できるだけ早くレジンこぼれを拭き取ってください。
  3. レジンがこぼれた後すぐに拭き取ることが難しい場合、オレンジ色のカバーを閉めた状態にしておくと、環境光によってレジンが硬化してしまうのを防ぐことができます。

概要

警告:

レジンが肌に触れると、皮膚炎またはアレルギー性皮膚反応の原因になる恐れがあります。液体レジンまたはレジンが付着した表面に触れる際は、必ず手袋を着用してください。レジンが皮膚に付着したら、石鹸と水で念入りに洗い流してください。

推奨する備品:

  • ニトリル手袋
  • 石鹸と水
  • 低繊維のペーパータオルまたは使い捨てマイクロファイバークロス
  • 純度70%以上のIPA
  • 綿棒
  • PEC*PADs
  • Novus 1: Plastic Clean & Shine、または同様のプラスチッククリーナー
  • プラスチック製のヘラまたは同様のもの
  • 懐中電灯
  • 使い捨て注射器または薬用スポイト
推奨する備品:

プリンタを準備する

プリンタを点検またはクリーニングする時は、その準備として、プリンタの電源を抜き、プリンタに付いている消費財をすべて取り除きます。

  1. プリンタから電源ケーブルを外します。
  2. レジンの滴がプリンタ内の窪みに入り込まないようにするために、必ずビルドプラットフォームを先に取り外します。
  3. ビルドプラットフォームの表面にレジンが付いている場合はすべて拭き取ります。金属プレートに液体レジンがそのままこぼれたままにしておくと、環境光で硬化しまい、プレートに付着してしまう可能性があります。
  4. プリンタからレジンカートリッジを取り外し、カートリッジの空気抜きキャップを閉めます。
  5. レジンタンクを取り外し、ケースの中に入れ、タンクにプラスチックのカバーをします。タンクが漏れていないことを確認し、脇に置きます。
  6. レジンが非常に広い範囲にこぼれてしまった場合は、その状況全体が分かる写真を撮影し、その写真をFormlabsサポートまたは正規販売代理店に送り、適切な指示を仰いでください。

外側を点検・クリーニングする

プリンターの外側に付いた液体レジンは、プリンターを使い難くすることもあれば、作業に影響する他の表面を汚す原因になることもあります。レジンがカバー、シェルやポートにこぼれたら、きれいに拭き取るようにしてください。

オレンジ色のカバー

  1. オレンジ色のカバーの内側と外側の両方を調べます。
  2. カバーに液体レジンが付着している場合は、石鹸と水で湿らせたペーパータオルで拭き取ります。

シェル

  1. シェルに液体レジンが付着している場合は、レジンをペーパータオルで吸い取ります。その際、表面にレジンが付かないようにご注意ください。
  2. レジンがシェルの表面で硬化した場合、プラスチックのヘラを使って削ぎ落としてください。金属ヘラを使用するとシェルを傷つける恐れがあります。
  3. 外側の表面にまだレジンが付着している場合は、水と石鹸で念入りに洗い流してください。
Form 3/Form 3B

USBポート、イーサネットポート、電源コネクタ

Form 3 / Form 3Bのプラグ
  1. プリンタの裏にあるUSBポート、イーサネットポートと電源コネクタがレジンで汚れていないかを点検します。
  2. ポートまたはコネクタ内部までレジンが入り込んでいる場合は、少量のIPAを含ませた綿棒を使ってレジンを全て取り除きます。

カバーの下にあるコンポーネントを点検し、クリーニングする

カバーを開け、その下にある次の構成部品を点検します:タンクキャリアのレール、その周りを囲む上部シェル、タンクスプリングフィンガー、レベルセンスボード、ローラーホルダーとLight Processing Unit (LPU)の筐体。

タンクキャリアレールと上部パネル

  1. タンクキャリアと上部パネルをペーパータオルで軽く叩き、液体レジンを吸い取ります。その際、表面にレジンが付かないようにご注意ください。
  2. 石鹸と水で表面をきれいにしてください。
タンクキャリアのレールと上部シェルのクリーニング
  1. プリンタ内の窪みにこぼれたレジンが入り込んでしまったら、 Formlabsサポートまたは正規販売代理店にご連絡ください。

