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IBTレジンで造形する

IBTレジンで造形する

備考:

機器の破損を防ぐために、サポート記事Choosing the right material(適切な材料を選定)に記載されているレジンタンクの互換性テーブルを参照し、お使いのレジンタンクに使用予定の材料との互換性があるかどうかを事前に確認してください。

IBTレジンは、歯列矯正用ブラケットの間接ボンディングトレーの製造用に設計されたレジンです。透明で柔軟性のある素材ですので、ブラケットの装着や接着を容易に行えるようにブラケットをしっかりと保持します。この器具を使用と、矯正歯科医はすべてのブラケットを同時に装着して接着することができるため、診察椅子に座っている時間を短縮し、治療中の患者の負担を軽減することができます。

各症例の治療計画作りをデジタル化すると、物理的なモデルを用意する必要がなくなり、作業プロセスが効率化できます。この素材は、トレーを取り外す時に余分な力を加わっても、ブラケットの配置位置がずれることがなく、代わりにトレー自体が壊れるように設計されています。

IBTレジンは100ミクロンで造形します。

歯列矯正用ブラケット付きの間接ボンディングトレー

備考:

IBTレジンの性能や特定の材料特性の詳細については、安全データシート(SDS)およびテクニカルデータシート(TDS)を参照してください。Formlabsの材料の安全性や取扱方法の詳細は、SDSを一次情報源としてご参照ください。

必要な備品

Formlabs製:

サードパーティ製:

  • デスクトップ型スキャナ
  • 切削・仕上げ工具
  • デンタル設計用ソフトウェアまたは歯科技工所への外注
  • 不透明または琥珀色の器具保管用容器
  • CBCTスキャナ(オプション)
  • イソプロピルアルコール(IPA)≧96%

ワークフローの概要

備考:

本記事は、Formlabs 3Dプリンタで矯正用ブラケットの配置に使用する間接ボンディングトレーの製作方法を解説した記事 [en]の短縮版です。IBTレジンのワークフローの詳細については、アプリケーションガイドをお読みください。

スキャン

間接ボンディングトレーを3Dプリントするには、スキャナを使って患者の歯列の解剖学的データをまず収集します。CADソフトウェアの中には、CBCTデータが入手可能な時はそれを利用できるものもあります。

設計

歯列矯正用CADソフトウェアを使って治療計画を立て、間接ボンディングトレーを設計してからプリントします。歯科医療用CADソフトウェアには、STL形式のオープンファイルをエクスポートできるソフトウェアを選んでください。正確な設計手順はソフトウェアパッケージごとに異なりますので、詳細については各ソフトウェアのプロバイダにお問い合わせください。

プリント

備考:

機器の破損を防ぐために、サポート記事Choosing the right material(適切な材料を選定)に記載されているレジンタンクの互換性テーブルを参照し、お使いのレジンタンクに使用予定の材料との互換性があるかどうかを事前に確認してください。

PreFormをインストールまたは最新バージョンに更新してから、次のプリントジョブをセットアップしてください。

PreFormでプリント用のモデルを準備するには:

  1. モデルを開きます。
  2. レジンの種類とそのバージョン、希望の積層ピッチを選択します。
  3. 細部のディテールを維持できるよう、モデルの向きを調整します。
  4. サポート材を生成します。
  5. プリンタにプリントジョブを送信します。

器具の凹面は、必ずビルドプラットフォームと逆方向に向くようにしてください。バータイプの器具であれば、ビルドプラットフォームとフラットな方向に配置することができます。

ビルドプラットフォームとフラットな方向に配置されたバータイプの器具

オフセットタイプの器具は、ビルドプラットフォームと平行に、または最大45°の角度を付けて配置してください。位置が決まれば、PreFormでサポート材を自動的に生成します。

備考:

不要なサポート材が生成されないようにするには、Internal Supports(内部サポート材)のチェックを外します。

PreFormで方向付けされたオフセットタイプのアプライアンス

備考:

IBTレジンの完全な適合性と生体適合性を確保するためには、専用のレジンタンク、ビルドプラットフォーム、Finish Kitを使用する必要があり、他のレジンとの併用はできません。

仕上げ

Form Washは、造形品を溶剤が入った浴槽の中で攪拌しながら洗浄し、事前に設定した洗浄時間に達したら、自動的に造形品を取り出します。Form  Washを使った造形品の洗浄方法は、サポート記事Form Washの時間設定に記載の手順をご確認ください。機械特性や生体適合性に関する要件に影響のある情報は、特に注意してご確認ください。

モデルが中空であったり、内部にチャネルがある場合は、液体レジンがこれらの部分から完全に洗い流されていることを確認してください。

二次硬化の要件

IBTレジンは、最適な機械的特性を得るために二次硬化が必要です。二次硬化を行う前に、プリントしたパーツを洗浄後、少なくとも30分間は空気乾燥させます。

二次硬化の設定については、Formlabsが提供するサポート記事Form Cure time and temperature settings(Form Cureの時間と温度設定)をご参照ください。

器具にサポート材が付いている場合は、Finish Kitに付属のフラッシュカッターまたは鋭利なハサミを使って取り外します。

間接ボンディングトレーからサポート材を取り外す

その他資料