備考:
Tough 1000レジンの性能や特定の材料特性の詳細については、安全データシート(SDS)および技術データシート(TDS)を参照してください。Formlabsの材料の安全性や取扱方法の詳細は、SDSを一次情報源としてご参照ください。
Tough 1000レジンは、延性と耐衝撃性に優れ、高密度ポリエチレン(HDPE)に匹敵する強度・硬度・靭性を持つ材料です。摩耗や疲労への耐性が非常に高く、長期的な耐久性と実用性を実現します。
Tough 1000レジンは、耐衝撃性と耐摩耗性に優れ、破損する前に大きく変形することができ、他のレジンと比較して摩擦が少ないのが特徴です。Tough 1000レジンは、耐久性を必要とする実製品用途や、最終的に高密度ポリエチレン(HDPE)で製作する部品のプロトタイプにご使用ください。

Tough 1000レジンで造形したパーツは、Delrin(POM)と同等の潤滑性を持ち、摩耗や傷がつくことなく互いに滑らかに動くことができます。ヒンジ、ギア、治具などの可動部品の製作に最適な材料です。
Tough 1000レジンは、Durableレジンの後継品として、耐熱性、クリープ抵抗性、耐老化性が向上しています。造形品の角や端がたわんだり、たるんだりしにくい。

備考:
Tough 1000レジンの性能や特定の材料特性の詳細については、安全データシート(SDS)および技術データシート(TDS)を参照してください。Formlabsの材料の安全性や取扱方法の詳細は、SDSを一次情報源としてご参照ください。
Recommended for
Parts requiring high impact strength
Prototyping parts that will be made out of HDPE
Parts that require a low-friction surface, like ball joints
Parts that need to bend, compress, or deform without cracking
Hinges and other functional parts that see repeated stress and wear
Not recommended for
Parts that will be used in elevated temperature environments
Constant loading
他材料との比較
Tough 1000 Resinは、Tough 1500 ResinやTough 2000 Resinと並ぶFormlabs Toughファミリーのレジンです。その名の通り、3つの中で引張弾性率は最も低いですが、破断伸びは最も高いです。HDPEと同様の性能を持ち、弾力性、強度、汎用性に優れた材料です。

| レジン | Tough 1000レジン(2次硬化後) | Tough 1500レジンV2(2次硬化後) | Tough 2000レジンV2(2次硬化後) | HDPE、押出シート(McMaster-Carr) |
|---|---|---|---|---|
| 引張強さ(MPa) | 26.3 | 34 | 40.4 | 30 |
| 引張弾性率(MPa) | 932 | 1,460 | 1,800 | 1,000 |
| 破断時伸び(%) | 180 | 155 | 79 | 100 |
| ガードナー衝撃強さ@ 1/32 in (0.8 mm) (J) | 13.1 | 5.9 | 1.6 | 5.4 |
| 破壊仕事量(J/m2) | 3200 | 1,011 | 305 | 未試験。文献より、約5,000~6,000 |
| 荷重たわみ温度@0.45MPa(ºC) | 55.3 | 66 | 70 | 未試験文献によると、約70~90 |
各Formlabsレジンの性能特性の詳細については、材料特性データシートをご参照ください。タフネスの指標について詳しくは、タフネスの測定方法の記事をご覧ください。
Tough 1000レジンで造形する
プリントを開始する前に、Tough 1000レジンでプリントしたパーツはビルドプラットフォームに強く付着する可能性があることにご注意ください。特に、以前に他のレジンで使用したビルドプラットフォームを使用した場合や、プリント面に大きな傷がある場合は、付着力が強くなる傾向があります。造形品をビルドプラットフォームから取り外すのが難しくなったり、造形品やラフトの底面に白化が見られることがあります。これを防ぐために:
それ以外に、Tough 1000レジンでの造形に特別な準備や工程は必要ありません。PreFormをインストールまたはアップデートし、プリントジョブを設定します。
PreFormでプリント用のモデルを準備するには:
カートリッジシムの造形と取り付け
Toughファミリーの最新レジン(Tough 1000レジン V1、Tough 1500レジン V2、Tough 2000レジン V2)を使用すると、時間の経過とともにレジンカートリッジのバイトバルブが膨張します。バイトバルブが膨張していると、特にカートリッジの寿命が近づくにつれてレジンの供給が遅くなります。限定的かつ少数のケースではありますが、バイトバルブが最終的にレジンカートリッジから完全に脱落し、レジン漏れにつながることがあります。
レジンカートリッジのロット番号が20251022以降の場合、レジンがこぼれるリスクはないため、バルブが膨張しても吐出不良を軽減するシムを造形できます。バルブの膨張による供給の中断を防ぐため、Formlabsではこのシムの使用を推奨しています。
Notice:
If your resin cartridge’s lot number is earlier than 20251022, do not add a shim. Use it as normal until the printer displays Error 1.227.5 or Error 1.227.6, pour resin from the cartridge into the resin tank until the resin level reaches the maximum fill line marked on the resin tank frame, then discontinue use of the resin cartridge and contact Formlabs Support.

カートリッジシムの取り付け方法:




洗浄に関する推奨事項
SLA光造形方式でプリントした造形品は必ず、表面に残った余分なレジンを洗浄する必要があります。Formlabs SLAプリンタには、造形したパーツを手作業で洗浄するためのFinish Kitが付属しています。Formlabsでは、溶剤バスを攪拌し、設定した時間が経過した後にバスから造形品を取り出す自動洗浄装置のForm WashやForm Wash Lも提供しています。
サポート記事Form Wash/Form Wash Lの時間設定に記載の内容に従って造形品を洗浄します。機械特性や生体適合性に関する要件に影響のある情報は、特に注意してご確認ください。
最良の表面品質を得るために、Formlabsでは、Tough 1000レジンで造形したパーツを取り扱いや二次硬化の前に少なくとも30分間自然乾燥させることを推奨しています。また、圧縮空気を使って乾燥を早めることもできます。
二次硬化の要件
Tough 1000レジンは、その機械的特性を最大限に発揮できるようになるには、二次硬化させる必要があります。二次硬化の推奨事項については、お使いのマシンの時間と温度の設定を参照してください。