タンクスプリングフィンガー

  1. タンクスプリングフィンガーに付着しているレジンを、石鹸水で湿らせた綿棒で拭き取ります。スプリングフィンガーがレジンで汚れていると、タンクが検出できない原因になる恐れがあります。
Form 3/Form 3Bタンクスプリングフィンガー

レベルセンスボード

  1. レベルセンスボードにレジンが付着していないか点検します。レジンが付着していると、Form 3/Form 3Bがタンク内のレジンレベルを正しく検知できなくなる可能性があります。レベルセンスボードにレジンが付着している場合は、IPAを湿らせたペーパータオルを使ってそのレジンを拭き取ってください。
Form 3/Form 3Bのレベルセンスボード

Z軸を点検する

Z軸のアセンブリには、ビルドプラットフォームのキャリッジを動かすモーターと送りネジが含まれています。ビルドプラットフォームがスムーズ且つ正確に動くためには、モーターも送りネジも清潔な状態で保つ必要があります。また、Z軸には、今後またレジンがこぼれるのを防ぎ、そのリスクを最小限に抑えるのに役立ちドリップキャッチャーも含まれています。

Z軸タワーとドリップキャッチャー

  1. Z軸タワーにレジンの飛沫が付着している場合は、石鹸水で湿らせたペーパータオルまたは綿棒で拭き取ります。
Form 3/Form 3B Z軸タワー
  1. タワーの土台にあるドリップキャッチャーを懐中電灯で照らし、レジンがこぼれていないか目視で点検します。
  2. レジンこぼれが水溜まりのようになっている場合、シリンジやスポイトを使って吸い取ります。吸い取った液体レジンは適切な手順で廃棄処分するようにしてください。
  3. まだレジンが残っている箇所があれば、ペーパータオルに染み込ませるようにして可能な限り吸いとります。
  4. 吸い取り切れずに最後まで残ったレジンは、少量の石鹸水とペーパータオルで拭き取ります。

Z軸モーターと送りネジ

Form 3/Form 3B リードスクリュー
  1. 送りネジの下の方を懐中電灯で照らし、タワー最下部の内部にあるZ軸モーターを点検します。液体レジンが送りネジを伝ってベアリング機構の中まで流れ込んでいないか確認してください。レジンがベアリングまたはモーター部まで達している場合は、写真を取ってFormlabsサポートまたは正規販売代理店にご連絡ください。
  2. レジンが送りネジには付着しているもののZ軸モーターには達していない状態であれば、少量のIPAを染み込ませたペーパータオルまたは綿棒で送りネジに付着しているレジンを取り除いてください。

ヒント:

送りネジをIPAでクリーニングされている場合、プリントを再開する前に、Superlube with Syncolonという潤滑剤を、送りネジに塗り、ビルドプラットフォームが滑らかに動くようにしてください。

レジンタンクを点検する

レジンこぼれは、プリント失敗によって引き起こされる場合もあります。また、プリントが失敗するとレジンタンク内に硬化したレジンが残ってしまうこともあります。プリントを再開する前に、レジンタンクを点検し、必要に応じて、タンク内をきれいにしておきます。

  1. タンクツールを使って、レジンタンクを点検し、失敗したプリントの残骸や損傷している箇所がないかを確認します。
  2. 失敗したプリントの一部がまだタンク内に残っている場合は、タンクツールを使ってそれを取り除き、更にレジンを濾過します。
  3. タンク内の可撓フィルムの消耗または損傷が激しい場合、または亀裂ができ、そこから液体レジンが漏れ出している場合、そのタンクは廃棄してください。

ローラーとLPUを点検する

ローラーと光学窓に付着した液体レジンは、レジンタンクの底面を汚すので、その後のプリントの品質低下に繋がります。レジンがLPU内に入ると、プリントの光学部品が故障してしまい、交換しなくてはならなくなります。

メンテナンス位置にあるForm 3/Form 3B LPU
  1. プリンタの電源ケーブルをコンセントに差し込み、マシンの電源を入れたら、 レンチの形をしたアイコンをタップして Settings(設定) 画面をタッチスクリーンに表示させます。続いてMaintenance(メンテナンス) > Motor Moves(モーター移動)をタップします。Motor Moves(モーター移動)画面が表示されます。Left(左)(<)をタップしてそのまま保持し、レーザーユニットハウジングをプリンター庫内の中央位置まで移動させます。この画面ではその他、レーザーユニットハウジングをプリンター庫内の端から端まで移動させたり、ビルドプラットフォームキャリッジを操作したりすることが可能です。
  2. タッチスクリーンに、メンテナンスを続行する前に、プリントに接続されている電源ケーブルを一旦抜くように促すメッセージが表示されたら、その指示に従って、ゲーブルを抜きます。
  3. (LPUの筐体の上に取り付けられている黒い部品である)ローラーホルダー、レーザー光が通過するホルダー内の光学窓またはローラー自体に、レジンが付いていないかを確認します。

備考:

ローラーを素手で触らないようにしてください。ローラーに汚れが付いていると、それがレジンタンクの底面に移り、その後のプリントの品質が低下する原因になります。

Form 3/Form 3B ローラーホルダー
  1. LPUの筐体またはプリンタのどこかにレジンが付着している場合は、ペーパータオルですべて拭き取ります。レジンがこびり付いている場合は、必要に応じてイソプロピルアルコール(IPA)で湿らせたペーパータオルでこびり付いたレジンを溶かしながら拭き取ってください。
  2. LPU内にレジンが入ってしまっていることが(光学窓を通して)分かれば、Formlabsサポートまたは正規販売代理店に連絡して、その処理方法について追加の指示を仰ぐようにしてください。

清掃

常に安全データーシート(SDS) に従い、レジンおよびレジンが付着した資材を廃棄します。石鹸水の入った容器と汚れたペーパータオルまたは綿棒を数日、窓やその他の日当たりの良い場所に置き、レジンが環境光で硬化するようにします。レジンが硬化したら、通常の家庭ごみと一緒に廃棄できるようになります。

備考:

プリンターを電源に再接続する前に、すべてのコンポーネントを完全に乾かしてください。

Formlabs Supportに連絡する

レジンが大量にこぼれた場合、またはこぼれたレジンがプリンターの中にまで流れ込んでしまった場合は、 Formlabsサポートまたは正規販売代理店にご連絡ください。サポートリクエストには以下の情報を含めてください。

  • レジンがこぼれた箇所の写真
  • LPUハウジングをメンテナンス位置に移動させた状態でのプリンタキャビティの上からの写真
  • レジンの種類とバージョン
  • レジンがこぼれた時にプリントしていたFORMファイル
  • 診断ログ
  • こぼれた原因:
    • プリント失敗
    • レジンタンクの破損
    • レジンカートリッジのバイトバルブの破損
    • その他(追加情報を記載してください)

レジンこぼれを防ぐ

ここでは、レジンこぼれの主な原因とレジンこぼれを最大限に防ぐ方法についてご説明します。

レジンがこぼれてしまう原因はいくつかありますが、最も一般的な原因は、レジンタンク内に失敗した造形品の残骸が残っていた、レンジタンクが損傷していた、またはレジンカートリッジのバイトバルブが損傷していた、のいずれかです。

造形失敗

造形が失敗すると、造形品全体または一部がレジンタンクに落下することがあります。ミキサーによってそうした状態を検知したらプリンターが一時停止するよう設計されていますが、それでもレジンがこぼれてしまうことがあります。

プリント失敗を回避するために、Form 3/Form 3Bのベストプラクティスを実践してください。

レジンタンクの損傷

レジンタンクが損傷していると、レジンがプリンターに漏れる可能性があります。レジンタンクを適切に保管していない時(例えば、別のオブジェの上に重ね置きした時など)またはレジンタンクを手荒く扱った時(例えば、硬化したレジンを鋭利なツールで取り除こうとした時など)、タンクの底にある可撓フィルムに傷がつくことがあります。同様に、タンクに衝撃または強い力が加わると、レジンタンクのプラスチックのフレームが割れてしまうことがあります。可撓フィルムを点検する時は、プリンタの付属品として提供されているプラスチック製のタンクツールを使って行なうなど、レジンタンクの取扱いには常に十分注意を払うようにしてください。

バイトバルブの損傷

レジンカートリッジのバイトバルブが損傷していると、プリンターが過剰にレジンを吐出し、レジンタンクが溢れる可能性があります。こちらのリンクから、バイトバルブを点検・保護する方法をご確認ください。